どうぶつでんきは動物の命を助けられる!概要や利用例などを紹介
「どうぶつでんき」というサービスは、毎月固定でかかってくる電気代で、動物の命を助けることに繋がるサービスとして注目されています。
犬や猫などのペットを飼っている家庭は多く、ペットが快適に過ごせるようにエアコンを使っている方も少なくないでしょう。
実は、「どうぶつでんき」を活用すれば、毎月の電気代の一部で動物を救うことに繋げられます。
そこで今回は、今注目されている「どうぶつでんき」とはどういったサービスなのかという概要をはじめ、魅力や利用例などを解説していきます。
また、「どうぶつでんき」のメリットについても紹介していきますので、ペットを飼っている人やどうぶつが好きな人は、ぜひ最後まで目を通してみてください。
どうぶつでんきとは?
まずは、どうぶつでんきとはどういったサービスなのか、概要について見ていきましょう。
どうぶつでんきは、「毎月の電気代で動物の命を助けよう」をテーマに掲げているサービスです。どうぶつでんきを利用することで、動物福祉団体に毎月100円が寄付されます。
どうぶつでんきは「動物と人の明るい未来」をモットーにしているのが特徴で、年々増加しつつあるペットの飼育数に対して、不幸な動物が増えている現実に着目しています。
テレビでも頻繁に放送されていますが、ペットを飼っている人が金銭面に負担を感じ、飼育放棄をして捨ててしまうなど、無責任な飼い主が増えていることは社会的な問題です。
そこで、どうぶつでんきは電力事業を通じて動物たちの命を助けられればという思いからスタートしており、寄付する仕組みを作り上げました。
動物が好きで動物福祉団体に継続的に寄付をしたい人、そして犬や猫の殺処分を減らしたいと考えている人は、ぜひご利用ください。
毎月100円の寄付ということは、年間で1,200円寄付することになります。年間1,200円で調達できる物資例としては猫の砂6リットル分、またはペットシーツレギュラーサイズ約50枚分です。
毎月100円という少ない金額なだけにイメージしにくいですが、実は動物たちにとっては大きな手助けとなることを理解しておいてください。
なお、動物福祉団体への寄付はどうぶつでんきの運営をしているグランデータ株式会社から行われるため、利用するお客様自身が税額控除を受けられません。
今まで毎月の固定費としてただただ支払っていた電気代で、多くの動物を救える可能性を秘めているどうぶつでんきは、社会の悪い風潮を変えるきっかけになるといっても過言ではありません。
どうぶつでんきの魅力について
ここからは、どうぶつでんきの魅力について見ていきましょう。
電気代がお得になる
どうぶつでんきは、ペットがいて留守の間もエアコンを使っている人におすすめです。夏場の暑い時期は、ペットのためにエアコンを付けっぱなしにしている人は少なくありません。
その際、やはり気になるのは電気代です。どうぶつでんきの生活応援プランを利用すると、これまでの電気利用量に応じて高くなる3段階の料金単価から、使えば使うほどお得になります。
さらに、基本料金自体が安いため多くの人におすすめとなるプランです。ただし、契約状況や利用状況によっては安くならない場合もありますのでご注意ください。
電力の品質は変わらない
どうぶつでんきは今まで使っていた電力と品質が変わりません。その理由としては、今まで同様、地域電力の送電網を使い電気を届けるからです。
つまり、どうぶつでんきに変えたからといって停電が発生しやすくなったり、電力の供給が不安定になったりという事態は発生しません。
どうぶつの命を救うことに繋がる、そして電気料金がお得になる可能性があるなど、魅力が詰まっているサービスと言えます。
どうぶつでんきの料金や利用の流れ・活用例を紹介
ここからは、どうぶつでんきの利用料金やどのように活用されているかなど、事例をいくつか紹介していきますので参考にしてください。
どうぶつでんきの利用料金について
どうぶつでんきの利用料金は、「基本料金」と従量料金にプラスして、燃料調整額と再生可能エネルギー賦課金で算出されます。
基本料金はアンペア数に応じて変わりますので、契約する際はきちんと把握しておいてください。
また、どうぶつでんきの基本料金はエリアによって異なりますので、事前に問い合わせることが必須といえます。
そして、従量料金という電気の使用量に応じて発生する料金が加算されます。どうぶつでんきでは1kWhあたり25.2円となりますので、把握しておいてください。
どうぶつでんきでは電気使用量に応じて高くなっていた3段階料金単価を廃止しており、月300kWh以上の利用については単価が10%オフとなるためお得です。
基本料金も2%オフで利用できますので、電気代を節約するうえで大いに活用できるサービスといえるでしょう。
利用の流れについて
どうぶつでんきを利用する際は、WEBもしくは電話での申し込みとなります。手順としては、まず検針票を用意して撮影しアップロードします。
申し込みに使用する検針票は1年以内のもので、撮影した画像を添付するだけで入力項目を省略できますのでおすすめです。その後、申し込みに必要な情報を入力すると確認の電話が入りますので対応してください。
確認が完了すると、スマートメーターの交換作業が実施されます。原則としてお客様の立ち合いは不要なので、わざわざ時間を空ける必要もありません。
これらの流れが完了すると、すぐに利用を開始できますので非常に簡単です。
子育て世代または夫婦+ペット
どうぶつでんきの利用例として、ペットがいるためエアコンは付けっぱなしにしているという家庭を例に見ていきましょう。
まず、子育て世代夫婦にペットがいると仮定すると、電気利用量が毎月430kWhの場合、年間でおよそ156,916円となります。
どうぶつでんきを利用すると、年間152,041円になりますので、およそ4,875円もお得です。
上記は東京電力エリアのマンションにおける平均月間電気使用量を参考にしており、利用状況により変動する可能性がありますので、あくまで目安としてお考えください。
2世帯住宅または子育て世代+ペット
続いては、2世帯住宅にお育て世代とペットが暮らしている場合です。
例えば、毎月の電気利用量が1139kWhだった場合、年間で417,357円となります。しかし、どうぶつでんきを利用すると年間376,006円に値下げとなるため、結果として年間41,351円もお得です。
こちらの計算は、東京電力エリアの一戸建ての平均月間電気利用量をもとに算出していますので、上記と同様に目安としてお考えください。
どうぶつでんきのメリット・デメリット
ここからは、どうぶつでんきを利用することによるメリットとデメリットを紹介していきます。良い面があれば、その一方で悪い面もありますので、利用するうえでどちらも把握しておきましょう。
日本動物福祉協会へ寄付ができる
どうぶつでんきのメリットとしてまず挙げられるのは日本動物福祉協会へ寄付できることです。どうぶつでんきを利用するそもそもの理由といえますが、動物たちを救うために電気を使用した分が寄付されることは、命を支える素晴らしい活動といえます。
上記でも紹介していますが、どうぶつでんきでは電気代の売り上げから毎月100円、年間1,200円を日本動物福祉協会へ寄付できます。
なお、日本動物福祉協会は公益社団法人であり、日本の動物たちの福祉向上を目的としており、不幸な生活を送っている動物たちを助ける、そしてつくらないために活動している団体です。
ただ使った分だけの電気代を支払うのではなく、寄付をして動物たちをサポートできる点は魅力的な部分であり、多くの人が利用することで人と動物が共存できる社会を目指せるでしょう。
電気代が安くなる
そして、どうぶつでんきを利用すると電気代がお得になる点もメリットです。上記でも利用例として紹介した通り、年間利用量が安くなりお得なので、電気代が高いと悩んでいる人はぜひご利用ください。
特に、ペットを飼っていて人が不在でもエアコンを付けっぱなしなど、動物のために電気代を使っている人は要注目です。
なお、必ずしも電気代が安くなるとは限りませんので、事前にどうぶつでんき事務局に問い合わせることをおすすめします。
切替工事の必要がない
どうぶつでんきは切替工事が必要ありません。そのため、切り替えにあたりわざわざ立ち会うこともないため、手軽に利用できる点はメリットです。
ただし、スマートメーターが設置されていない場合、一般送配電事業者がスマートメーターを設置します。その際は原則無料なので、費用は発生しないためご安心ください。
また、電気を切り替えると停電しやすくなるなど懸念点が想定されますが、どうぶつでんきは今までと同様に電力の供給が実施されますので停電を起こす可能性や品質については変化ありません。
しかし、スマートメーターの取り替え工事が必要な場合は、一時的にブレーカーを落とすなど停電となることがあります。ケースによって異なりますので、切り替え手続きの際に一般送配電事業者に確認しましょう。
契約方法が簡単
どうぶつでんきは公式ホームページにある「お申込み」というタブを選択し、検針票をアップロードすると申し込みフォームへの入力箇所を省略できるなど、手続きが非常に簡単かつスムーズに進められます。
面倒な登録作業があまりないため、手続きを不安に感じている人でも安心して切り替えできるでしょう。
また、WEB上での契約手続きが苦手と感じている人は、電話でも申し込みを受け付けていますので、ぜひご利用ください。
なお、電話による申し込みでも検針票は必要なので、忘れず用意しておきましょう。
解約する際はタイミングに注意
どうぶつでんきのデメリットとして、解約する際はタイミングに注意すべき点が挙げられます。
どうぶつでんきは契約期間が2年の自動更新となっており、更新月以外に解約する場合は事務手数料として税込み3,850円がかかります。
今ではスマートフォンなども2年更新が基本となっているため免疫が付いている人も少なくありませんが、解約をする際は意識しておきましょう。
なお、初期費用や更新費用はかかりませんので、無駄な出費とならないよう解約するタイミングにはご注意ください。
まとめ
どうぶつでんきを利用することで、電気代がお得になる可能性があるうえ、ペットの命を救える活動に繋がります。
公益社団法人である日本動物福祉協会へ毎月100円寄付されるため、ペットが好きな人や辛い現実に直面している動物を救いたい人は、ぜひ利用してみてください。
少しの寄付でも、多くの人が利用することで大きなパワーとなり、動物たちの命を救えます。利用に関しても工事が必要ありませんし、WEBもしくは電話から申し込みは簡単にできます。
人間とペットが共存できる世の中にするため、どうぶつでんきの活動に注目してみてください。
- 株式会社グランデータ
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どうぶつでんき
- プランにより変動
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毎月の電気代で動物の命を助けよう
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毎月の固定費としてかかる電気代を、どうぶつでんきに変えるだけで動物福祉団体に寄付される。動物の命を救えるサービスとして注目されている。
どうぶつでんきは、ペットを飼っている人や動物が好きな人を中心に話題を集めているサービスです。毎月の電気代が動物福祉団体に100円寄付されますので、ペットの命を救うことに繋がります。
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