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目の前で人が倒れる……脈がない。
「あなたはそんな時に、自信を持って救命措置が行えますか?」
日本では毎日200人程が心停止によって、この世を去っている。
「突然倒れた人の周りに正しい救命措置を行える人がいれば、この数字を減らせるかもしれない」
そんな想いを抱き活動するのは、日本の一般社団法人ファストエイド。開発したのは、老若男女問わず誰でも3STEPで救命措置のトレーニングができる「CPRトレーニングボトル」だ。
目の前で倒れる人に対し私達は咄嗟に動けるか?
目の前で人が倒れたら、まずは救急車を呼ぶ。
その後、私たちがすべきことはCRP(心臓マッサージ)だ。心停止した人に対しCRPを行えば、救命率は2.5倍上昇する。
しかし、筆者を含め多くの人には自信がないのではないだろうか?記憶にあるCRPの訓練は学生時代に通った自動車教習での授業ぐらい。圧倒的に経験が足りていない。
実際に、CRPに自信がない人は全体の57.3%にものぼるという。
トレーニングをしようにもどこでやるのか、場所も分からないのが現状だ。「CPRトレーニングボトル」はそれを変えてくれる。
手軽に楽しくトレーニングできる「CPRトレーニングボトル」
「CPRトレーニングボトル」は簡単に、そして手軽にCPRのトレーニングが行える。
必要なものはたったの3つだ。
ペットボトル・専用シート、そして”人を助けたい”という気持ちさえあればいい。
水を飲みほしたペットボトルのキャップを閉め、ハートのマークの模様がぴったり合うようシートにセット。
もう1人の助っ人を呼び、しっかりとペットボトルを抑えてもらう。
音楽に合わせテンポ良く2分間トレーニングを行うことで、CRPの本格的な訓練が可能だ。
元救命隊員監修の下、モーションキャプチャーと荷重計を使用した実験で、訓練用人形と同じ効果を得られることが実証されている。
たかがペットボトル、されどペットボトルだ。
ファストエイドでは、この一連のトレーニングを教える講習会を開催している。リズムに合わせてトレーニングするのは楽しく感じる人も多く、講習会には笑顔が溢れているそうだ。
興味のある人は参加してみてはいかがだろうか?
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たった1つのペットボトルに教わる救命トレーニング。
材料はどれも軽いため、家に持ち帰り家族にも教えることができる。
突発的な事故に誰もが対応できる、人に優しい未来はすぐそこまで来ているのかもしれない。
FastAid