人気の靴ブラシ9選 ブラシの種類や選び方を解説

記助
最終更新日: 2025-09-01

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大切な革靴やスニーカーを長く愛用したいなら、日頃のケアに欠かせないのが靴ブラシです。馬毛・豚毛・山羊毛など、さまざまな毛の種類があります。靴を適切に手入れしたい場合は、使い道に合った靴用ブラシを選ぶことが大切です。

この記事では、靴ブラシの種類とお手入れの目的に合わせた選び方を解説します。プロも愛用する人気ブランドから、初心者でも扱いやすいおすすめ商品を厳選して紹介するので、参考にしてください。


失敗しない「靴ブラシ」の選び方

靴 ブラシ

まずはブラシの種類を紹介します。ブラシによって使い方や特徴が変わるので、注意してください。

馬毛ブラシ: 靴のホコリ落としに必須

馬毛ブラシは、一般的に使われることが多いです。固さ・柔らかさともに程よく、コシ(弾力)のある毛が特徴。主に、靴表面の汚れやホコリを落とす役割があります。簡単な汚れであれば、馬毛ブラシを使うだけで十分です。

クリームを塗る前には必ずホコリを落とす必要があるので、馬毛ブラシは必須の靴ブラシといえます。

ペネトレィトブラシ:指を汚さずに塗れて便利、クリーム専用のブラシ

ペネトレィトブラシは、靴用クリームを塗るのに特化した小さなブラシです。指を汚さずに、布などで届かない細かな隙間にまでムラなくクリームを浸透させることが可能。毛の種類には馬毛と豚毛があります。

豚毛ブラシ: クリームを均一に伸ばし馴染ませる役目

豚毛ブラシは、靴用クリームを広げるために使うブラシです。弾力が強く硬い毛質のため、クリームを均一に伸ばして馴染ませるのに適しています。豚毛ブラシの中でもコシが強いタイプは、ホコリを落とすこともできるので便利です。

山羊毛ブラシ: 革靴につやを出し、ワンランク上の光沢に

山羊毛ブラシは、他のブラシより毛先が柔らかくて細いのが特徴。クリームを馴染ませた後の仕上げに使うと、革靴にツヤを出せます。革靴の手入れに慣れてきたら挑戦したい仕上げ用のブラシです。

ホコリを落とすのにおすすめ|馬毛ブラシ3選

馬毛ブラシのおすすめ3商品を紹介します。

アイ・フィット 馬毛100%ブラシ

手にピッタリ合うサイズで使いやすい

馬毛100%を使用したブラシです。柔らかい馬毛を使っているので、靴を傷つけずにホコリを落とせます。クリームを塗る前の汚れ落としに最適です。靴を磨いた後のブラッシングにも◎

コロニル 馬毛ブラシ

ほどよい弾力で、さまざまな使い方ができる

100年以上の伝統あるドイツの老舗メーカー・コロニルの馬毛ブラシです。弾力性に富んだ馬毛を使っているため、汚れを落とすだけでなく、仕上げのツヤ出しにも使えます。

靴ブラシですが、メーカーはバッグや小物などの革製品のお手入れにも幅広く使える、とうたっています。

M.モゥブレィ 馬毛ブラシ プロ・ホースブラシ

細かい馬毛を使用!効率よくホコリや汚れを落とせる

M.モゥブレィは、プロから初心者まで使いやすさを追求した靴ケア商品を販売するブランドです。毛先が細かいことからホコリを落とすだけでなく、靴にクリームを伸ばしたり馴染ませたりするときにも使えます

コシのある毛でホコリをしっかり落とすことが可能です。小まめに手入れをすれば靴を乾燥から防ぎ、綺麗な状態を保てます。

クリームを塗るおすすめ|ペネトレィトブラシ

クリームを塗る際に便利なペネトレィトブラシを紹介します。

M.モゥブレィ ペネトレィトブラシ

クリームを塗るのに最適

布や指では届かない場所にもしっかり届き、靴全体にまんべんなくスピーディにクリームを塗れます。

クリームを伸ばすのにおすすめ|豚毛ブラシ2選

クリームをのばすのに便利な豚毛ブラシのおすすめ商品を、2つ紹介します。

コロンブスブラシ豚毛

クリームを靴全体に馴染ませるのにぴったり

クリームを靴全体に馴染ませるのに適した、コシのあるブラシです。ツヤが出て、きれいな仕上がりになります。持ち手部分には、高級家具や楽器にも使われる山桜を使用。手に馴染む素材で、持ちやすく使いやすいです。

サフィール 豚毛100% ポリッシャーブリストルブラシ

豚毛を100%使用した高品質ブラシ

豚毛を100%使用しているため、靴にフィットしてしっかりクリームを馴染ませられます。持ち手にはブナ素材を使用しているので、乾燥に強く耐久性が高いです。長さ約12.4cmで女性にも持ちやすいサイズ。持ち手も滑りにくいよう加工されています。

靴にツヤを出すおすすめ|山羊毛ブラシ3選

おすすめの仕上げ用の山羊毛ブラシを、3つ紹介します。

レデッカー 山羊毛シューズブラシ(磨き用)

跡が残らずツヤ出しにも◎

柔らかい山羊毛なので、革靴の表面を傷つけることなく手入れできます。ブラシ跡を残したくない人におすすめです。ツヤ出しにもおすすめです。

コロニル 1909ファインポリッシングブラシ

デリケートなレザー素材のブラッシングもできる

細く柔らかい山羊毛ブラシです。弾力性と柔らかさを兼ね備えているので、仕上げ磨きに適しています。傷の付きやすいレザー素材などのブラッシングにも使用可能です。

コロンブス ジャーマンブラシ9

長く愛用できるブナ材を使用

革靴の仕上げに適した靴ブラシです。木部は丈夫なブナを使っているので、長く使うことができます。非常に柔らかい山羊毛で、ソフトレザーなどのデリケートな革やエナメルの手入れ・鏡面磨き(靴のつま先部分を鏡のように磨く技術)にも対応しています。

靴ブラシを使ったお手入れ|基本の5ステップ

靴 ブラシ

靴を綺麗に保つためには、手入れの順番をしっかり守ることが大切です。基本的には以下の流れで靴を手入れしますが、各工程に適したブラシを使うとよいでしょう。

1.馬毛ブラシを使ってゴミ・ホコリを落とす
2.ペネトレィトブラシを使って細部までクリームを塗る(クリームの付けすぎに注意)
3.豚毛ブラシでクリームを全体に伸ばして馴染ませる
4.余分なクリームを布などで拭き取る
5.山羊毛ブラシを使った仕上げ磨きでツヤを出す

使うブラシの毛質によって使い道が異なるので、全て揃えると理想的なお手入れができます。「まずはどれか一つのブラシで手軽に手入れをしたい」という場合は、馬毛ブラシがおすすめ。ホコリや汚れを落とすようにしましょう。

ホコリや汚れは靴の水分を吸い取り、乾燥させます。乾燥すると靴の劣化を早めてしまうので、小まめにブラッシングすると長持ちさせられますよ。

なお、水に濡れた靴のお手入れについては、以下の記事も参考にしてください。

まとめ

大切な革靴を長く愛用したいなら、靴ブラシは欠かせないアイテムです。特にソフトレザーなどデリケートな素材の靴は、毛が柔らかいブラシで表面を傷つけないように優しくブラッシングするのがポイントです。

馬毛・豚毛・山羊毛と全て揃えるのが理想的ですが、もしどれか一つを選ぶなら、まずはホコリ落としに必須の馬毛ブラシを試してみてください。これ一つでも日頃のケアが格段に楽になります。

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筋トレ大好きマルチライター
記助
大学時代、陸上競技部の副キャプテンを務め、スポーツクラブで働いた経験もあるのでフィットネス関連の話題が得意です。執筆歴は約6年でフィットネス以外にも、さまざまなジャンルにて執筆しています。今までの経験を活かして、価値ある情報を提供できたらと思います。自己ベストは5000m14分58秒、ベンチプレスは100kg。ライティング事業を手がける5リッチ合同会社の専業ライター。

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