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ワークアウトとして人気の自転車。しかし、通常の自転車の乗り方では脚を中心とした下半身は鍛えることはできるが、上半身を鍛えることは難しい。しかし、そんな概念を変えてしまう画期的で、見た目にもインパクト大な自転車「TwiCycle」が開発された。
画期的な両輪駆動の自転車
なぜ自転車に乗りながら脚だけではなく上半身も鍛えることができるかというと、「TwiCycle」は手で前輪を漕いでグングン進むことができる、「両輪駆動」の自転車だからだ。
見た目は一般的な自転車であるが、ハンドル部分を手で回すことで前輪も駆動させることができる仕組み。車でいえば4WDのようなパワフルさで、急な坂道や泥道でも難なく進むことができるのだ。もちろん常に両方で漕がなくてはいけないわけではなく、脚だけ、手だけと好きなように使い分けることも可能。また前輪にもギアが搭載されているので、長距離走行にも強いのがうれしい。
上半身を使うことで自転車の上で体がグラグラするのでは?と思えるが、安定性についてはチェストパッドが付属されているので心配ない。体をチェストパッドに預けることで、安定性を向上させることができるのだ。前傾姿勢に疲れたとき、少し休むにもよさそうだ。
通勤やダイエットにも最適
アウトドアでサイクリングをしながら、全身を使ったワークアウトを行いたいという考えから誕生した「TwiCycle」。実際の使用事例はどのようなものだろうか。
毎日ジムに通う時間ややる気がなくても、30分の通勤を「TwiCycle」で移動したとする。すると移動手段として便利なだけではなく、知らず知らずのうちにジムで行うトレーニング内容よりも高度なトレーニングを行うことができるかもしれない。
長時間のサイクリングはエネルギーや脂肪を燃焼させるので、体重減少に良いとされている。「TwiCycle」なら全身で漕ぐことができるので、長い間一か所に疲れが集中することなくサイクリングできるだろう。負担を分散させることで、連日のサイクリングでも問題ない。
他にも「TwiCycle」に乗れば、わざわざジムに行かなくても、腕力を強化することも可能である。
チェーンがからまる心配について
ユニークな自転車「TwiCycle」には、様々な質問が寄せられている。例えば、腕でハンドルを回すため、チェーンに指が引っ掛かってしまうのではないかという心配の声がある。チェーンはハンドルが回っている間だけ回転するため、ライダーがハンドルの回転を止めると同時にチェーンも回転をやめる。さらにチェーンは常にハンドルにしっかりと固定されているため指が入る心配はないという。
チェストパッドとチェーンの位置についても近すぎるのではないか…と感じる人もいるようだ。しかし、チェストパッドとチェーンは互いに接触することがないよう、かなりの距離を取って配置されているとのこと。
さらに手で漕がないという場合には、ハンドルをロックすることもできるので、心配な人はハンドルを固定しよう。
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一見奇をてらったデザインでありながら、あらゆる部分に工夫がされている「TwiCycle」。手で漕いで自転車が進む感覚は、今までにないユニークな体験なはずだ。「TwiCycle」に乗れば、新たな自転車の魅力に出会えるかも?
Courtesy of TwiCycle