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“Speed Freak”この表現がピッタリの男性がいる。アメリカ・サンフランシスコのKeahi Seymour氏である。
幼いころに2足歩行最速のダチョウに魅了された彼は、より速く走ることを夢見て、ロボットブーツ「Bionic Boots」を一人で開発したという。
彼のロボットブーツにかける情熱は、アメリカ国内のみならずスペインや韓国、日本など世界中のメディアでも大きく取り上げられ、人々の関心を集めている。
あのウサイン・ボルトに挑戦
人類史上最速の男とされるジャマイカのウサイン・ボルト。彼が2009年ドイツ・ベルリンで開かれた世界陸上でたたき出した、時速44.72 キロが現在の世界最速記録とされている。
Keahi Seymour氏が「Bionic Boots」を履いて走り、記録したのは時速40キロまで。一見ウサイン・ボルトには負けてしまっているかのように思えるが、ボルトがこのスピードを保てるのはあくまで短い距離での話。
この「Bionic Boots」は、時速40キロのスピードで25マイル(約40キロメートル)を走り続けることができるという。このスピードを維持しながら長距離を走り続けるということは、「移動手段」という点でも有望かもしれない。
気分もアガるブーツ
Keahi Seymour氏によると「Bionic Boots」は、「速く走る」だけでなく、履くだけで気分がアガるブーツであるという。もちろん実際に身長が高くなることも挙げられるが、なにより走り出すと自分の力がみるみる沸いてきて、長い距離をぐんぐんスピードを上げて走ることができるからである。
「Bionic Boots」はまさに超人的な能力を身に着け、動物になったかのような感覚を味わうことができるブーツなのである。「一回でいいから試してほしい」とKeahi Seymour氏は興奮気味に語る。
速く走ることができる仕組み
数々の改良を重ね、時速40キロまでスピードが出るようになったという「Bionic Boots」。果たしてその仕組みとは一体どのようなものなのだろうか。
彼のインスピレーションのもととなった、ダチョウ。彼らの速さのヒミツはとんでもなく強いバネのような腱にあるという。「Bionic Boots」では7つのバネが使われており、足が地面に着くとバネは伸び、足が地面から離れるとバネは反対に縮む。このときのバネの戻る力を利用し、速く走ることを可能としているのだ。
またダチョウがそうであるように、「Bionic Boots」も走る場所を選ばない。例えば荒地や砂利道などの悪条件でも、通常の道路と同様のパフォーマンスが可能である。
Keahi Seymour氏が目指すゴール
これだけ「速さ」にこだわりつつも、彼のゴールは「ひたすら速く走る」ことではないという。彼の最終目標は「Bionic Boots」を使い、障がいを持っている人が自らの足で立ち上がり、歩いたり走ったりすることであるという。
そのゴールに向かって、彼は全速力で走り続けている。
Courtesy of Keahi Seymour