自作PCの予算はどのくらい?予算1万から30万までと用途別の予算

Tanaka
公開: 2020-01-03

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

facebook xPost lineLINE copyCopy

自作PCはハードルが高そうですが、上手にできれば市販のものよりコスパの高い一品が出来上がるため、おすすめです。そこで、今回は1万円から始め、どのくらいの予算でできるのかという考察を行いたいと思います。 


自作PC予算1万円なら

OSが1万円以上しますから、パーツを購入するとなると、1万円以内では無理そうですが、中古のものを集める、またはもらうなどすれば不可能ではないでしょう。

自作PC予算2万円なら

予算2万円でもほとんどのパーツは中古なり無料でもらうなりしなければ無理そうです。

自作PC予算3万円なら

ギリギリ3万円の予算があれば、一部パーツを購入しての自作PCも可能と言えます。ただし、スペックはすべて最小限のものとなるため、ハイスペックは期待できません。

自作PC予算4万円なら

CPUをIntelにこだわらなければ、AMDのRyzenを使用することで低価格高スペックを実現できるギリギリのラインでしょう。IntelのCPUとAMDのCPUを比較すると、同程度のスコアで数万違ってくるからです。

とは言え、Ryzen 5で2万程度必要になりますので、他のパーツはできるだけ安いものを選択していかなければなりません。グラフィックボードは約1万におさえます。

自作PC予算5万円なら

予算4万円のものとCPUは同じく、Ryzen 5を選択して2万円程度となるので、グラフィックボードをもう少し高性能なものにすることができます。

自作PC予算6万円なら

こちらもCPUをIntel Corei5にすることで、大まかに見て1万円程度加算されることになりますが、6万円におさめることができるでしょう。

自作PC予算7万円なら

予算6万円の内容に、グラフィックボードで1万円加算できますので、2万円台のグラフィックボードを搭載して、そこそこ高性能なゲーミングPCができます。

自作PC予算8万円なら

予算7万円の内容に、グラフィックボード予算をさらに上乗せして、3万円台のものを入れてしまいます。

自作PC予算9万円なら

CPUをIntelのCorei5でも良いですが、予算9万円ならAMDのRyzen 7にしてしまうというのもアリです。これならCPUにクーラーも付属しているため、コスパが高くなります。

自作PC予算10万円なら

予算が10万円あるのであれば、かなり高性能なPCを自作することができると言えます。選択できるCPUの幅が広がります。

もちろんIntelでも良いのですが、あえてRyzen 5にしてグラフィックボードを5万程度のものにするという方法があります。もしくはRyzen 7にして、グラフィックボードは2万程度にする方法も。

自作PC予算15万円なら

15万の予算があれば、Corei7はもちろんのこと、Corei9やRyzen 9も選択可能となってきます。さらにグラフィックボードを6万円程度のものにすることもできるでしょう。

自作PC予算20万円なら

現在発売されている最新バージョンのCPUを搭載できるほか、グラフィックボードも最高スペックのものを搭載でき、まったくストレスのないマシンを自作できると言えます。

自作PC予算30万円な

全てのパーツを最新のもので組むことができますし、グラフィックボードも10万円~15万円のものを搭載できるでしょう。趣味の域を超えたプロゲーマー御用達の世界になってきます。

自作PCの各パーツの値段を知りたい方は、こちらを参照ください。

用途別自作PC予算

自作PCを作りたいという人の多くが、ゲーミングを中心として使うためなのではないかと思われますが、ゲーム以外での用途の場合、どのくらいの予算があれば良いのかまとめてみます。

オフィスなど最低限の事務用途

ゲームではなく、書類作成や事務処理に使う場合で低価格におさめたいのであれば、6万円程度あれば可能です。

CPUを2万円程度と考え、Intel Corei5またはRyzen 5を搭載し、Officeを使用する前提で新しいWindows10を入れましょう。OSは大体15,000円程度です。メモリは8GBは欲しいところなので、約1万円です。これ以外のパーツはそれほどこだわることなく最安値を選択します。

オールマイティな用途

自作PCで事務処理だけでなく、ゲームもしたいという場合は、グラフィックボードを搭載し、ある程度のメモリも必要となるため、予算8万円以上は必要です。

ストレージにSSDとHDDどちらも搭載すると、スムーズな処理と大容量の保存が可能となり、おすすめです。

動画編集や高度なグラフィック処理等の用途

動画編集を行う場合は、処理速度が大切なので、CPUもIntelならCorei7-9が必要です。AMDのRyzen7-9もハイスペックで低価格ですから、動画編集に使用しても問題ありません。

メモリは大きい方が良いですが、最低限16GBは必要ですし、SSD500GBにHDD1TBとストレージも大きい方が良いです。

グラフィックボードは動画編集ソフトに合ったものが必要ですが、最新の性能が求められるというのは4Kの場合です。

これらを考えると、最低でも10万円は必要ですし、15万くらいあれば素人レベルで十分満足できるのではないでしょうか。

まとめ

日々進化するパソコンパーツのスペックですので、予算もすぐに値段が変動すると思われます。今回の記事でご紹介した予算は、2019年12月現在の値段を元に作成しておりますが、ぜひこれよりも高スペックで低価格なパーツを見つけて、より良いものを自作してください。

パソコン教室講師/WEBライター
Tanaka
小学校教員、オンラインショップ経営を経て現在はWEBライターをしながらパソコン教室の講師もしています。パソコン教室ではワード、エクセルなどはもちろんのこと、ホームページやネットショップ構築について等からスマホ、タブレットの困りごとまで幅広く教えています。趣味は子供やペットの写真・動画撮影です。

  • LINEの友達登録をお願いします!

    LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!

    友だち追加

    XでMoovooをフォロー!