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1992年から毎年独創的なコンセプトカーを開発しているスイスの自動車メーカー「Rinspeed AG」。2018年のコンセプトカーとして、車体が上下に分離する「Rinspeed Snap」を発表している。
テクノロジーの発展によって、すぐに時代遅れになってしまうハードウェアとソフトウェア。この問題に取り組んだコンセプトカー「Rinspeed Snap」とは?
上下に分離する自動運転車
4人乗りの自動運転車「Rinspeed Snap」は、各種センサーや乗客向けのプラットフォームを搭載した「pod」と、巨大なスケートボードのようになる「skateboard」の2つに分離することが可能だ。
分離した「pod」は地面に脚部を伸ばして固定することができ、内部のシステムや座席はそのまま利用することが可能。内部のスペースを移動型店舗として活用したり、即席のミーティングルームとしての利用などが想定されている。
「skateboard」は独立して移動することも可能だ。例えばショッピングスペースに「skateboard」で大量の「pod」を運べば、フリーマーケットやイベントの店舗を即座に設置することもできそうだ。
各部が分離できる設計によって、老朽化が激しい駆動部の「skateboard」の故障時は、単体で交換するだけで済む。消耗の少ない「pod」は引き続き利用できるため、車体をまるごと無駄にすることのないエコ設計を実現しているという。
Pepperも接続可能
「Rinspeed Snap」は、乗客がインタラクティブにやり取りできるモニターやタッチパネルを搭載。モニターで外部のカメラ映像の再生、行き先のルート確認や、大型ディスプレイを引き出して、即席の映画館として利用するなど、使いみちはさまざま。
感情認識ロボット「Pepper」を、アシスタントとして搭乗させることもできるようだ。様々な設備は、「pod」単体で利用する際にも機能するため、即席スペースとして利用する時にも役立つだろう。
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最高時速は80kmと、都市部の走行を目的とした「Rinspeed Snap」。電動駆動ながら最長100kmの距離を走行する。世界最大の家電見本市「CES 2018」の出展では、実際に各部が分離するデモンストレーションも披露されるのではないだろうか。
実用化が近づく自動運転車のさらに一歩先を見据えたコンセプトカー「Rinspeed Snap」。Rinspeed AG社は車両の量産を行っていないため、実物が街を運ぶ様子を見ることはできないが、未来の自動運転車の考え方に、影響を与えるかもしれない。
Rinspeed AG