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ソニーが開発したVision-Sは、4人乗りのEVセダン。車内外にソニー製のカメラや、LIDARなどセンサー類を搭載し、周囲360°を把握します。現段階では、「自動運転レベル2」以上に当たる、「高速道路上の運転アシスト機能」を実現しているとのこと。
各種センサーが周囲の車両や道路状況を見極めて、自動的に速度制御や車線変更などを行ってくれます。高い技術力を持つソニーだからこそ、カメラやスマホでセンサー系の技術を持つソニーならではの装備といったところ。
将来的にはソフトウェアアップデートにより、運転者が全く操作せずに移動できる「自動運転レベル4」に対応する予定とのこと。
ソニーは自動運転が高度化していく未来において、車内を「疾走するエンタテイメント空間」と位置づけました。CES 2020では、ソニー独自の立体音響技術「360 Reality Audio」に関連する製品が発表されましたが、Vision-Sにも同様の技術を採用。
各シートのヘッドレストにスピーカーが内蔵されており、まるでアーティストと同じ空間で音楽を聴いているような、高い没入感を味わえるそうです。さらに、個別に違う音楽を楽しむ、といった指向的な音楽の楽しみ方にも対応しています。
また、フロントにはワイドスクリーンが張り巡らされ、運転席側は速度などを表示しつつ、助手席側では動画コンテンツを再生するなど、それぞれが楽しめる空間を演出しています。
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Vision-Sはあくまでコンセプトカーですが、公式サイトには詳細なスペックが記され、CESの会場には実走するモデルが登場。Vision-Sの車体はクーペ、セダンだけでなく、SUV、MPVにも対応していることをうたっています。
来たる自動運転の波、ソニーならではの「移動の未来」を、見せてくれるかもしれません。
Sony Corporation