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オフロードも走れる車いす用ホイール「Loopwheels」

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「バリアフリー」の名の下で、公共施設や商業施設などでは、車いすの方でも通行できるようにスロープや車いす専用のエレベーターなどの整備が進んでいる。

しかし逆に考えると、整備されていない悪路や段差があるエリアは、まだまだ車いすでの通行は難しい状況だ。

では道路環境ではなく、「車いす自体」を改良してはどうか?イギリスの企業「Jelly Products」が開発した「Loopwheels」は、今まで無理だとあきらめなければならなかった場所でも、車いすで走行することができるという。

衝撃を吸収する仕組み

「Loopwheels」は、イギリスで製造されている車いす用の衝撃吸収ホイールである。2013年にクラウドファンディングにて資金調達に成功した、折り畳み用ホイールの車いすバージョンとして登場している。


衝撃吸収のヒミツは、独自に開発されたサスペンションをホイール内部に組み込んだ一体型装置にある。車輪とサスペンションを一体化することにより、衝撃吸収性能と、快適な走行性を高めることに成功している。

そのため「Loopwheels」は、従来の車いすの車輪よりも快適に走行することができ、耐久性も申し分ないとのこと。少しの力でデコボコ道や、整備されていない道、砂利道や草が生い茂る道などを走行することができるのだ。

カーボンでできたスプリングは、縁石などの段差を越えるときにユーザーの力となってくれると同時に、振動や衝撃を軽減する役割も果たしてくれるとのこと。車いすユーザーは日々、振動や衝撃を手や身体全体で感じるため、これらを軽減できることは彼らにとって朗報となるはずだ。

人々に自立の喜びを与える

実際に「Loopwheels」を体験した人は、どのように感じたのだろうか。

1992年から車いす生活をしているHelen Lowe氏は次のように語る。


「Loopwheels」なら、一生懸命になって車いすをこいだりしなくてもよく、もうたくさんの人に押すのを手伝ってもらう必要もない。全て自分自身でできるので、とても自立した気分だ。




彼女の言葉から、誰かの手を借りることは、車いすユーザーにとって心理的負担になっていたことが分かる。従来の車いすでは誰かの助けなくして通れなかった道も、「Loopwheels」の登場により、振動軽減などの身体的負担と、心理的負担の両方が軽減できるはずだ。

日本での購入は?

「Loopwheels」は、イギリス以外の国で購入することも可能である。もちろん、ここ日本でも取扱い店舗があるので、気になる人はサイトを訪れてみてほしい。


「バリアフリー」とよく耳にする言葉だが、「Loopwheels」はバリア(障がい物)にも負けずに、力強く進む力を与えてくれる存在であるといえるだろう。そして、障害物を無くしていくことと同時に、様々な環境下でも車いすユーザーの人が自立し進んでいけることもまた必要なのだと気づかされる。なぜなら、私たちの住む世界は平坦な道ばかりではないからだ。

環境の整備と共に、車いす自体の改良が進むことで、誰もが生活しやすい世界が、徐々に形作られていくはずだ。

Loopwheels

Courtesy of Jelly Products Ltd.


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