レインウェアおすすめ人気18選【バイクやゴルフにも使える】
雨の日に欠かせないレインウェアは、上下セパレートタイプのレインスーツ・もっとも見慣れたレインコート・ 頭からかぶるレインポンチョの3種類に分けられます。登山やキャプなどのアクティビティに使うなら、ワークマン・コロンビア・パタゴニアなどアウトドア用品メーカーから多数販売されています。
しかしゴアテックスやメーカー独自の機能的な素材を使ったアイテムが複数あり、どれを選ぶべきか迷う方もいるのではないでしょうか。今回は機能性や着用シーンにあわせて、レインウェアの選び方を解説します。おすすめ商品もピックアップしたので参考にしてください。
目次
レインウェアの防水性から選ぶ
レインウェアの防水性を表すのは、素材がもつ耐水・撥水・漏水性です。加えて透湿性の指標も参考になります。防水性はJIS L1092、繊維製品の防水性試験方法により規格化されています。
レインウェアに欠かせない耐水性
耐水性は、低水圧法(単位mm)・高水圧法(単位kPa)の試験が行われます。レインウェアに使われる素材が水のしみ込みをどの程度防げるかを示し、いずれも数値が高いほど耐水性に優れています。
日常的に使われる傘の数値は250mmほど。 しかしレインウェアは、小雨でも300mm以上・大雨に耐えるなら10,000mm程度の耐水圧が必要です。体を動かしたり腰掛けたりするとき、布地に圧力がかかり水がしみ込みやすいため、高い数値を求められます。
水をはじく撥水性と浸透を防ぐ漏水性
耐水性が高ければレインウェアの内部に雨水が浸入することはありませんが、撥水性が低いとウェアの表面が保水して動きにくくなります。雨が水玉になってコロコロ転がり落ちるのが、生地の理想的な状態です。撥水性は汚れを放置すると低下していくので、レインウェアの取り扱い表示にしたがって正しく手入れをしましょう。
漏水性は、雨試験によって行われます。防水布に関しては、15分間の人口雨に耐えられるかを測定しています。耐水性・撥水性・漏水性の3つをクリアしているレインウェアは「撥水:水をはじきやすい」との表示が可能です。ただし「洗濯後は撥水効果がなくなる」と加えてある場合は防水性が継続しません。
快適さを決める透湿性
透湿性は湿気を逃がす機能のことです。レインウェアは外から入り込む雨水をシャットアウトしながら、人間の体が放出する汗や蒸気を外へ逃がすことも求められます。透湿性が高いと、蒸れずに汗でべたつきにくく不快感がありません。24時間に布地1㎡が何gの湿度を透過する能力があるかを示す場合、単位はg/㎡/24hrsで表されます。試験方法は2つあり、いずれも数値の高い方が優秀です。
レインウェアの素材から選ぶ
機能的な防水透湿性素材としては、防風性にも優れたゴアテックスが有名です。生地の構造や素材の組み合わせにもよりますが、防水性の数値は耐水圧50,000mm以上・透湿25,000〜98,000g/㎡・24hrsをほこるものもあります。本格的な登山やトレイルランニング(トレラン)をする方にも安心の素材です。
各メーカー独自開発の防水透湿性素材
ゴアテックスほどの高機能を求めていない方は、各メーカーが開発したゴアテックスより安価な素材を選びましょう。たとえばノースフェイスは、防水性を維持しながら高い通気性・ストレッチ性を保つFUTURE LIGHT(フューチャーライト)を開発しています。雨天でもスポーツを楽しみたい方に最適です。
●ミズノの透湿防水素材ベルグテックEX
ベルグテックEXは日本のスポーツ用品メーカー、ミズノが独自開発した高機能素材です。生地が3層構造になっていて、耐水圧30,000mm以上・透湿約16,000g/㎡/24hrsを実現しています。
●モンベルの防水透湿性素材ドライテック
ドライテックは日本のアウトドア用品メーカー、モンベルが独自開発した高機能素材です。ミズノ同様に3層構造で、耐水圧20,000mm以上・透湿8,000~20,000g/㎡/24hrsの数値があります。
レインウェアの使用シーンから選ぶ
どの使用シーンにおいても重要なのは、安全性に配慮することです。
バイク・ロードバイク・自転車に乗るとき
透明なつば付きフードや首の向きにあわせて動くフードは視界が確保でき、交通事故防止に繋がります。反射材付きのレインウェアなら、薄暗い場所でも車からの視認性が高まり安心です。走行スピードにより雨の水圧が強くなるため、耐水圧の高いものを選びましょう。
前面から雨をうけるので、レインウェアのすき間から雨が浸入しないよう、手首・足首を面ファスナーで留められたりフードをヒモで調節できたりすると便利です。リュックを背負ったまますっぽりと覆えるデザインは、荷物が濡れるのを防げます。
●スピードが出るバイクは大きすぎないサイズを選ぶ
もっともスピードが出るバイクは風にあおられると走りにくいため、大きすぎないサイズ選びをこころがけましょう。ポンチョタイプのようにゆとりがあるウェアは、リュックを覆える利点はあるものの避けるべきです。
●自転車の傘差し運転は道路交通法違反
片手で傘をさしながら自転車を運転するのは道路交通法違反です。埼玉県の場合では、5万円以下の罰金が課される可能性があります。ゆったりとした作りのポンチョタイプは、駅へ着いたら電車へ乗車する前にサッと脱げて便利です。電車内で発汗するのを防げ、通勤・通学に駅まで自転車を使っている方に向いています。
ゴルフ・釣り・登山などのアクティビティ
身体を大きく動かすシーンではストレッチ素材のレインウェアを選んで、動作をさまたげないようにしましょう。トレランやロードバイクなど汗をかくスポーツや登山では、発汗・蒸れ対策のため、透湿性が高い素材を選ぶことも重要です。裏地がメッシュでポケットそのものがベンチレーターになっているウェアを選ぶなど、雨の日も快適にアクティビティを楽しめるよう工夫しましょう。
●軽い登山やトレッキングには軽量なアイテムを
山の天気は変わりやすいので、雨が降っていないときでもレインウェアをリュックに入れて持ち運ぶのがマストです。軽量で、専用袋へコンパクトにおさまるタイプだと、荷物になりません。本格的な登山では、レインウェアも命を守る大切なアイテムです。軽いものや安いものより、ゴアテックスのように信頼性のあるウェアを選びましょう。
色・デザインで選ぶ
バイクや自転車で使う場合は、安全のために目立つ色を選ぶのがおすすめです。登山の場合も視認性の高い色が安全性向上に役立ちます。メンズ向けレインジャケットは、普段使いもできるスポーティーなデザインのものも多数発売されているのでスマートに着こなしましょう。レディース向けは最近人気のレインポンチョに、明るいカラーやこだわりプリントデザインといった雨の日も明るい気持ちですごせるアイテムが充実しています。
【メンズ向け】レインウェアのおすすめ8選
男性向けのレインウェアをピックアップしてご紹介します。通勤のほか、釣り・バイクなどのアウトドアやレジャーシーンでレインウェアを使用する男性を想定しました。
激しい運動を考えて作られているのは、スポーツブランドならではの魅力です。16,000g/㎡/24hrsの透湿性を誇り、ポケットにベンチレーションもあります。収納袋付きの軽量デザインは、荷物が多くなりがちな登山にも向いています。人を選ばないシンプルなデザインが特徴の上下セットです。
- ワークマン
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BAG in 透湿レインコート W7610
- 税込み4,500円(公式)
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通勤用にぴったり!レインコートをバッグに収納
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軽量な透湿タイプのレインコートです。リュックを背負ったまま着られるため、自転車にも楽に乗れます。オレンジやライムカラーなど鮮やかな色を選べば、夜間でも目立ち交通事故防止に繋がるアイテムです。
5,000円以下で購入できるリーズナブルな点が魅力です。耐水圧10,000mmと透湿2,000g/㎡/24hrsの防水性があるうえ、フロント部分にはエプロンのような雨除けが付いています。中まで雨がしみ込まない、漏水性に対して厳重な作り。大股で歩いても、服が濡れずに快適です。自転車でも徒歩でも使いやすいので、ひとつ持っておくだけで重宝します。
釣り用品を中心に展開するアウトドアメーカーのレインウェアは、釣りにもサイクリングにもぴったり。安い値段も人気の理由のひとつです。サイズ展開はXS~4XLまでと豊富なので、ジャストサイズが見つかります。
ファッショナブルな釣りメーカーの商品。釣りだけではなく日常でも活躍するデザイン性を備えています。レインウェアには見えないジャケットとパンツの上下セットです。漏水しにくい止水ファスナーポケットや袖・裾に調節機能があり、悪天候でも活躍します。
厳しい基準テストに合格に済みの商品です。Lサイズの重さ590gと、優れた機能でも軽量。高い防水透湿機能を持ち、長期間機能を維持するのがポイントです。値段はやや張るものの、一度購入すれば長く使えると人気があります。
雨が降っている中でも続行することが多いゴルフでは、少しでもプレイの負担を減らせるようなレインウェアを選びましょう。ゴルファーの動きを予測した機能的な設計のため、ストレスがかかりません。メーカー独自の素材は、UVカットと速乾性も備えています。プロも愛用するメーカー品、雨の日もいいスコアを狙えそうです。
ライダー専門メーカーが発売しているレインウェアを選ぶと、バイク運転時に快適さを十分に感じられます。風の抵抗を受けにくく視界が良好なため、雨の日の交通事故防止につながります。耐水圧20,000mm・透湿透12,000g/m2/24hrsのレインウェアを持って、ツーリングを楽しみましょう。
男女双方からの支持が厚いコロンビアは、こだわりの機能性でアウトドアシーンにGood!サイズ展開が豊富で、女性も着られるユニセックスなデザインが魅力です。カラーバリエーションも豊富なので、カップルでおそろいのウェアを購入するのはいかがでしょうか。
【レディース向け】レインウェアのおすすめ5選
女性のレインウェアは華やかでおしゃれなデザインが多いので、機能性に加えパッと見の印象にもこだわってみてはいかがでしょうか。レインコートやポンチョを選ぶ場合はレインブーツと色味をあわせると、おしゃれな印象に仕上がります。
スポーツやレジャーが大好きな女性におすすめな、上下セットです。明るいデザインで遠くからもすぐに見つけてもらえます。初期耐水圧は20,000mm以上、透湿は8,000g/㎡/24hrsの数値。激しい雨の日も着られます。男性サイズも展開しているので、夫婦やカップルで色違いを揃えるのはいかがでしょうか。
女性ゴルファー用のレインウェアです。やや短め丈のレインコートは小雨が降ったときに便利。肌寒い日のアウター代わりにもなります。レッグウォーマーがシューズの隙間から入る雨をよけ、靴下が濡れるのを防いでラウンド時に不快感がありません。ゴルフへ行くときには、忘れずに持っていきたいアイテムです。
夏登山だけの方は、少し小さめを選ぶのがおすすめです。体にフィットして動きを邪魔しません。フードの作りがハイネックと二重なため、顔をガードしてメイクくずれを防ぎます。フロント部分にある縦型ポケットは、ザックを背負ったまま出し入れ可能。アウトドアのときに持っていると重宝します。
自転車に乗りやすい機能が散りばめられています。フードはベルクロで頭の大きさにあわせられ、ドローコードで風のある日も吹き飛びません。別売りのレインサンバイザーを装着することも可能です。前裾にはアンダーガードがあり、自転車をこいでいるときも服が濡れずに快適。耐水圧5,000mmのコートタイプ、ポンチョは抵抗がある方はぜひ検討してください。夜間の運転に安心な、リフレクターも付いています。
ワンカラーのシンプルなデザインで、家庭に一着あると重宝するレインウェアです。男性も着用する場合は、身長185cmまで対応するXLサイズを選びましょう。側面と背部にボタンがあり、身ごろ幅を目的にあわせて変えられます。ザックを背負う登山では背部・自転車のときは両側面のボタンを外して使います。すこし厚手のやわらかさがある素材で、肌にまとわりつく感じがありません。
【子供向け】レインウェアのおすすめ5選
保育園・幼稚園児から小学生まで、子供が着られるレインウェアのタイプはさまざま。未就学児にはサッと着られるポンチョタイプがおすすめですが、小学生になったらランドセルをカバーできる大きめのレインコートがしっくりきます。
- オリーブデオリーブ
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ガールズレインコート
- 税込み3,190円(Amazon)
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雨の日が楽しくなる明るいカラー
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ピンクとサックスカラーの2色展開です。130・140・150cmのいずれかからチョイスできます。背部の裾にあるワンポイントロゴはリフレクター仕様です。
かわいい女の子には爽やかなデザインのレインウェアで、雨の日の憂鬱気分を吹き飛ばしましょう。柄は控えめなので高学年の女子にもぴったり。透明ツバ付きのフードはヒモで調節できるので、視界が悪くなりません。リフレクターはランドセルで隠れない場所にあります。高学年になってランドセルごと着るのを嫌がっても安心です。もっとこだわりたい女子におすすめな、同じデザインの傘も販売されています。
- ザ・ノース・フェイス
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ハイベントレインテックス キッズ
- 税込み14,080円(楽天市場)
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子供でも着やすいシンプルなデザインが魅力
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セットアップなので、林間学校や通学でも悪目立ちせずに使えます。 動きやすさを追求した立体裁断が魅力で、リフレクターロゴが採用されています。
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楽天お買い物マラソン開催中!楽天市場で見る
アウトドアブランドのレインウェアはキッズ向けデザインもシンプルで、男女問わず使えるのが魅力です。着心地もよく、元気に動く子供達がよろこびます。ターキッシュブルーなので、服装規定が厳しい学校でも着ていきやすいところもポイントです。
- パパキッズ
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フード付きレインスーツ 上下セット
- 税込み3,080円(Amazon)
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幼稚園から小学校低学年の子供も着やすいレインウェア
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90~130cmまで10cmごとにサイズ展開されていて、子供の体格にあわせて決められます。どのカラーも鮮やかで、フードから見える別柄がアクセントになっています。
高い防水性とやさしい肌触りが特徴のレインコート。小さい子供に着せてあげるときもスムーズです。やや小さめにつくられているため、成長期の子供のことを考えて、一回り大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。 足首がキュッとなっているので、雨でもつまずかずに歩けます。
機能性の高いレインアイテム作りに定評がある、傘の小川から販売されているコンバースのレインウェア。袖口が二重で、内側へ水が入りにくいゴム仕様です。ポケットのファスナーは、直接ズボンへ届きます。ハンカチやティッシュを忘れたとき、レインウェアを脱がずにそのまま入れられて便利です。カラーはブルー以外にもグリーンとブラックがあり、かっこよくクールな印象にまとまります。
まだ上手に服を脱ぎ着できない子供には、コートよりポンチョタイプの方が重宝します。子供でも開閉しやすいスナップボタン式のため、自分で着てくれる可能性も。雨の日のお出かけでも、もたつくことがありません。
番外編:ひとつあると便利な撥水加工スプレー
どんなに高性能なレインウェアでも、長期間使っていると防水性能が低下するものもあります。そんなときは撥水スプレーをかけて復活させましょう。
- 3M
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防水スプレー SG-P170iS
- 税込み728円(Amazon)
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アウトドアやスポーツで重宝する繊維製品用の防水スプレー
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布製品の撥水性を高める防水スプレー。雨はもちろん、雪や泥もはじいて衣類をシミなどから守ります。レインウェアはもちろん、傘・帽子・シューズにも使用できるスプレーです。
まとめ
レインウェアは釣りや登山などで使える本格的なものから、通勤や子供のお迎えなどにさっと羽織れるカジュアルなものまでさまざまです。着やすさと使いやすさを考えて、目的にあったものを選びましょう。お気に入りのレインウェアを一着持っているだけで、雨の日の外出が楽しく快適になります。
※価格はいずれも2020年9月時点。特に記載がない場合はAmazonの価格です。
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