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人間を機械仕掛けのパーツで飾る。そんなコンセプトを追求するカナダのJohn Paul Rishea氏は、華麗に展開するロボットウイングや、缶を握りつぶすロボットアームを開発している。
ファッションにロボティクスの要素を融合させた「Bionic Concepts」とは、一体どのようなものなのだろうか。
圧縮ガス&電動で駆動するロボティクス
単にファッション性だけのロボットアームは、これまでにいくつも登場してきたことだろう。「Bionic Concepts」の特徴は、機械仕掛けが本当に稼働することにある。
機械仕掛けの翼「Cybertech Wings」は瞬時に翼を広げ、「Deluxe Spinal Armor」は心拍に呼応して脊柱が輝き、「Exo Gauntle」はつかんだ空き缶を粉々にするパワーを持っている。
素早さや力強さを実現しているのは、圧縮CO2カートリッジによるもの。電動では物足りないパワーを空気圧で補っているのだ。
ウェアラブルなロボットファッション
ロボットとアートを融合するというアイデアの「Bionic Concepts」は、12年間にわたってファッション業界にロボティクス体験を提供している。どのアクセサリーもウェブサイトで購入可能で、映画・写真・ステージなどのコスチュームとして使われているという。
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実用的な機能は持たないものの、高等なロボティクス技術が詰め込まれた「Bionic Concepts」。コスプレ感覚で「アイアンマン」になれる日が近づいているのかもしれない。
John Paul Rishea