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折りたたんで持ち運びやすく
前モデルの「Osmo Mobile 2」は価格も手ごろで、スタビライズ性能も申し分ありません。ひとつ気になるのは、やっぱりサイズ感です。
Osmo Mobile 3については、「え、こんなに小さいの?」が最初の衝撃。
そこから本体を展開させれば、これまで同様のサイズになります。これまでの操作性を確保しながら、小さくなるなんて活躍するシーンが増えそう。
なお、Osmo Mobile 2は、購入時に発泡スチロールのケースに入っています。これに入れて持ち運んでいる人も多いと思いますが、Osmo Mobile 3は、コンボセットに専用の布製ポーチが付いており、サイズも1/3ほどになっています。
「トリガー」で操作性がアップ
Osmo Mobile 2の操作は、グリップを握った際の親指側(前面)のジョイスティックと、電源ボタン、Recボタンで行います。これに加えてOsmo Mobile 3は、人差し指側(背面)にもトリガーボタンがあり、より多くの操作を行えるようになりました。
被写体に向けてトリガーボタンを1回押すと、「ActiveTrack 3.0」という自動追尾モードが発動し、動く被写体をカメラが追いかけてくれます。Osmo Mobile 2だと、アプリ画面で追尾モードをオンにして、画面の被写体を指でマーキングして……という手順がワンタッチになっているんです。
トリガーボタンを2回押すとセンタリング。カメラの向きが明後日の方を向いても、すぐに戻せます。
3回押すとアウトカメラ/インカメラが切り替わります。
ほかにもトリガーボタン長押しでジンバルの動きをロック。1回押してすぐ長押しでジンバルの反応速度が上がる「スポーツモード」発動など、Osmo Mobile 2の設計ではできなかった操作がいろいろとできるようになり、撮影がよりスムーズになった印象です。
ほかにもある! さまざまな進化のポイント
Osmo Mobile 2だと、スマホの縦撮りと横撮りを切り替えるには、いったんスマホを取り外す必要がありました。Osmo Mobile 3はスマホを取り外す必要はなく、電源ボタンを2回押すだけで、くるんっと回転してくれます。
また、Osmo Pocketでも使える「ストーリーモード」が、Osmo Mobile 3でも採用されていました。撮りたいストーリーを選んで、3〜4カットを撮影すると、自動で全カットをエフェクトやBGM付きで、1つに編集してくれるというヤツです。
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なお、折りたたむときは、目視で本体にあるガイドを2箇所合わせる必要があり、直感的にやるとしっかり折りたためず、ケースに収納できないことがありました。しかし、あのサイズ感を実現していることを考えれば、ちょっとした不便には目をつぶれます。
携帯性も操作性もググっと向上した「Osmo Mobile 3」。初めてのスマホ用スタビライザーとしてオススメです。以前からOsmo Mobile 2を持っている人も、乗り換えたくなるはず。
なお、Osmo Mobile 2とのスペックや操作方法の違いについて、スプレッドシートにまとめてあるのでご覧ください!
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