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渋谷から人がいなくなった。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言で「人がいなくなった街」として、渋谷のスクランブル交差点は連日テレビで取り上げられた。
渋谷駅の利用者は81%減となり(内閣府調べ)、多くの事業者がダメージを受ける中、渋谷で産まれる”渋谷カルチャー”を守ろうと、クラウドファンディングがはじまった。
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支援は渋谷カルチャーを牽引する事業者へ
クラウドファンディングを行うのは渋谷区、渋谷区商店街連合会、一般財団法人渋谷区観光協会、一般財団法人渋谷未来デザインが立ち上げた実行委員会。
集められた支援は、渋谷のエンターテイメント産業、ファッション産業、飲食業、理美容業など、渋谷の文化を作って来た事業者の支援に当てられる予定だ。
目標金額は4,289(シブヤク)万円。
850円から100万円まで、さまざまな支援プランが用意され、リターンもTシャツや仮想空間「バーチャル渋谷」区民になれるなど、渋谷っぽさがある。
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bouncy編集部も、渋谷の一角にある。
緊急事態宣言を受け、bouncy編集部もリモートワークに切り替えた。
現在もなるべく出勤しない体制をとっているが、止むを得ず出勤をした時、変わってしまった渋谷に驚かされる。
これまで当たり前にすれ違っていた外国人観光客も、酒に酔っている若者集団も、お昼時のキッチンカーも、いなくなってしまった。
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ハロウィンやサッカー日本代表戦で若者が集まる様子が報道され、渋谷に苦手なイメージを持っている方もいるかもしれない。もちろん、渋谷区の経済だけが苦しいわけでもない。
それでも私は、”渋谷カルチャー”を絶やしたくないと思った。
人を集め、流行が生まれ、文化が育っていく、巨大なエネルギーがある街。その文化を守ることは、日本の文化を守ることに繋がっているかもしれないのだから。