跳躍力が2倍に？ 東大が跳躍力を拡張するバックパック型マルチローター「Lunavity」を発表

東京大学の暦本研究室の学生を中心とした開発チームがSXSW2018で発表した、跳躍力を拡張するバックパック型マルチローター「Lunavity」。まるで月面のようにふわりと跳躍することを可能にしてくれる夢のような装置だ。

頭上に配置した16個のローターにより夢の跳躍体験を

「Lunavity」は、バックパックのように背負って装着するデザインで、本体上部に円周上に配置された16個のローターにより装着者の動作に合わせて浮遊力を発生させる仕組みだ。

まるで月面のように跳躍力を2〜3倍向上させることができ、自分の体が軽くなったような体験が可能になるという。

新たな概念を生み出すプロジェクト

同研究室は、「Lunavity」の開発プロジェクトを通して様々なアイデアを膨らませている。例えば、バスケのダンクシュートを手軽に体験したり、車や他の歩行者の頭上を飛び越え横断歩道を渡ったり、車椅子すら不要にするなど、障がいなどの克服から日常生活やスポーツまで、あらゆる分野で新たな概念を生み出す可能性を秘めていると言えるだろう。

夢溢れる日本のテクノロジーが、未来へとジャンプしていく。