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目覚ましい発達を遂げているAIテクノロジー。さまざまなジャンルで実用化が進んでいるが、クリエイティブ分野も例外ではない。
小説、音楽、絵画など、これまでは人間ならではのものと考えられていた創造行為も、いまやAIにつくらせることができてしまう。
そして遂に、オリジナルアートを実際にキャンバスに描き出せるAIロボットまで誕生した。それがこの「AI_NORN」だ。
さまざまなタッチを見事に表現
「AI_NORN」は従来のAIアートと同様、大量のデータを分析・学習して独自のスタイルを生み出すニューラルネットワーク技術を活用している。
これまでと異なるのは、アート作品をデータとして出力するだけでなく、備え付けのアームが実際に筆をとり、絵の具をつけてキャンバスに描き出せてしまう点だ。
「AI_NORN」によって描かれた実際の作品がこちら。
アームは人間の手のような柔軟な動きができないにもかかわらず、直線、曲線、太さや濃淡など、さまざまなタッチが見事に表現されている。
人間の芸術活動のアシスタント役になる?
「AI_NORN」の開発目的は人間から芸術活動を奪い取ることではない。人間の複雑な感情を表現する一つの手段として、いわば芸術活動のアシスタント的役割を担うことを意図しているという。
実際「AI_NORN」では、人間がコンセプトと「スタイル」「カラー」「繊細さ」の3つのパラメータを設定することによって、オリジナルアート作品が生まれるしくみになっている。
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人間とAIロボットの「合作アート」がスタンダードになる日も近い?
ai_norn