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aiboなどが注目を集める、ペット型ロボット。現在では、家庭用の他に介護や医療の現場でも活躍している。AIの進歩でさらなる進化が期待されている。もしかしたら数年後は新しいペットとして、当たり前になっているかもしれない。今回はペット型ロボットのメリットやデメリットなどを説明していこう。
ペット型ロボットとは
その始まりは1999年にまでさかのぼる。犬型ロボットのaiboが発売され、ペット型ロボットが大きな注目を集めるようになった。その人気は日本国内だけではなく、米国などにも及ぶ。さらに、ペットセラピー効果があることも確認されており、医療や介護の分野でも積極的に利用されるようになった。
動物の場合、飼育が難しいこともあるうえに、アレルギーなども懸念されるが、ロボットではその心配もないため、子どもからお年寄りまで積極的に利用できるのも魅力だ。今では、aibo以外にもたくさんのペット型ロボットが販売されており、その機能も初期のaiboから大きく進化している。
ロボットをペットにするメリットは?
ロボットをペットにするメリットはいくつか挙げられる。
住んでいる場所がペット禁止だったり、家族でアレルギーを持っている人がいたりするなどの理由で、ペットを飼えない家庭も多い。ペット型ロボットだとアレルギーなどもなく、ペット禁止にも当てはまらないため誰でも飼うことができる。世話も必要ないため、経済的にペットライフを楽しむことができるのもメリットだ。
人と動物がコミュニケーションをとり、ストレスが軽減など人にいい影響を与えることを「ペットセラピー」と呼ぶ。この影響はロボットでも確認されており、うつ状態の改善や会話の増加、活力向上といった効果があるという。安価なロボットでも効果が実証されているため、介護や医療の現場では積極的に利用されている。
人気のペット型ロボット4選
今度は人気のペット型ロボット4選を紹介しよう。
好奇心を原動力として行動し、やりたいことは自ら決定。飼い主に従順というわけではなく、ときには予想外の行動をすることがあるのが特徴だ。好き嫌いも存在し、育て方によっては性格も大きく変わる。まるで本物のペットのような振る舞いをしてくれるため、ペットを飼いたいけど事情があって飼えない人にはおすすめだ!
動物らしい行動もするため、人に癒やしをあたえてくれる。2002年には「世界で最もセラピー効果があるロボット」としてギネスに認定されているほど。医療施設や介護福祉施設にも採用されており、高齢者や自閉症を持つ子どもたちへのセラピーのために積極的に使われている。
さらに、専用のスマートバンドを装着すれば、飼い主と認識し後ろを付いてくれる。スマートボールを使えばボール遊びもできるため、非常に優秀なペット型ロボットだ。
ただし、低価格であるため、歩行や声認識など複雑なことはできないので注意だ。
ペット型ロボットの問題点
世話がラクな点やペットセラピー効果などメリットもあるが、その反面、問題点も多く潜んでいる。
AIを組み合わせることで、相手に合わせてさまざまなパターンで反応することが可能になったが、それでも本物のペットとは違い反応に限界がある。
コミュニケーションロボットには「3カ月の壁」と呼ばれる、飽きられるまでの期限が存在する。ワンパターンな対応や、やはり機械であることなどが原因となり、興味を失ってしまうのだ。どれだけ本物のペットに近い反応を示せるかが課題となっている。
ペット型ロボットは生物でないため、たとえ傷ついたり、不具合が発生すれば修理すればいい。
寿命がないのも魅力だが、修理の受付が終了してしまうと、不具合が起これば、そこが寿命となる。たとえ愛用していたとしても、いつか突然修理ができなくなるのも、ペット型ロボットの問題点と言えるだろう。
ペット型ロボットは、aiboのように機械的なデザインのものだけではなく、本物の動物のようなデザインも多くある。
後者の場合、こういったリアルを追求するロボットにありがちな「不気味の谷」が存在する。見た目は本物の動物っぽいのに、動きがぎこちなくなってしまう状態のことだ。不気味であるため、人によって愛着が湧きづらくなってしまう。この不気味の谷もペット型ロボットの問題点だ。
ペット型ロボットはもっと普及するか
初代aiboが発売されて18年が経とうとしている。コミュニケーションツールとして一部の間ではブームとなっているが、世間的にはまだ普及しているとは言えない。しかし、ルンバなどのお掃除ロボットなどが私たちの生活に溶け込んだことから考えると、ペット型ロボットが普及する可能性も十分あるといえる。
ペット型ロボットと最新テクノロジーを組み合わせる動きも出ている。 たとえばソニーの新型aiboではAIと組み合わせ、飼い主に好かれる動きを探すことも可能となっている。このようにテクノロジーと融合していけば、ただのコミュニケーションツールではなく、番犬役など私たちの生活をサポートしてくれる存在になるかも知れない。
ペット型ロボットが普及していくためには、どれだけ私たちの生活に寄り添ってテクノロジーを組み合わせていくかがカギとなるだろう。