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美しい立ち振る舞いが生み出す「品格」
A-RROWGは、靴の中敷きに小型歩行センサーを組み合わせたプロダクトです。歩くだけで自然に歩行速度・歩幅・接地角度・離地角度・足上げ高さ・外回し距離といったデータを計測し、普段の歩行姿勢のクオリティを計測してくれます。
これらのデータは専用アプリから確認できます。歩行姿勢のタイプを6種類に分類してくれるため、ただ歩いているだけで「自分はがに股なんだ……」というようなことがわかります。
ありのままの歩行状態を計測するこだわり
発表会当日は体験コーナーが設けられており、実際に履いてみました。フロアをぐるっと歩くと、足の裏にセンサーが入っているとは、言われないとわからないレベル。土踏まずあたりに位置しているのもありますが、「ありのままを計測するため、デバイスを意識させない」というNECのこだわりが感じられる仕上がり。
体験コーナーでは専用のシューズが用意されていましたが、インソールなので自分の手持ちの靴で使用可能。センサーが内蔵された靴も存在しますが、履き慣れたお気に入りの靴に機能を追加できるのはうれしいポイントです。
A-RROWGのバッテリーは充電式ではありません。歩いている状態のみ検知・起動する省電力設計のため、1年以上使える設計。もし1年以内にバッテリーが切れた場合は、無償で交換対応する予定だそうです。
6つに分類された歩行姿勢ごとに適切なトレーニング動画が提案されます。トレーニングを行うと歩行の癖が矯正されていき、歩き方に品格が生まれていく、というシステムです。この専用アプリは、ダウンロード数国内No.1のヘルスケア/フィットネスアプリ「FiNC」が監修しています。
身だしなみに歩行の美しさをプラス
出かけるときやビジネスで人に会うとき、服装や髪型などの身だしなみに注意を払うのは、一種のマナーでもあります。NECは歩行姿勢にも注意を払うことで、他者に与える印象を変えられると考えています。
確かに、どんなに身だしなみに注意しても、猫背や内股、がに股だったりすると、違ったイメージに見えてしまうかも。さらに美しい歩き方を継続していけば、自然と健康にもつながるとのこと。
発表会ではA-RROWGの監修に携わった理学療法士の方も出席。 理学療法士によるアドバイスは、病院などで診察してもらう必要がありますが、FiNCにはこういった問題を、テクノロジーで解決するという狙いがあるそうです。
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最近ぎっくり腰になってしまった筆者。病院に行くと骨盤のゆがみやがに股であることが、ぎっくり腰を招いた一因になったと言われました。とはいえ毎日しみついた歩き方を変えるのはなかなか難しいもの。「美しい歩き方」が手に入ると言われれば、モチベーションも維持できるのではないでしょうか。
NEC