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みなさん、MR(複合現実)の世界を知っていますか?
MRは「Mixed Reality」の略で、現実世界と3Dの仮想世界を融合させた映像をつくりだすことで、まるでSFの世界に体ごと没入しているような気分になれる、今注目を集めている、新しいテクノロジーです。
このMRの技術を使って、ファンタジーの世界を旅することができる新しいアトラクションが、4月20日、東京お台場の施設「ダイバーシティ東京」に登場しました。
体感型シアター「TYFFONIUM」(ティフォニウム)で楽しめる、新アトラクションの名前は「FLUCTUS」(フラクタス)。一体どんなアトラクションなのでしょうか?
何の変哲もない部屋が突然ファンタジーの舞台へ
「FLUCTUS」は、船上を舞台にした、目くるめく異世界を旅するファンタジー。色々な仕掛けが、シアターに所狭しと配置されていると思いきや、通された部屋はなんの飾り付けもない部屋。あるのは紫色に塗装された船の舵だけです。
でもこの部屋の光景が、ヘッドマウントディスプレイを装着すると一変。いつのまにか私たちは、大海原をゆっくりと進む船の上にいます。見渡すと夜空が広がり、幻想的な雰囲気です。船の舵もいつのまにか、本物のような質感に変わっていました。
没入感がすごい! ファンタジーの世界を生きる謎の生物たち
「TYFFONIUM」は、米ウォルトディズニーの出資企業でもある「Tyffon」社が手がけていて、細部まで作り込まれた世界観はまさに圧巻。異世界にタイムスリップして、未知の世界を旅する冒険者の気持ちになれます。
作中には、巨大なクリーチャーや亡霊が、体験者の行く末を阻みます。あまりにもリアルなので、突然迫って来ると驚いて後ずさりしてしまうほど。
次は何がやってくるのかビクビクしていると、美しく夜空を舞うクラゲのような生き物の大群に遭遇。怖いだけでなく、幻想的で美しい光景も、ふんだんに味わうことができます。
現実と仮想の世界の境界をあいまいにして新しい冒険の舞台を提供
「FLUCTUS」がすごいのは、その圧倒的な世界観だけではありません。ヘッドマウントディスプレイを通して見える世界は、体験者の動きに連動して動くのです。
舵を操舵すると、舵が動き、見える景色も変わります。また、亡霊を追い払おうと手を動かすと、その動きに合わせて亡霊たちも去っていきます。
また「Tyffon」社が開発した技術により、一緒に体験している参加者同士の姿を、仮想世界の中でも視認することができ、グループのメンバーで一緒に冒険の世界に没入できます。
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今回の作品「FLUCTUS」は、ホラー要素を弱めて、よりファンタジーの世界を強調したことで、より幅広い層にも体験できる内容になっています。日常の変わらない毎日に疲れたあなた。MRでファンタジーの世界に足を踏み入れてみては?
【場所】ダイバーシティ東京プラザ5階
【対象年齢】7歳以上(13歳未満は保護者同伴)
【制限】身長110cm以上