髪を傷めないヘアアイロンはこれ!美容師さん厳選、巻き方やケア方法も
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。
毎日ヘアアイロンをしていると髪の傷みが気になる…傷まないようにするにはどうすればいいの?とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、髪の毛のお手入れのプロの美容師さん厳選!髪の毛が傷まないヘアアイロンをご紹介します。また、髪が傷まない正しいヘアアイロンの使い方やケア方法も伝授してもらいました。
目次
お話を伺ったのは銀座人気サロン「Lond」店長伊原亜里紗さん
今回お話を伺ったのは、都内含め全国に20店舗のサロンを展開する「Lond」の銀座店店長、伊原亜里紗(いはら ありさ)さんです。
Lond銀座店はHOT PEPPER Beautyユーザーに最も支持されたサロンに送られるHOT PEPPER Beauty AWARD 「ベストサロン部門」3年連続全国1位という快挙を達成したサロンなんです!
中でも伊原さんは、コテを使った再現性の高いふんわりとした質感作りが得意。まずは、ヘアアイロンの使い方や髪のケア方法、カールを長持ちさせる裏技を伝授してもらいました。
筆者がスタイリングしてもらいました!
今回は毎日のようにヘアアイロンを使い、髪のダメージが気になる筆者が、伊原さんにスタイリングして頂きました!
自分の髪で、ケア方法やカールを維持する裏技を体験。
ヘアアイロンを使っても髪が傷まない方法や巻きを持続するための方法など、女子必見の情報満載です^ ^/
髪が傷まない設定温度は?
まず、ヘアアイロンを使う時に設定温度について気になっている方も多いと思います。
温度が低すぎるとカールがとれてしまうし、だからと言って高すぎると髪が傷みそう…
伊原さんのおすすめする設定温度は180度。さらに3秒以内で巻くのがコツとのこと!
<伊原さん>『180度に設定して、3秒以内で巻いていただくのが良いかなと思います。それ以上時間をかけると焦げてしまうんです。卵と同じで髪の毛もタンパク質でできているので、熱を加えすぎると硬くなるんです』
ただ、髪が太い人や細い人など個人差もあります。自分の毛質にどう対応すればいいのでしょうか?
<伊原さん>『180度の設定温度は変えずに、一度にヘアアイロンをあてる”毛束の量”を変えます。すごく髪の毛が硬くて、巻きのあとがつきにくい方だったら細めの束で手にとり、熱が伝わりやすいようにしてください』
オイルはヘアアイロンをあてる前に
さらに髪の傷みを軽減するためにスタイリング剤も必須アイテムです。
オイルやスプレー、ミストなどスタイリング剤も様々な種類がありますが、今回使用したのはN.ポリッシュオイルです。
これは耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。有名アイテムですね。やはり有名美容院でも使用されていました。
こういったスタイリング剤っていつ髪につけるのが正解なの?と思われている方も多いと思います。私も未だにその正解が分からないまま(笑)
ヘアアイロンをする前なのか、後なのか…伊原さんに聞いてみると
<伊原さん>『オイルは熱のダメージから守るため、ヘアアイロンをあてる前につけたほうがいいです。最後にスタイリング剤としてオイルを使うのもいいですね』
さらにヘアアイロンを使った後にもヘアオイルをしてあげると、髪に優しいとのこと。
ヘアオイルの付け方に関する注意点も説明していただきました。
<伊原さん>『表面からつけるとベタッとなっちゃうので、まず内側からつけてあげることが大事です。さらに髪のトップ(根元)にはつけないよう、中間から毛先にかけてつけていきます』
ナプラ N. ポリッシュオイル
天然由来成分だけで作られたスタイリング剤
カールが上手くいくコツ
カールって自分でするとなかなかうまくいかないことが多いですよね…
ヘアアイロンを使ったスタイリングを得意とする伊原さん。カールが上手くいく巻き方を伝授してもらいました。
きちんと熱が伝わりやすいように毛束は細めにとることが重要だそうです。
毛束を多めに取ると、巻きがゆるくなりがち。すると巻きを強めようと3秒以上熱を加えて、髪を傷めてしまいます。
毛束を細めに取って設定温度180度で3秒以内で巻くことを意識しましょう。
髪の毛を真ん中で半分にし、片側ずつ5等分程度に分け、一つずつ巻いていきます。
何等分するかは毛量によって増減しますので、目安として覚えておきましょう。ちなみに私は4等分がちょうどよかったです。
毛束の中間あたりからアイロンを入れてこのように巻いていきます。挟んだ髪が引っかかることもなく、スルスル〜っと。さすがプロです(笑)
巻き終わった後は上のように、巻きを入れた逆回りで滑らせるようにヘアアイロンを抜いていきます。
全ての毛束を巻き終わった状態がこのような出来上がりです。とっても綺麗です…自分の髪なのか…?(笑)
今回はミックス巻きといって、交互に内巻きと外巻きをしていく方法でカールしていきました。
この状態でも十分綺麗ですが、ここからさらに手を加えて綺麗な仕上がりにしていきます。
『髪の表面を、さらに細い束でランダムに巻くと動きが出ます』と伊原さん。たしかに表面を巻くだけで立体感が増してきました…!
立体感を出すためにさらに細い束で巻き終わった後が上の状態です。確かに、先ほどよりも髪に動きが出てきた印象です^ ^
最後の仕上げで全てが決まる…!?
さらに伊原さんからは意外なアドバイスが!
「巻きの上手さより、最後のほぐし方が重要です」
えっ!そうなんですか!そのほぐし方について説明していきます。
<伊原さん>『必ず、熱が冷めた後にほぐすことがポイントです。熱が冷める時が一番カールの形がしっかりつく時なので、そのあとほぐした方が持ちが良くなります』
なるほど…!時間がないときは巻き終わるとすぐにオイルを使ってしまうこともありましたが、熱が髪に残っている間はスタイリング剤を使わないほうがいいですね。
ここで再び、スタイリング剤としてN.ポリッシュオイルの登場です。
手にとって下の髪からほぐしていきます。
<伊原さん>『ほぐす時は、髪の毛を少なめの束で手にとって、上から下にパラパラ〜と空気を入れるようにほぐすと上手くいきます。表面がディティールを作ってくれるので、上に行くほど細めの束にして手に取り、細かくほぐしていきます。』
最後に、Londが独自に開発したヘアスタイルをキープしてくれるバームスプレーで仕上げていただきました。
ほのかにオレンジのいい香りが…^ ^ Londのバームスプレーは、生活雑貨のロフトなどで市販もされています。
32mmより26mmをおすすめする理由
みなさん、コテの太さはいつも何mmを使用されていますか?32mmを使用されている方が多いのではないでしょうか。
筆者も無難に32mmを購入して使用しています。
ですが伊原さんによると、巻きを維持するためのやり方として、32mmではなく26mmを使用すると良いとのこと!
<伊原さん>『みなさん結構32mmを使われてることが多いんですけど、32mmは巻きたてが一番良い感じのカール感なんです。でも巻きが落ちてくるとすごく緩くなってしまうので、最初はちょっときつめなんですけど26mmのコテで巻いてあげます。時間が経つと32mmで巻いたぐらいの緩さになります』
今まで26mmだと「巻きが強いかな」という印象を持っていましたが、今回伊原さんに26mmのコテでスタイリングして頂くとそこまで強いカールではないと感じました。もちろん最後のほぐしを丁寧にしたこともカギになっていると思います。
伊原さんイチオシ!髪が傷まないヘアアイロンはコレ
クレイツ イオンカールプロ SR-26 C73308
美容師さんも愛用
イオンチタニウム、イオンシリコンラバー加工でヘアアイロンなのに傷みにくい。美しいツヤも与える高性能機種です。
伊原さんが一番にオススメしてくれたのはこのクレイツ イオンカールプロ 26mmです。口コミでも人気のこのヘアアイロン、たくさんの美容院で使われているんだとか。
お客様に「何かいいヘアアイロンない?」と聞かれたら『このヘアアイロンをオススメする』そう。
その理由も髪を挟む部分の素材(プレート)にコーティングがしっかりされているので、髪の滑りが良く、髪を傷めつけることなくアイロンしてくれるからだと言います。
ヘアアイロンを使って髪が傷む原因は、プレートで髪を挟んで滑らせることによってキューティクルが傷めつけられるため。クレイツのイオンカールプロはプレートの滑りがいいので、髪へのダメージを大幅に軽減してくれます。
また、熱が伝わりやすいセラミックヒーターが搭載されているので温度の上昇が早く、温まるまでの待ち時間が短く使いやすいこと、多くのサロンで使われているヘアアイロンなのに、価格も比較的安いことが伊原さんがオススメするポイントです。
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