360°狙った獲物は逃がさない！釣り人のためのプラットフォーム「Ultraskiff 360」

ボートで釣りをしたことがある人なら、ボートの揺れに関する不安定さを体験したことがあるだろう。せっかく大物がかかっても、バランスを崩すのが怖くて思うように体勢が取れずに獲物を逃がしてしまった、というような苦い経験はないだろうか。また、魚がボートの下へ逃げ込んでしまったときに、ボートの上からでは瞬時に対応できないもどかしさもあるはずだ。

でも、もうそんなことで悩まないで済みそうだ。揺れなどに戸惑わず、死角も少ない、まさに釣り人のための究極のボート「Ultraskiff 360」が釣り人たちの注目を集めている。

360°で死角なしの釣りのための「プラットフォーム」

自身の経験から、このボートのアイディアを得たJeffrey Lizzio氏が代表を務める「Ultraskiff」。幼いころに釣ったバスの記憶が未だに忘れられないと語る彼は、大きなボートを買うお金も、スペースも無かったが、釣りをしている間は快適に過ごしたいと常に願っていた。そんな「釣り」への情熱が生んだのが、このボート「Ultraskiff 360」なのである。

「Ultraskiff 360」は、ラウンド型のポータブルなボートである。小型で軽量、耐久性もあり、釣りに最適な「プラットフォーム」だという。このボートの中心に、取り外し可能な椅子が設置でき、360°椅子を回転させながら釣り糸をたらせるのだ。もう、ボートの下にもぐりこんだ大物を逃すことはないだろう。

「釣り人」に嬉しい機能が満載

激しい体重移動にも耐えうる安定感

ボートの上で私たちは、座ったり、立ち上がったり、体を傾けたり、魚と戦ったり、もしくはボートに乗ったり、降りたり、様々な動きを取る。特に魚と格闘するときは、思いがけなく激しい動きになりボートが傾く可能性が高くなる。

そこで「Ultraskiff 360」は、中央を凹ませ重心を低く置き、デッキ上に傾斜を備えた設計にする方法を考えだした。この傾斜により、重心を常にボートの中心に集めるのが狙いだ。ボートの安定性についてはHP上で動画が公開されているので、ぜひその目で見て確認してほしい。

たくさんの荷物を格納できる収納スペース

「Ultraskiff 360」は収納力にも長けている。奥行が十分にある収納スペースがあるので、たくさんの荷物も積みこむことが可能。ボートの面積が従来のものより狭くなっても、まったく問題なさそうである。

持ち運びも簡単な軽量な円盤型ボディ

円盤型なので、転がして移動させることができるのも「Ultraskiff 360」の魅力である。もちろんそのままスライドさせて移動させることも、台車に載せて移動させることも可能だ。

直径6feet(約1.8m)、重さ123Lbs(約55.8kg)なので、一人で車の荷台に楽々載せることができる。気軽に色々な場所に持ち運びたくなるボートである。

他にも様々な使い方ができる！

この優れものボートを「釣り」だけに使うのはあまりにもったいない。例えばボートを静かな湖の上に浮かべ、椅子でのんびり読書したり、椅子を取り外して寝転がったり、とあらゆるウォーターレジャーで活躍できそうだ。余計なものを排除したシンプルなデザインは、釣り人のみならず多くの人々の心をつかむことだろう。

大きなボートを運べないような場所にもコンパクトな「Ultraskiff 360」なら持って行くことができそうだ。この究極のボートで、あなたはどんな大物を釣り上げる？