コペンハーゲンの学生を救う水上学生寮「Urban Rigger」とは？

Urban Riggers社が手掛けた学生寮「Urban Rigger」。学生の増加による住宅不足問題解決のために建築され、周辺住宅よりも安価に住めるようになっている。

水上プラットフォームにコンテナ9個を重ねてできた学生寮

水上プラットフォームの上にコンテナ9個を二層に重ねて配置した「Urban Rigger」。建物の中心には中庭が配置されていたり、2階には遊歩道、屋上にはテラスと、とても学生寮とは思えない優雅なデザインになっている。

また、システム自体もエコな仕様になっていて、暖房・温水のエネルギーの75％は海水を利用し、床暖房によってさらにエネルギー消費を節約しているようだ。

欧州20都市の水域のわずか5％を、Urban Riggersが使用することで約17万人の家を作ることができるという。水上というデッドスペースを学生寮として活用することで、才能ある学生の未来が形作られていく。