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今夜のゲストはこの人!
成田さんは、ビッグデータを用いるプロ。さまざまなビジネスの売り上げをアップさせるために、どうしたら良いのかを考えるお仕事をしています。
ビッグデータはどうやって集められているのか。また、どんなことに活かされているのか、インタビューしていきます!
※インタビューを撮影するため隣に座っています。営業中は、隣には座りません。
生ビールの値段は、渋谷より恵比寿の方が30円高い!
成田:過去に面白かったビックデータの収集で、山手線29駅付近の生ビールの値段比較をしたことがあります。渋谷と恵比寿だったら、恵比寿のほうが30円高い。29駅で安いのは、巣鴨とか、鴬谷。五反田も安いほうです。
サエコ:山手線の居酒屋などを実際に巡って調査されたのですか……?
成田:いえ。実際に店へ行って調べるわけではないです。クローラー(ロボット型検索エンジンがWEB上のファイルを収集するプログラム)が、飲食店のサイトからデータを集めてきて、そのデータを計算可能な状態に処理し、平均を出します。なので、全部プログラミングでやっているんですよ。
サエコ:なるほど。漠然と恵比寿ってなんでも高そうだな、というイメージはありますが、「30円高い」というふうに、具体的に値段まで分かるのは面白いですね。
データで分かる、知らない仕事のノウハウ
成田:データの解析依頼がくる取引先は、有名アパレル会社や、ウェブコンテンツメーカー会社など、業種はさまざま。お客さんから提供された情報を処理して、売り上げをさらに良くすることに役立ててもらいます。
僕自身、アパレルや、物流倉庫の会社、コールセンターで働いたことはありませんが、そこのデータを分析することで、「儲るために、皆が幸せになるために、何のデータが一番重要なのか、何がどう影響すると、どんな効果が生まれているか」など、計算で分かっちゃいます。
やったことのない仕事の仕組みを知れるのは面白いですね。解析結果を活かして、売り上げにつなげたり、ムダがなくなることにやりがいがあります。
サエコ:ライター業もビックデータを活かせますか?
「しらべぇ」だったらこういう言葉が入っていると読まれる、こういう言葉が入ってると、読まれない、というふうに、媒体特有の傾向が、全部統計的に出てきます。より読まれるにはどんなタイトルで、どんな記事を書けば良いのかが分かります。
読者の求める傾向が分かれば、ただヒットしたものを繰り返すだけのものづくりにならずに、制作側はクオリティの追求に専念できます。
サエコ:それいいなー!ビックデータは大企業だけに必要なものだと思っていましたが、日常生活や、個人単位の仕事など、もっと身近に利用できるようになったら、いろんなメリットがありそうですね。
コワーキングスナックの良いところは?
サエコ:コワーキングスナックはどうですか?
成田:ここは来てみたかったです。初めて来ましたが、なかなか楽しいですね。五反田は通勤の乗り換え駅で通ってはいるけど、あまり飲みに降りることはなかったので新鮮です。
サエコ:成田さん、ありがとうございました!
コワーキングスナックcontentzとわたしについて
コワーキングスナックCONTENTZ分室は、五反田にある、カラオケと喫煙席のない一風変わったスナック。ここでは、異業種の人たちが集まり、毎晩お酒を飲みながらビジネストークが繰り広げられています。
お客さんの中には、店内に完備されている電源とWi-Fiを使ってPC作業する姿も。プライベートな雑談も交えながら、仕事に結びつくようなコミュニティづくりを目的とした、次世代スナック、それがコワーキングスナックです!
わたしは、ここのスナックのママをしています。
スナックには、メディア・広告・IT関係者などが集まり、クリエイティブで話が面白い方がたくさん来てくれます。
ワーキングスナックにきたら、皆さんのビジネスハック術について、ぜひ教えてくださいね!