飛行機版Uber? 空の民主化を目指すシェアリングサービス「Wingly」

「Wingly」は、パイロットと飛行機を利用したい人を繋げるWebサービス。パイロットは計画したフライトをWinglyに登録することができ、潜在顧客が簡単にWinglyを通してそのフライトを予約することができる。手法としては「Uber」のようなカーシェアリングと一緒だ。

簡単にマッチングできるシェアリングサービス

パイロットが予定されたルート、利用可能な座席数、コストシェアリング価格を掲示することで、興味があればそのフライトプランを顧客が予約し、私有飛行場から出発する仕組み。潜在顧客は、Wingly上にないフライトプランを依頼することもでき、パイロットが顧客の提案したルートをチェックして、連絡を取ることもできる。

旅行やビジネス以外でも利用できる

空からの美しい景色を楽しむだけの観光フライトも提供しているので、AからBへ飛ぶと行った使い方以外にも利用可能だ。フライトが終了すると、パイロットと乗客の両方がお互いを評価できる仕組みになっていて、パイロットの技術をしっかりと確認できる。

Winglyの運営会社がパイロットにチェックリストと安全のためのチュートリアルを提供しているが、コストシェアド・フライトの安全規則は、民間航空会社のそれより厳しくはないことを乗客にアドバイスしている。

航空業界の民主化を目指しているWinglyのような企業が増えれば、もっと簡単に空を移動ルートとして考えられる未来がくるかも？