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ラテアートならぬビールアートをプリントするマシン「Beer Ripples」。イスラエルから日本に上陸を果たしたということで、実際に実機を持って来てもらって、どんなビールアートが楽しめるのか体験してみたら、編集部一同が驚きでした!
https://bouncy.news/12017
10秒ほどで鮮明なビールアートが完成
「Beer Ripples」は本体の下に泡たっぷりのビールグラスを乗せるだけで、華やかなビールアートがプリントできるマシン。ビールサーバーによるクリーミーな泡が不可欠ということで、急きょ渋谷にあるストリートカルチャー直結キッチン「BAHAMA KITCHEN」をお借りして体験することに。
搭載のディスプレイに並んでいたのは、選びきれないほどのデフォルトデザイン。メッセージデザインや模様から、有名絵画や有名人をモチーフにした複雑そうなデザインまでプリントできるようです。
アプリ上でプリントしたいデザインをチョイスすると、濃淡などの簡単なコントラストも調整可能。最後に泡たっぷりのグラスビールをセットすれば、台座が持ち上がって10秒ほどで、鮮明な絵柄がプリントされます。
スマホからオリジナルデザイン
専用アプリと連携させれば、スマホ内の写真や画像をビールにプリントもできるとのこと。実際に誕生日サプライズを想定して、顔写真にバースデーメッセージを付けてプリントしてみたのですが、サプライズとしてはバッチリな仕上がり!
はかなく消えるビールの泡に想いをのせて、粋な計らいができるのではないでしょうか。
モルトを使用した専用インク
予想以上にくっきりと描かれている様子に、一同で「おお〜〜!」と純粋に驚きの声を漏らすレベル。飲むのがもったいないくらいですが、割とすぐに泡が消滅していくため、もったいぶらずに飲んでしまうのが吉。
プリントのインクは、そのまま食べても問題ない「モルト」を使用したもので、ビールの風味を邪魔するような香りもなく安心。
そんなインクの容器はプリンターのカートリッジとまったく同じ形状で、初めて見ると「ちょっと、それ間違ってますよ!」とツッコミを入れてしまいますが、社長はもともとHP(ヒューレッドパッカード)にて副社長だったとのこと。
3Dのプリンター技術を応用したマシンになっているそう。プリントの様子を下からのぞき込むと、ヘッドが上下に動いていて、「これは……プリンターだ!」という隠れた驚きも味わうことができます。
泡のきめ細かさでクオリティが変わる
もともとはbouncy編集部のスタジオに持って来てもらう予定だったのですが、「缶ビール+市販のビアフォーマー」では、泡のきめ細かさが足りず、アートのクオリティが下がってしまうとのこと。
日本では8月に渋谷の「Hoegaarden BEER GAARDEN」や、由比ヶ浜の「SUMMER&IDOL」といったイベントスペースで導入されていたとのこと。今後も日本での導入が進めば、一杯飲みに行ったお店で「Beer Ripples」を体験できるようになるのかも?
日韓事業代表にメールインタビュー
日本に導入が始まった「Beer Ripples」を開発するRipples Ltdで、日韓事業代表を務めるのは小平 託氏。ロケ当日は予定が合わなかったものの、メールにてインタビューに応じてくれました!
——日本で体験した方の反響は?
実際にお客様に提供する場にもおりましたが、皆さん非常に驚かれており、お楽しみいただけたと思います。
——今後、国内のどこかに提供される予定は?
いくつかイベント出展を計画中で、製品の本格販売に向けても準備をしております。
——2018年内に日本市場の開拓を目指すにあたって、今後の日本市場の展望について
現在、大手ビールメーカー様など、多くの潜在的パートナー企業様と協業の準備をしています。近い将来に、ビアアートがいたる場所で体験いただけるようになると思います。
——bouncy読者へ一言お願いします!
ビアアートお楽しみいただくのに加えて、今後は皆様に楽しい驚きを提供できるような仕掛けを準備しています。「リップルズ」というイスラエル生まれのベンチャーが、日本の皆様の生活において少しでも笑顔を増やすことができれば幸いです。
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ビールの泡をキャンバスに仕立て上げるマシン「Beer Ripples」。これまでにない“ビールアート”の驚きが、新しいコミュニケーションの形を生み出していくのかも?
(取材協力)
BAHAMA KITCHEN
Ripples Ltd