方法や期間は?気になる、ファスティングのやり方

南谷 有美
公開: 2020-03-27

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胃腸を休めることで様々な効果がある、ファスティング。興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。ファスティングコンサルトの資格を持っている筆者が、ファスティングのやり方についてご紹介します。


ファスティングとは

 ファスティングイメージ画像

ファスティングとは、一時的に食べ物を身体に取り入れることを辞めることで消化器官を休ませ、本来身体に備わっている機能を正常な状態に戻すことを促す健康法の一つです。
ファスティングには、たくさんの効果効能があります。詳細は、こちらの記事をご覧ください。

ファスティングを開始する前に決めること

ファスティングを開始する前に決めることをご紹介します。

期間

ファスティング期間イメージ画像

まず大切になってくるのが、ファスティングの期間。初心者の方には、朝食だけ抜く「半日ファスティング」1日固形物を食べずに過ごす「1日ファスティング」3日固形物を食べずに過ごす「3日ファスティング」がおすすめです。次項でそれぞれのやり方についてご紹介します。

方法

ファスティングの方法イメージ画像

次に大切になってくるのは、ファスティングの方法です。主なものに「水断食」「酵素ドリンク」「断食道場」があげられます。それぞれのメリット・デメリットはこちらの記事で紹介しています。是非参考にしてください。

ファスティングのやり方【半日ファスティング】

半日ファスティングの流れ
準備食を食べる

前日の夜から当日の昼まで断食

回復食を食べる

朝食のみファスティングを行う方法をご紹介します。生活にファスティングを取り入れたい方や、初めての方にもおすすめです。

準備食

準備食画像

ファスティング前日は、翌日からのファスティングに備えて、肉・油などを控えた軽めの食事をします。午後8時くらいまでに食事を終わらせることが理想です。アルコールやタバコも控えましょう。

ファスティング中

 白湯画像

前日の夜から当日の昼までの間の半日間、断食をします。白湯などこまめに水分をとりましょう。

回復食

和食画像

昼食と夕食は普通に食べても大丈夫ですが、酵素ビタミンミネラルがたっぷりとれるような食事が理想です。野菜中心の和食がおすすめです。

効果

体質が改善されたり、体重が減ったりという身体的な効果が出るには少し時間がかかります。気長に取り組みましょう。

ファスティングのやり方【1日ファスティング】

ファスティングドリンクなどを取り入れながら、1日食事をとらずに過ごす方法をご紹介します。お休みの日などに行いましょう。

1日ファスティングの流れ
準備食を食べる

ファスティングドリンクを朝・昼・夜飲む

回復食を食べる

準備食

準備食画像

ファスティング前日は、翌日からのファスティングに備えて、肉・油などを控えた軽めの食事をします。午後8時くらいまでに食事を終わらせることが理想です。アルコールやタバコも控えましょう。

ファスティング中

ハーブティー画像

ファスティングドリンクを朝・昼・夜、飲みながら行います。日中は空腹感に襲われる方も多いかと思いますが、水やハーブティーをゆっくりと飲んだりしてリラックスして過ごしましょう。

回復食

回復食画像

ファスティングの翌日の朝食は、おかゆなど胃に負担をかけないものを食べるようにしましょう。昼食はみそ汁や生の果物などをゆっくり噛んで頂きます。この時に量を食べ過ぎないよう、注意が必要です。夕食は、動物性たんぱく質や油っぽいものは避けた野菜中心の和食がおすすめです。

ファスティングのやり方【3日ファスティング】

ファスティングドリンクなどを取り入れながら、3日食事をとらずに過ごす方法をご紹介します。効果もリスクも最も高いものです。用法に気をつけながら実践しましょう。

3日ファスティングの流れ
準備食を食べる

1日目:
起床後水もしくは白湯を飲み、ファスティングドリンクを朝・昼・夜飲む

2日目:
食事の代わりにファスティングドリンクを飲む

3日目:
食事の代わりにファスティングドリンクを飲む

2日間回復食を食べる

準備食

準備食画像

ファスティング2日前から、肉・油などを控えた食事を意識してとります。午後8時くらいまでに食事を終わらせることが理想です。アルコールやタバコも控えましょう。

ファスティング中

ファスティング画像

1日目
起床したら、常温の水もしくは白湯で飲みます。その後、朝食の代わりにファスティングドリンクを飲みます。昼食、夕食も同様にファスティングドリンクをとります。(※ 取り入れるファスティングドリンクの種類により飲み方は異なります。それぞれのドリンクの用法容量をお守りください。)ファスティングドリンクを飲んでいても、水分補給が大切です。水を飲むことによって、トイレの回数が劇的に増えますが、それは体内の不要物がどんどん排泄されている証拠です。気分が悪くなったり、一時的に肌荒れしたりという好転反応が出る場合もありますが、こちらもデトックスの証です。薬などで症状を抑えず、様子を見るようにしましょう。
睡眠中もデトックスは続くので、早めにベッドに入るようにしましょう。

2日目
1日目同様、食事の代わりにファスティングドリンクを飲みます。個人差がありますが、1日目でも登場した好転反応がさらに強くなります。水分をしっかり摂取し、排泄を促しましょう。症状が重いときは無理をせず、お粥などの回復食をとって中断しましょう。
2日目が最も辛い日となりますが、それを乗り越えると体の変化がわかるようになります。

3日目
1日目同様、食事の代わりにファスティングドリンクを飲みます。3日目になると、食に対する執着が少なくなり、空腹感がむしろ爽快に感じられるようにもなります。身体的な変化も表れ始め、ファスティングをしてよかったなと思う人も少なくないと思います。

回復食

重湯画像

ファスティング後、2日間は復食期間です。復食期を経て、身体のリセットが完了するイメージです。復食期に注意したいのは、肉・乳製品・甘いもの・添加物の多い食べ物。1日目は、炭水化物と動物性タンパク質も避けるようにしましょう。
大切なのは、「ゆっくりよく噛んで頂くこと」です。ファスティングの効果が続くように、意識して食事をするようにしましょう。

ファスティング中に起こる、好転反応とは

好転反応画像

ファスティングを行うことで、体内に溜まっていた老廃物などが排泄され、体内でデトックスが行われます。今まで細胞の奥にしまっていたものが表面に出てくることを、好転反応と呼びます。
一言で好転反応と表現していますが、頭痛・肩こり・イライラ・だるい・フラフラする・吐き気など、その症状は人それぞれです。症状が現れるまでの期間や、程度、症状が続く期間なども様々で、それまでの生活で蓄積してきた有害物質や毒素の量によって決まります。一般的にこれまでの生活で有害物質を体内に多く蓄積している人ほど、この好転反応の症状は重くなる傾向となっています。
好転反応が表れたら、体の中がデトックスされている証。薬などで症状を抑えることはせず、水分をしっかり摂取してデトックスを促すようにしましょう。

ファスティングに挑戦してみよう

ファスティングのやり方についてご紹介しましたが、いかがでしたか。様々な方法がありましたね。用法に気をつけながらまずはチャレンジしてみて、自分にあったファスティングの方法を見つけてみてください。

フリーランスカメラマン
南谷 有美
フリーランスのカメラマン。物撮りやブライダル、学校写真などその内容は多岐に渡るが、現在は広告系がメイン。カメラマンの前は保育士を5年、その他にはファスティングコンサルタント、カラーセラピストの資格を所有し、トレーナー育成経験も有り。

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