韓ドラ選びのポイントとおすすめの繰り返し見たくなる韓ドラ10選
知名度や好きなジャンルで選ぶことがおすすめの韓ドラらしい作品につながる
韓ドラのおすすめ作品は人によって異なります。まずは韓ドラの世界に踏み込むきっかけとなる作品を選ぶことです。その選び方もさまざまですが、入門編としては知名度のある俳優や好きなジャンルから選ぶとよいでしょう。そこから関連する作品や共演者の作品を選ぶことで、韓ドラ選びに慣れてきます。
韓ドラへの入り口はいろいろ
韓ドラ選びに王道はありません。有名俳優や好きな俳優、好きなジャンルなどをきっかけとすればよいでしょう。ここでは、きっかけとなる韓ドラ選びについて解説します。
出演陣で選ぶ韓ドラ
韓ドラ、韓国ドラマといえば日本の地上波・BSテレビでは番組編成に欠かせないアイテム群となっています。知名度の高い作品を通じて画面に登場する俳優・出演陣を見ると、日本でもすっかりお馴染みとなっている顔が多数です。韓ドラの代名詞ともいえる「冬のソナタ」の主役であるペ・ヨンジュンやチェ・ジウといったメンバーだけでなく、数多い出演陣がそれぞれにファンを得ています。
お気に入りの俳優がいれば、その人が出ているドラマをメインに見るのもよいでしょう。韓ドラでは現代劇と時代劇の両方で主役級の役を演じる俳優が少なくありません。そのため、同じ人の演技でもまったく異なる雰囲気を楽しむことも可能です。もちろん、知らない俳優の作品を開拓するのも楽しみ方のひとつといえます。
時代劇から学園ものにサスペンスまでジャンルで選ぶ韓ドラ
韓ドラの先駆となった「冬のソナタ」は現代劇のラブストーリーに分類される作品です。その後は「チャングムの誓い」や「イ・サン」といった時代劇も数多く放送されました。韓ドラの時代劇といえば、その時代や人物を題材にはしているものの、必ずしも歴史的事実と一致するわけではありません。これは日本の水戸黄門でもいえることですが、韓ドラは外国作品だけに歴史と混同してしまわないように注意しましょう。あくまでもフィクションの娯楽作品として見れば、完成度が高く楽しめる作品もたくさんあります。
また、笑い重視の作品やお色気なしのラブストーリーなど、さまざまなジャンルで優秀作を見ることが可能です。こだわりのジャンルをもっているユーザーは、そのジャンルを極めるのもよいでしょう。
最新作やランキングにとらわれない韓ドラ選び
韓ドラ選びでは新しさや評価の高さに関係なく、いろいろな作品に挑戦することをおすすめします。たとえば、日本では昼の30分ドラマでありそうなドロドロした話が韓ドラなら多くの作品で楽しめます。また、作品の垣根を超えてここまでやるかといった演出や、予測通りに進む韓ドラお約束的なストーリー展開も中毒になりそうです。
日本で公開、放送されている作品に限れば、悪人が出てこない韓ドラを探すのは難しいかもしれません。その徹底ぶり、韓ドラらしさはどのジャンルでも見られます。ただし、純粋なラブストーリーには少なく、出てくるとしてもマイルドになっているようです。観賞中に「これは韓ドラらしいな」と思うようになったら、立派な韓ドラフリークといえるでしょう。
一度見たら二度三度と見てしまうおすすめの韓ドラ10選
韓ドラも長く見るようになると、ジャンルも俳優も関係なく見てしまうことが少なくないようです。日本のドラマなら時代劇しか見ないユーザーが、韓ドラなら時代劇からラブストーリーまで俳優に関係なく見てしまうことも。そして、二度三度と見てしまう韓ドラ10選はこちら。
「トキメキ☆成均館スキャンダル」は、韓国のベストセラー小説「成均館儒生たちの日々」を原作とした連続ドラマです。日本でも人気の美人女優パク・ミニョンの出世作ともいわれています。李氏朝鮮時代の儒生が学ぶ成均館を舞台に、男子に変装して入学したパク・ミニョン演じる主人公キム・ユニと仲間の学園生活と恋愛を、コメディ風の演出も交えて描いた青春ドラマです。
また、当時の朝鮮社会の一端を垣間見ることのできる歴史ドラマでもあります。
「奇皇后-ふたつの愛 涙の誓い-」は、14世紀の高麗で生まれたハ・ジウォン演じる貢女だった女性が、幾多の困難をくぐり抜け元の皇帝の妃となる物語です。高麗王と元の皇帝2人の間で揺れ動くストーリー展開は、見る者を引き込む力をもっています。
物語の全編を通じて戦いと謀略が配置されており、単なるラブストーリーではない時代背景と人間模様の複雑さを感じさせるドラマです。DVDには未放送部分も収録されています。
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コンパクトセレクション トンイ DVDBOX 全5巻セット
- 税込み33,000円
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王宮内外の暗闘も見物
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「トンイ」は、身分の低い李氏朝鮮時代の女性が常に死と隣り合わせの苦難を乗り越え王の側室となり、父や兄の無念を晴らす闘いあり、恋愛ありのドラマです。
「トンイ」は、韓国MBCで2010年に制作された歴史ドラマです。李氏朝鮮時代の高級役人を殺害した罪を着せられた父と兄をもつ主人公のトンイは、やがて国王と知り合い女官から側室へとステップアップします。
途中で起きるさまざまな問題を乗り越える主人公の賢明な生きざまと、それを支える周囲の活躍が見どころです。本作には韓国ドラマの大看板ともいえるヒビン張氏も登場し、韓国ドラマらしい闘争を見せてくれます。
- NHKエンタープライズ
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コンパクトセレクション イ・サン DVDBOX 全7巻セット
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イ・サンの波乱に満ちた生涯を描く
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「イ・サン」は、李氏朝鮮第22代王である正祖の幼少から即位し父の名誉を回復する姿、さらにその後までを描いた大作です。NHKをはじめ各局で全77話が放送されました。
「イ・サン」は、2007~2008年に韓国MBCで制作された歴史大作ドラマです。李氏朝鮮時代の第21代王である英祖を祖父に持つイ・サンの幼少から王となって政務を司り、生涯を閉じるまでを描いています。
父を謀反の濡れ衣で失い、自身もまた政敵から命を狙われる日々で、幼いころに出会った友を中心とした人々に守られ、生き抜いていく姿が印象的です。このタイプのドラマでは重要な側室の活躍も盛り込まれています。
「ロードナンバーワン」は、朝鮮戦争を舞台にしたドラマです。戦闘シーンもふんだんに採り入れられており、その中を生きる軍人や関係者の心理を巧みに描いています。
パルチザン掃討で戦死したはずの主人公は生還し、将校と結婚の意を固めた恋人と再会したのも束の間、朝鮮戦争勃発により激戦地へと送り込まれます。人員不足により下士官から「弾除け少尉」に昇級し、部下を指揮して戦う毎日。そして、かつての上官と三角関係から友情へ。場面がガラリと変わって、ラストシーンは休戦後長い年月が流れていました。
「花より男子~Boys Over Flowers」は、日本の少女漫画「花より男子」(原作:神尾葉子)の実写版ドラマです。花より男子のドラマ化は台湾でも行われており「流星花園」の名で放送されました。アジアを代表する青春ドラマといえるでしょう。
財閥の子息でイケメンの4人組F4と、ク・ヘソン演じる主人公の牧野つくし(クム・ジャンディ)や周辺の登場人物が繰り広げる恋愛コメディで、多くの若者の支持を受けているドラマです。
「僕は彼女に絶対服従~カッとナム・ジョンギ~」は、韓国のケーブルテレビドラマとして大ヒットを飛ばした作品です。日本のケーブルテレビのイメージでは考えにくいことですが、善徳女王で熱演したイ・ヨウォンなど一線級の出演陣がハイレベルなオフィスラブコメディを完成させています。
主人公は気弱なシングルファーザーのサラリーマンとその女性上司。彼女は取引先からの転職組で、住まいまでお向かいさんに。しかも超強気な性格とくれば、2人の掛け合いが面白くないわけがありません。
「ボイス~112の奇跡~」は、チャン・ヒョク演じる刑事ジニョクが勤務する地方警察庁を舞台としたドラマです。共演のイ・ハナ演じるグォンジュは、ジニョクの妻が殺害された事件の被疑者が無実であることを証言した人物で、同じ庁の112通報センター長として赴任します。
やがてジニョクは絶対聴覚をもつボイスプロファイラーのグォンジュとともに職務に励みながら、妻を殺害した真犯人を追います。112は日本の110に相当する電話番号です。
「検事プリンセス」は韓国のSBSで放送されたコメディタッチの検事モノドラマです。キム・ソヨン演じる主人公のマ・ヘリは典型的な金持ちのお嬢さんで、志望していた検事の職についたものの世間知らずな行動や場違いなファッションで浮いた存在に。そんな中で成長するヘリの姿が楽しめます。
もちろん、重要なのは仕事を通じて繰り広げられる恋愛模様です。お堅い検事の職場を舞台にしたラブコメディは、日本でも需要が多かったようで各局で放送されました。
「製パン王キム・タック」は、会社の後継者を産めない嫁に苛立つ姑と、使用人に息子を妊娠させる夫というタイトルからは想像もつかない設定のドラマです。しかも、そんな夫との子をもうけることに見切りをつけて他の男の子を後継者として産む妻という救いのなさそうな展開に。ただし、2人の息子が大きくなってからが本題です。
使用人の子は紆余曲折の末、実は他の種である後継者と奇しくも同じ師匠の下で修業することに。韓国ドラマの真骨頂が見られる作品といえるでしょう。
韓ドラは究極の息抜きになる
韓ドラにはいくつかのパターンがあります。その中でも喜怒哀楽の表現がはっきりしている点は、繊細な表現が多い日本ドラマとは異なります。一緒になって怒りたいときや叫びたいとき、泣きたいときも笑いたいときも、韓国ドラマがその助けになってくれるでしょう。作品によっては疲れるかもしれませんが、究極の息抜きアイテムといえます。
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