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Appleが新iPadで思い描く教育の未来とは?

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3月27日、Appleは教育に軸を置いたイベント「Let’s Talk a Field Trip」をアメリカ・シカゴで開催。イベントでは新しい「iPad」が発表された。

新iPadは何が違う?

価格は今までと変わらない37,800円〜(税別)のまま、スペックが大きく向上したほか、大きな特徴として、今までiPad Proでしか使えなかったApple Pencilが使えるようになった。

また、異例なことに思えるが、今回の発表の中で、サードパーティ製のペンシル、Logitecの「Crayon」も発表された。「Crayon」はApple Pencilの半額ほどの49.99ドルだ。

iPadでペンシルが使える効果は?


iPadでペンシルが使えるようになったのは、単なる機能追加ではない。その奥には、「教育でiPadを使いやすくしたよ」という強いメッセージがある。その証拠にサイトを見ると、今回の発表されたiPadの他に、もう一つ項目がある。それは「教育」だ。

「教育」というとフワッとしたイメージがあるが、昨年bouncyで紹介した、以下の動画を見てみて欲しい。


これは、都内の特別支援学校で、iPadを生かして中学生がプログラミングを学べるように部活をしているという記事だ。同クラブ活動でもコーディングを教える教諭・白石利夫先生は、iPadを取り入れた経緯について、「タブレットの方が、パソコンよりはるかに敷居が低い」と答えている。

タブレットを学校の勉強に導入するのは、想像以上に効果が高いのかも知れない。

Appleが提供するカリキュラム「Everyone Can Create」


Appleは今回、この「学校で、タブレットで、教育を」の可能性をより押し広げるべく、新たに「Everyone Can Create」というカリキュラムを作った。このカリキュラムを使うと、「スケッチ、写真、音楽、映像制作を通してアイデアを伝えるスキルを生徒たちに与え、それらのスキルをあなたが教えるすべての科目に組み込めるように」なるらしい。

Everyone Can Createによって、生徒たちは「数学の方程式を音楽に合わせたり、イラストレーターの視点を社会科に取り入れたり、科学的なプロセスを映像でいきいきと再現することができるように」なるとのこと。これを本格的に導入した学校が出てきたら、ぜひ見学してみたい。

Appleの取り組みで、今後大人も子どもも、もっと楽しく、インタラクティブに勉強ができるようになりそうだ。

価格(税別)
WiFiモデル:32GB 3万7800円、128GBモデル 4万8800円

WiFi+LTEモデル:32GB 5万2800円、128GB 6万3800円

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