ハンマードリルの選び方 マキタやHiKOKIの人気おすすめ商品も
DIYからプロの現場まで、様々な穴あけ作業に欠かせない電動ドリル。木材や金属に穴をあけるドリルは、さまざまな種類があります。特にコンクリートや石材といった硬い素材への穴あけや破砕(ハツリ)作業には、専用の機械が必要です。
通常のドリルや振動ドリルでは難しい、あるいは時間がかかる作業も、パワフルなハンマードリルなら効率的に進めることができます。
この記事では、これからハンマードリルの購入を検討している方のために、振動ドリルとの違いや選び方、マキタやHiKOKIといった人気メーカーのおすすめモデルもあわせて紹介します。自分の用途にぴったりの一台を見つける参考にしてください。
目次
ハンマードリルとは?振動ドリルとの違い
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ハンマードリルは、主にコンクリートや石材などの非常に硬い素材の穴あけに特化した電動工具です。振動ドリルはドリルによる回転と振動によって穴をあけますが、ハンマードリルは回転と打撃によって穴をあけます。
振動ドリルが「回転+振動」で穴を開けるのに対し、ハンマードリルは「回転+打撃」という強い力で、素材を砕きながら穴をあけることができます。特に、鉄筋コンクリートのような硬い構造物への穴あけでは、ハンマードリルが非常に役立ちます。
しかし、タイルやレンガ、モルタルなど脆い素材に強力な打撃を加えると、素材を破損させるリスクがあるため注意が必要です。木材や金属、あるいは繊細な素材への穴あけには、振動ドリルやドリルドライバーを使うのがおすすめです。
まとめると、パワフルなコンクリート穴あけや破砕にはハンマードリル、汎用的な穴あけには振動ドリルなど、と使い分けましょう。
▼なお、振動ドリルをについては以下の記事で詳しく紹介しています。
ハンマードリルの選び方
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ハンマードリルを選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。
駆動方式
ハンマードリルの駆動方式は大きく分けて充電式と電源式の2種類です。
- 充電式
コードレスのため、電源のない場所や屋外での作業に最適です。取り回しが良く、作業の自由度が高い点も魅力です。
ただし、バッテリー容量や電圧によってパワーや連続稼働時間が異なり、本体重量が重いモデルが多い傾向があります。
- 電源式
コンセントから給電するため、安定したハイパワーを発揮します。電池容量に左右されずに長時間の作業が可能です。
また、バッテリー切れの心配がなく、比較的軽量で操作性に優れます。ただし、コードの長さや電源の確保が作業範囲を制限する場合があります。
穴あけ能力と打撃力
主にコンクリートへの穴あけ能力(例:〇〇mmまで対応)で表記されます。
DIY用途であれば小径の穴あけが中心ですが、工事現場などで太いドリルビットを使用したり、鉄筋に当たる可能性のある深穴作業を行う場合は、より強力な打撃力とモーター出力を持つモデルを選びましょう。
集じん機能の有無
コンクリートの穴あけ作業では、大量の粉じんが発生します。集じん機能があるモデルや、別売りの集じんアタッチメントを使用して、手元や作業環境を綺麗な状態に保ちましょう。ドリルの大きさや太さによっても、性能は大きく変わるのでよく確認しましょう。
初心者でも選びやすいエントリーモデルのハンマードリル3選
初めて購入するときは機能を絞ったエントリーモデルのハンマードリルを選ぶのがマストです。
では、どのようなハンマードリルがあるのか紹介します。
耐久性に優れ、連続使用が可能です。ソフトラバーグリップを採用しているので、滑りにくく持ちやすい点も見逃せません。
強力な破つり・切削能力を持ったハンマードリル。コンクリートを含む構造物の破壊作業もスムーズに進められます。
回転モードと回転・打撃モードの2種類があるため、用途にあわせてドリルを使い分けできます。
高性能なハンマードリルのおすすめ5選
ここからは比較的高価ですが高性能なハンマードリルを紹介していきます。
作業時の振動を大幅に抑える低振動技術で、長時間の連続作業でも手の疲労を軽減。コンパクトなボディサイズで、パワフルなハンマードリル。耐久性も高いので長く使えます。
ソフトで握りやすい二層成形サイドハンドルを搭載。360度回転可能で握りやすく、作業性を高めてくれます。
上向きの作業も簡単に行えます。防振スプリングが打撃の反力を低減。カウンタウェイトにより振動を相殺するので本体が安定します。
防じん・防滴性能が高いため、突然の雨やちりが多い現場でも作業できます。
集じんカップでちりによって周囲が汚れるのを防ぎます。先端はクリアパーツを採用しているため、視認性にも優れています。
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まとめ
ハンマードリルにはさまざまな種類がありますが、価格と性能は比例する傾向にあります。まずは用途を明確にし、どのようなドリルが適切なのか確認しましょう。特に軽量でパワーがあり、安定感があるハンマードリルは高価です。
ハンマードリルの特徴を押さえて、最適なモデルを選ぶようにしましょう。
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