子どもにプログラミングを学んでほしいけど、いきなり「勉強して!」と言ってもうまくいかないこともあるだろう。今回紹介する「Apitor」は、プログラミングを学ぶだけでなく、組み立ての段階から十分楽しめる。組み立て遊び、ラジコン遊びを経て、プログラミング遊びを始める、というように段階的に遊びながら学習できるアイテムだ。
「Apitor」はAmazonにて販売中。10,368円から購入可能。
3段階で学ぼう
「Apitor」は大きく分けて3段階で学習できる。
まず1段階目は組み立て。アプリからダウンロードできる設計図をもとに、ブロックを組み立てる。ジープやオルゴールなど18種類から選べ、親切な指示によって簡単に組み立てられるだろう。また「Apitor」は既存の有名ブランドのブロックトイと互換性があり、手持ちのブロックを追加して自由にカスタマイズもできる。
2段階目はラジコン操作。スマホの専用アプリを使って、組み立てた本体をラジコンのように操作できる。遠隔操作はもちろんのこと、センサーを用いて障害物をよけられたり、絵がかけたりとコード次第で色んな遊び方ができる。自分で組み立てた本体を操作することで、「Apitor」への興味や愛着が深まりそうだ。
3段階目がメインのプログラミング。モジュールプログラミングを採用し、ブロックを組み合わせる形でプログラミングが学べる。ドラッグアンドドロップで操作できるので、スマホに慣れた世代は簡単に操作できそうだ。はじめはプリセットされた7つの動作からプログラミングをはじめ、最終的にオリジナルの動作も入力できる仕様になっている。
子どもの興味に合わせて適した学び方を選べるので、プログラミング入門に適したアイテムになっているというわけだ。
・ ・ ・
段階的に学べるプログラミング学習ロボット「Apitor」。子どものおもちゃ遊びをプログラミングにつなげては?
エディター
たなかとおる
大阪から東京を夢見て上京したが、絶賛現実を突きつけられている大学生新米ライター。執筆をメインにたまに動画も制作中。音楽とメディアアートに興味を持つ。ICCにたまに出没します……。