【最新版】ドローンおすすめ15選!初心者も手軽、実際に飛ばしてみた
テレビ番組や動画サイトでも、使用されることが多くなったドローン。実際に飛ばすには、ルールもあり、難しいのではと感じる方も多いでしょう。しかし、飛行に関するルールと選び方をしっかりと把握すれば、資格もなく誰でも飛ばすことが可能なんです。
今回は、ドローンを飛ばす際の注意点と、選び方を中心に解説していきます。また、おすすめのドローンも紹介しますので、併せてご覧ください。ドローンにかかわる法律や規制については別の記事で詳しく説明しています。記事末尾のリンクからご確認ください。
目次
ドローンとは?
ドローンとは、複数のプロペラがあり遠隔操作や自動操縦により飛行できる、模型航空機・無人航空機のこと。ドローンを使った空撮などが一般的に知られていますが、僻地への無人配送や農作物の収穫、建物の点検、水中ドローンを活用した救助など、様々な分野で使われています。
ドローン前提社会の推奨を進める自治体も多いです。しかし、まだ実用試験段階なので、見かけることは少ないですが、将来的にドローンを使った配送サービスなどが始まれば、より身近な存在になることでしょう。
ドローンを選ぶ前に飛行ルールを把握しておこう!
ドローンを購入する前に、ルールを把握しておくことが大事です。200g未満のドローンは模型航空機にあたるので、申請をせずに飛ばすことができますが、空港周辺や一定の高度以上は飛ばすことができませんので注意が必要です。
200g以上の機体になると、航空法が適用され私有地でも飛行禁止になることもあります。罰則も設けられているので、無人航空機に該当するドローンの購入を考えている方は、飛行エリアと航空法の確認をしておいてください。
航空法で禁止されているエリア
A.地表又は水面から150m以上の高さの空域B.空港周辺の区域C.人口集中地区の上空
A~Cの場所では国土交通大臣の許可が必要になります。無人航空機の申請は、オンラインでも可能です。DPIS(ドローン情報基盤システム)の手引きに沿って、申請してください。
A~C以外のエリアでは、国土交通省のルールでは飛行が可能とされていますが、警察庁が定めている禁止飛行場所もあります。また、私有地・施設の上空での飛行も許可が必要になり、イベントでの飛行は禁止されていることが多いです。公園でも自由に飛ばせないこともありますので、自治体や施設管理者などに確認が必要になります。
詳細の飛行エリアに関しては、DJIのホームページに掲載されている、安全飛行・フライトマップにてご確認ください。
ドローンの動作周波数は日本で使えないことも!
ドローンは無線を使用して飛ばし、動作周波数というものが割り当てられています。
日本国内で飛行させるには、通常2.4GHzの動作周波数。産業用でドローンは、5.7GHzの周波数が使えますが、運用調整中とのこと。
FPVドローンで、5.8GHz帯の周波数を使用する場合には、アマチュア無線の免許が必要になります。無線の資格がない場合は、動作周波数を2.4GHz以外の動作周波数に切り替えないように注意してください。
ドローンの選び方
それでは、ドローンの選び方を紹介していきます。200g未満のドローンは、トイドローンと呼ばれることもありますが、プロ向けの機体に迫るモデルもあるんです。
重量だけでなく、カメラ性能やその他の便利な機能にも注目すると、より良いものを選ぶことができます。
ドローンを使う目的で選ぶ
ドローンを使う用途は、空撮・農業用・産業用など様々。一般的には、趣味の動画撮影やテレビ番組などの撮影に使われていることが多いです。
一般向けドローン/予算3,000円~100,000円前後
一般的に趣味の範囲で使う場合は、200g未満~1kg前後の軽量なものを選びます。ただ飛ばすだけであれば、申請がいらない200g未満のトイドローンや室内で飛ばせるもので十分です。本格的な撮影もしたいというのであれば、4Kカメラを搭載したプロ向けに迫るドローンをおすすめします。
プロ向けドローン/予算400,000円~
プロ向けのモデルになると、機体が3kg以上するものもあります。スピードは100kmに迫り、自動車レースやスポーツ競技の撮影など、躍動感のある映像が撮影でき、プロが使うほど高性能です。こうした重量のある上級者向けの機体を飛ばすには、訓練が必要なため、スキルのない初心者や入門者にはおすすめできません。
産業用ドローン・農業用ドローン/価格非公開
産業向けの機体はカメラが高性能になり、赤外線など様々なセンサーが搭載され、農作業や建物の点検に役立ちます。一般的には、価格は公表されていませんが、数十万円~100万円以上する高価なものです。ビジネスでドローンの導入を検討している方におすすめします。
バッテリー性能は、1回の充電で飛ばせる時間をチェック!
バッテリーで選ぶ場合には、飛行できる時間と充電時間を確認します。プロ向けのモデルでも1回の飛行で、20分前後~と比較的短いです。
長時間の撮影する場合は、予備バッテリーを持ち歩いておきましょう。しかし、ドローンの飛行は集中力を使い想像以上に疲れます。安全にドローンを飛ばすには、休憩を取ることも忘れないようにしてくださいね。
伝送距離やカメラ性能をチェック!
伝送距離は、ドローンを飛ばせる距離になります。最大で6km離れても飛ばすことができるドローンもありますが、150m以上の高さの飛行や目視できない場合の飛行は、国土交通省の承認が必要なので注意してください。目視することを想定すれば、伝送距離は50m~100mあれば十分です。
カメラ性能に関しては、4K動画・HDRに対応したものがおすすめですが、ただ飛ばすだけならこだわらなくてもいいです。フォーカスの絞り込みの性能がいいものをおすすめします。
特に、ドローンの大手メーカーDJIはコスパがよく、4Kモデルでも6万円前後から購入可能です。DJIのMavic Air2は10万円ほどで、スペックは48MP(4800万画素)の写真撮影、4K60fpsの動画、動画伝送距離10km(日本では6km)とハイスペックなモデルでも、ハイエンドのスマートフォンよりお手頃な値段で購入できます。
障害物検知・GPS・追従機能などの便利機能
より快適で楽しい飛行をするには、ドローンの便利機能から選ぶことも検討してください。障害物検知機能が搭載されていれば、センサーにより障害物を避けて、安全に飛行できます。また、GPS機能や追従機能が付いていれば、自動運転で目標を追跡し撮影することも可能です。
ジンバルカメラなら、ブレずにきれいな映像が撮れる!
動画の撮影・配信をする方は、ジンバルカメラが付いていると便利です。しかし、ジンバルカメラの分、価格は高くなります。5万円以上のモデルであれば、搭載されている可能性は高いです。
没入感の高いFPVドローンを選ぶ
スマートフォンやFPVゴーグルに投影できるFPVドローンは、遠隔地での使用やレースに最適です。また、動画撮影でも活躍するので、FPV機能はマストともいえる機能になっています。
ただし上記でも紹介したように、使用する際は2.4GHzで使用しましょう。5.8GHz帯の周波数の使用に際しては、アマチュア無線の資格が必要になります。
【200g未満】ドローンのおすすめ8選
ドローンのおすすめ商品を、200g未満と200g以上の2つに分けてご紹介します。それぞれの特徴を参考に、使う目的や予算にあうモデルを選んでください。
はじめはおもちゃのような見た目でも機動性に優れ、初心者や子供はもちろんレース用としてもおすすめな200g未満のドローンからです。
口コミでは、初心者も手軽にコントロールできると好評です。自動でさまざまなアングルから動画を撮れるため、映画のワンシーンのような映像も夢ではありません。最大18分の撮影が可能で、風速29〜38 km/hの風が吹いても飛行します。
最大高度3000mまで飛び、ワンタッチで戻ってくる性能が魅力。スマホアプリとの連動で、編集後にSNS共有も一括処理できます。パソコンを使わずに外出先で操作が楽しめるため、楽しさ倍増の商品です。
GPS搭載で、離陸ポイントに自動で戻る優れもの。本体の回収がぐんと楽になります。後追いモードを使えば、コントロールに自信がない方も大丈夫です。Wi-Fiに対応し、スマホを連動するとリアルタイムの映像を家族でシェアできます。
重さは182gと軽く、子供でも楽に扱えます。30mの高度制限から始めて、慣れてきたら最大300mの高さまで飛ばす練習方法がおすすめです。広角レンズの採用で、広範囲の画像を取り込め、迫力満点の光景が楽しめます。
360度にプロペラガードが付き、狭いスペースを飛行する際、ぶつかるダメージを軽減します。バッテリーは3個で、1回の飛行時間は15分です。家族や仲間と遊ぶなら、交代の目安に使えます。
操作性がスムーズで取扱いも簡単です。子供へのプレゼントに喜ばれます。カメラ機能があるため、鳥の気分で空飛ぶ世界を体感する面白さに病みつきになる方も。小柄で小回りが利き、障害物を設けて飛ばす楽しみ方ができます。
家族みんなで楽しむために作られたおもちゃ仕様の小型機。Scratchを使えば、プログラミングの勉強になります。子供でも扱いやすいよう操作はいたってシンプルです。手のジェスチャーだけで、ホバリングや宙返りも思いのまま動き、面白いアングルを映せます。
画像は500万画素あり、720HDレベルの動画撮影も可能です。なめらかにブレを軽減する補助機能付きで、シェアする際に鮮明な画像を楽しめます。接続切れでも安全に着陸するため、バッテリー残量が気になりません。
バッテリー2個付きで、最大26分の飛行時間を保ちます。たっぷりとフライトが堪能できるため、屋外で充電切れによる落下や紛失が心配な方におすすめです。
ECサイトの口コミでは、映像の美しさに定評があります。地上だと撮影できないダイナミックな景色にBGMを追加すれば、映画監督の気分になれるでしょう。編集完成後は、SNSにすぐ公開できて、友達や家族と面白さを分かち合えます。
重さは178gと軽めで、最大12分飛ばせます。2Kカメラできれいに撮影できて、操縦もシンプルです。スマホの傾きに連動するので、小さな子供でも直感的にコントロールできます。
ECサイトの口コミでは、はじめての購入におすすめとの声が見受けられます。操作性や価格、機能面とマルチで満足度が高い商品です。室内で飛ばすときは、プロペラガードがあるので、練習の際も安心してスキルを磨けます。
四方を取り囲むプロペラガード付きで、スペアも完備。障害物の多い室内でも飛ばしやすいのがうれしいポイントです。送信機がケースになり、安全に持ち運びできて荷物がかさばりません。
バッテリーは3個付属し、最大18分の飛行が可能。家族みんなで交代して楽しむのに最適です。小さなボディを活かして狭いスペースに飛ばせば、昆虫の世界をリアルに感じられ、普通のカメラでは撮れない迫力のある動画に仕上がります。
基本の飛ばし方は簡単で、細かい動きは練習次第で上達します。常に正面を向けられるヘッドレスモードなら、方向がわからなくなる心配もありません。子供も大人も満足する、ほどよい難易度が遊びの意欲をかきたてます。
操作に慣れてきたら、宙返りや360度回転させて、アクロバティックな飛行で技を競いあう楽しみ方も。スピードを3段階に切り替えでき、スリル満点です。最大飛行距離は30mで、1つのバッテリーあたり6〜7分稼働します。
【200g以上】ドローンのおすすめ7選
続いて躍動感のある空撮が可能な高性能カメラや、GPS・自動追尾といったさまざまな便利機能を搭載した、プロも納得できる本格的な200g以上のドローンをご紹介します。
重さは320gで、持ち歩いても苦にならない軽量タイプです。組み立てと操作もいたってシンプル。静音設計のため、周囲を気にせず使えるのがメリットです。揺れや傾きを軽減するジンバルの働きで、安定した映像が撮れます。
16.6m/sの風速でも飛ばせて、本格的な空撮をしたい方にぴったりな商品です。最大25分、55km/hのロングフライトが楽しめます。バッテリー切れの心配がなく、離れた場所での撮影に最適です。
AIカメラ搭載で、動き回る子供の撮影をしたいときも、顔認識機能で表情を捉えます。ジェスチャーを識別するため、離れていても指示出しが簡単。ここぞというタイミングで的確な動きをします。
片手に持ってビデオカメラのように使える、ハンディジンバル撮影モードを搭載。空撮が難しい場所で、手軽に切り替えて楽しめます。バッテリーは飛行なら30分、AIカメラは最大3.5時間保ち便利です。
広大な自然をモデルにした、迫力ある空撮に向いています。魚眼レンズを覗き込んだような丸みをもたせた球状撮影も可能です。Amazonでの口コミでは、機能性が高くコスパがいいとの評価が集まっています。
折りたためばコンパクトになり、キャリーケースとバッテリーも2個付属で、旅行のお供にぴったりな商品です。GPS機能も搭載し、安定した飛行で満足感が得られます。本格的な操縦を望む中級者以上の方におすすめできる逸品です。
重さは約765gで、2時間充電すれば最大31分の飛行が可能です。子供が思いっきり飛ばして紛失しても、アンチロスト機能が助けてくれます。最後の飛行地点をアプリのマップで追跡して知らせるので、よく機体を見失う方におすすめです。
SONYセンサーの4Kカメラを搭載し、ジンバルがなくても迫力のある映像を楽しめます。見た目もスタイリッシュで、赤と緑のランプが点灯するところも好感度が高いポイントの一つです。
多少の風でも機体が揺らがず、高速フライトが可能です。安定したカメラ技術で高品質な動画を残せます。GPSを搭載し、ワンキー操作でドローンが手元に帰ってくるので、気付かぬあいだに遠くへ行ってしまっても安心です。
一度の飛行時間は最大22分です。4K HDカメラ搭載で、狙ったターゲットを捉えて離さないフォローミー機能付き。自撮りをこだわりたい方におすすめです。アプリでビデオの解像度や画質の微調整を行えば、さらにグレードアップした映像美が手に入ります。
車やバイクといったスピード感のある被写体を捉える、メカニカルシャッターを搭載。動作で生じる画像のゆがみを軽減します。前後左右と上方向の障害物をチェックし、安心安全なフライトが可能です。
最大時速は72kmまでOK。スピードを重視したい方や、スリルのある映像を撮影したい方から満足度が高く、上級者も納得の多機能さを持ち併せています。30分も飛行でき、バッテリー残量を表示するのがメリットです。
月面着陸の映像を捉えたスウェーデン製メーカーが誇るカメラを搭載。高度な映像技術で、色彩豊かに捉えます。通常1600万色を10億色以上記録して忠実に再現可能です。48mm⁴ 望遠レンズを使い、遠くの景色も圧縮して画面に納めます。
従来品に比べてカメラや飛行時間・速度といったあらゆる面で大幅に性能がパワーアップ。最大31分飛べて、距離は18kmと長めな点がうれしいポイント。機能性が抜群なので、オリジナルの楽しみ方が見つかります。
子供から大人まで楽しめるDJI Telloを飛ばしてみた!
筆者が使用したTello。別売りガードを付けた状態。
おすすめドローンの中でも紹介しているTelloですが、筆者も実際に飛ばしてみましたので、レビューさせていただきます。
まず初めに購入前に気になったのは、「これでほんとに上手く飛ばせるのかな?安かろう悪かろうですぐに壊れるんじゃないのかな?」ということでした。
結果、全く問題なし!!
もちろん高価なドローンはさらにすごい機能が付いていますし、何よりカメラの性能が高いので、プロのような写真が撮れるものもあります。しかし、このTelloは小さい体ながら離着陸が簡単にでき、趣味として楽しむ程度の動画は撮影できます。
耐久性に関しても普通に使っている分には壊れやすいということはありません。実は筆者も一度障害物に当てて本体が落ちた際、プロペラが飛んでいってしまい、紛失したのですが、購入時に予備がついていたので、セットし直してまたすぐ使用することができるようになりました。
ただ、そのままではまたすぐに同じことが起こることが予想されたので、Tello専用の360度保護ガードを購入し、それ以来は多少障害物にあたっても破損や紛失を防ぐことができています。もしこれからTelloを購入される、または別売りガードは持っていないという方は、ぜひガードの購入をおすすめします。
Tello専用なので本体にぴったりフィットし、衝撃から守ります。これがあると無いとでは、シートベルトがあるか無いかの違いと言えばわかりやすいかもしれません。物にぶつけなければ一番良いのですが、当たってしまったときに助かります。
ドローンを購入したら保険に加入しよう!
ドローンは、敷地内であっても風に流されて通行人や自動車などに、損害を与える可能性も考えられます。保険料はさほど高額ではなく月数百円~。ドローンを購入したら最低でも賠償責任保険の加入は必須です。
ここまでドローンの選び方を紹介してきましたが、目視飛行や飛行場所を考えると200g未満の軽量なドローンでも十分です。
小型でも性能は進化しているので、まずは届け出のないものから初めてみてはいかがでしょうか。上達したら無人航空機に該当する、本格的なモデルにチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね!
ドローンの法規制についての詳細は、以下の記事でまとめていますので、参考にしてください。
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