Culture

15分で簡単にできるゾンビメイクに挑戦!【ハロウィン】

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「ハロウィン定番の『ゾンビメイク』を、手軽に気軽にできるようになりたい!」

そんな未来を夢見て、bouncy編集部で、いちる編集長とみおみおの2人がゾンビメイクに挑戦してみました。

プチプラコスメで十分!

教えてくださるのは、2000人以上をゾンビに変身させてきた、ゾンビメイカーのルミエさん。多田さんによるとドラッグストアで取り扱っているプチプラコスメでも十分ゾンビになれるそう。


実際にメイクしてもらった結果は……結論からいうと、完璧にゾンビです!


いちる編集長いわく「メイクをした後は、まさに違う自分になったように思う。端的に言ってアガる」とのこと。アガりすぎて、ゾンビメイクをしたまま大事な会議に出席したのはここだけの話。

今回、ルミエさんが準備してくれた品々はこちら。


一式揃えて1万円くらいですね。

女性メイク みおみお篇

(メイク動画です。下記の解説と一緒にご覧ください)

ポイント① 死因

ルミエさんいわく、ゾンビメイクの醍醐味はストーリー

どうしてゾンビになったのか? その死因を決めることが大切だそうです。

どうやって感染し、どれくらい時間が経って、どんなことをしているゾンビなのか? その設定をメイクに落とし込んで世界観をつくることがオススメだそう。

最初にメイクをするみおみおは「悩んでいたら事故で工事現場にあったクレーンが、なぜか落ちてきて頭に命中! 事故で眼がとれてしまった」という設定になりました。

ポイント② ゾンビの顔色は悪い!


ようやくゾンビメイク開始! まずはベースです。

ルミエ:通常のメイクは血色を良くみせますが、ゾンビなので顔色を悪くしていきます。クマを作ったり不健康になるように見せていきます。


青系のコンシーラーで顔の赤みをとるのに使うものを、顔全体に伸ばしていきます。特に頬は赤くなりやすいので、血色を消すイメージで。

ファンデーションも、普通は自分の肌にあった色にしますが、 いちばん明るい色を選びます。

ポイント③ 貼る眼帯で眼がとれたメイク


次に眼をメイク。

ルミエ:眼が取れてしまったってメイクをするからって、本当に眼が取れたら困りますよね

みおみお:困るどころじゃありません! 取らないでください!

ルミエ:安心してください。貼るタイプの眼帯を使えば簡単にできます! 眼を保護するものなので、眼もお肌も傷つけません。


眼帯のまわりにティッシュペーパーを割いたものを貼り、左目にペタり。
フチの部分をつけまつげのノリで補強していきます。

ポイント④ 傷の質感はオブラートで出す!


さすがに眼帯を貼っただけではただのけが人ですね。これからが大切です。

使うのはオブラート。特殊メイクではゼラチンを使うことが多いそうですが、オブラートは水で溶けるので扱いやすいんです。


フチをちぎって、眼帯の周辺の肌を濡らしながらぐしゃぐしゃに貼り付けて行きます。

続いて、眼があった場所をアイライナーで黒くします。眼の形に洞穴が開いている感じをイメージしてください。周囲をぼかすとそれっぽく見えてきます。

さらに、黒のアイブローパウダーで全体を暗くしていきます。
アイシャドウはラメが入っているものが多いので、アイブローの方が使いやすいそうです。これはいちばん濃くて黒いものを選びましょう。

ルミエ:ここからは塗り絵ですね。通常のメイクは結構細かい作業ですが、ゾンビメイクは多少よれたり汚かったりしても「そういうもの」と割り切れるのでトライしやすいですよ。

ポイント⑤血はリップグロス


眼が取れたら仕上げは血。

ルミエ:赤いアイシャドーはあんまり発色しないので、赤いリップグロス。 真っ赤だと作りっぽいのでちょっと暗めの赤でよいですね。


眼だったと思われる部分と、オブラートを使った部分に、ポンポンと垂らしていきます。

みおみお:こんなケガしたことないです!


最後はケガをしていない方の顔もアイブローで暗くしていけば完成!

みおみお:ヤバい! これはヤバい! これは帰りますね。血がついてないのに顔色が悪い! ヤバいですね。

男性メイク:いちる編集長篇

(メイク動画です。下記の解説と一緒にご覧ください)

ルミエ:次はいちる編集長のメイクですが、男性をメイクするときは、まず顔の脂を落としましょう


男性は普段メイクをしない人がほとんどですよね。あらかじめあぶらとり紙で顔をきれいにすると、メイクのノリがよくなるのでオススメです。

ポイント① 死因


いちる編集長、意外にもハロウィンメイクは未経験だそう。

いちる:これまでハロウィンパーティはいくけど普通の格好だったよ。

みおみお:コスプレもないんですか?

いちる:一度だけジャン=ポール・ゴルチエのコスプレをしたことがあるんだけど……

みおみお:それ、分かってもらえました?

いちる:「髪切った?」って聞かれたよ。全然伝わらなかった。

今回、ルミエさんの独断でいちる編集長のテーマは「中二病」に決定。死因はゾンビに切りつけられたこと。その後、復活したゾンビという設定です。

ポイント②傷を直す絆創膏で傷を直す

ルミエ:切りつけられたキズをつくるには湿潤型の絆創膏を使います!

いちる:傷を創るために傷を治すための絆創膏を使うんですね!


絆創膏のセンターに切れ目を入れて おでこと眼下の2ヶ所に貼ります。

みおみおと同じく、絆創膏の周辺にオブラートを貼り、質感をプラスします。すると、なんだか立体的で傷っぽくなってきました。

ポイント③ 傷づくりはヨゴシに似ている

ルミエ:女性は白っぽい肌にしましたが、男性は白いとバカ殿っぽくなってしまうので、黒っぽく青っぽくしていきます。


傷のところは、黒のアイライナーで線を書いてスポンジでぼかしていきます。傷も赤だけだとリアリティがでないので、真ん中を黒くするのがポイントです。

いちる:ちょっとアザっぽくなってますね。たしかに内出血は青黒いですもんね!

ルミエ:やり方としてはプラモデルのヨゴシが近いかもしれないです。


血糊にあたるところをグロスでつけていきます。最後に唇に赤を足せば完成!

みおみお:顔切られるのイヤだなあ 痛そう。一生モノの傷になっていて、もはやブラックジャックを超えてますね

いちる:うへぇ! でも、違う自分になった感じで、端的に言ってアガるね!


・・・

いちる編集長いわく、メイク自体は絵の具を塗られるような感じだけど、メイクされるのはマッサージみたいで気持ちいいとのこと。見た目が痛々しいのとは逆でおもしろいですね。

みなさんも気楽にゾンビメイクを楽しんでみてはいかがでしょうか? 今ならゾンビのままで街を歩いてもあまり問題になりません!


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