RIMOWA(リモワ)のスーツケースをサイズや価格、評判まで徹底解説!
スーツケースのブランドといってまず初めに思い浮かぶブランドは?と聞かれたら、おそらく多くの人がRIMOWA(リモワ)を思い浮かべるのではないでしょうか?
リモワは、その美しいフォルムや機能性で世界的に支持されている、ワンランク上のスーツケースブランドです。
とはいえ、リモワがそのような世界的なブランドとして高く評価されている理由や、名前は聞いたことがあるけれど価格帯やシリーズの事は全く知らない、という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんなリモワが世界中の大人たちを魅了する理由を紐解いていきます。
また、記事の後半では人気のシリーズや価格帯に加えて、リモワはちょっと高額で手が出せない…という方向けのおすすめブランドやレンタル方法も紹介していきます。
目次
リモワってどんなブランド?
リモワは、1898年にパウル・モルシェックによって、ドイツで生まれたスーツケースブランドです。
当初は、今のような軽量なタイプのスーツケースを作っておらず、牛革、もしくは木製のスーツケースのメーカーとして創業されました。
リモワの走りとなったブランド"Sattlerei Görtz & Morszeck"は創業当初から1920年代にかけて世界中でファンが急増。
今のようにアルミニウム製のスーツケースを発売したのは1937年の事。
創業者の息子であるリチャード・モルシェックが、当時ドイツが航空機に使用していたジュラルミンの軽量さと強度に注目し、その技術をスーツケースに取り入れたのが始まりです。
リチャードは自身の名前 (Richard Morszeck )とドイツ語で「商標」を意味する語(Warenzeichen)の頭文字を取り、社名を「RIMOWA」と改名しました。
1950年には、現在でも高い人気を誇るアルミニウム合金の「TOPAS(トパーズ)」が発売されます。
2000年には、世界で初めてポリカーボネート製のスーツケースを発表し、業界に革命を起こしました。
リモワは斬新なアイディアと美しいフォルムのスーツケースを次々に生み出し、世界のリーディングブランドとして大成功を収めたのです。
リモワの特徴①優れた耐久性
リモワが今でも世界的なトップブランドとして君臨している大きな理由の一つが、その優れた耐久性です。
先ほども紹介したように、リモワは世界でも類を見ない速さでジュラルミン製やポリカーボネート製のスーツケースを発表してきました。
それらの高耐久性の素材に、独自のリブ加工を施すことによって耐久性がさらに向上したのです。
今でも、リモワ製の全てのスーツケースに施されている、独特の凹凸模様。今でこそリモワ以外のスーツケースブランドも取り入れている技術ですが、この加工を始めたのも実はリモワなのです。
ジュラルミン製、または最高の耐衝撃性を誇るプラスチック素材であるポリカーボネート製に施されたこのリブ加工によって、長く使い続けられる耐久性を生み出すことに成功したのです。
リモワの特徴②美しく洗練されたデザイン
また、リモワのスーツケースの大きな魅力は、何といってもその美しく洗練されたデザインでしょう。
その無駄のないラインと上質なカラーリングや、細部にまでこだわったディテールによって、持つ者をワンランク上のステージに押し上げてくれるような、そんなスーツケースブランドなのです。
リモワのスーツケースの評判は?
それでは、実際にリモワのスーツケースを使っている方の声やコーディネートを覗いてみましょう!
ただ持っているだけでスタイリッシュさを演出できるリモワのスーツケース。
見た目だけでなく、容量も十分で機能的なのもうれしい所です。
世界中の大人の旅人を魅了するリモワのスーツケースは、時にはこんな風にダメージですらも歴史と個性を演出する、素敵なスパイスになります。
使えば使うほど味が出てくる、ワンランク上のスーツケースです。
リモワのスーツケースは耐久性も万全ですが、万が一故障した際にも修理のサポートが充実しているため、長く使用することができます。
長年の旅の相棒のような存在になれるのも嬉しいポイントです。
リモワのスーツケースのサイズを決める!機内持ち込みするか預けるか?
さて、ここからはいよいよリモワのスーツケースを選びたい!という人向けにスーツケースの選び方をご紹介します。
日数別のスーツケースの選び方
まずは、スーツケース選びの基礎の基礎から!
スーツケースの選び方で最も重要な要素の一つが、サイズです。
一般的には、旅行日数でサイズを選ぶことが多いかと思います。まずはご自身の旅行日数でサイズをご確認ください。
スーツケースのサイズ選びは、1泊が10Lと考えるのが一つの目安といわれています。
それゆえ、以上のようなサイズ感が目安となってきます。
旅行が冬に計画されているか、もしくは寒い地域に旅行をする予定であれば、日数が少なくてもそれなりに荷物は増えますし、逆に10泊などの長い期間であってもハワイなど暑い地域に渡航する場合はそれほど大きなスーツケースは必要ない可能性もあります。
また、小さく折りたためないスーツや革靴が必要な場合や、女性の場合はドレスや装飾品が必要な事もあると思いますので、目的などに合うサイズのスーツケースを選びましょう。
特にリモワなどの高級スーツケースの場合、数サイズを購入して都度使い分けるという事が難しいこともありますので、さらに慎重に選ぶ必要があります。
リモワは機内持ち込みか預け荷物、どちらのサイズを買うべきか?
日数毎のサイズ感は以上の考え方で問題ないのですが、そもそもリモワのスーツケースを飛行機に預けるべきかどうかも一考すべき問題かもしれません。
スーツケースを手荷物として機内に持ち込めるサイズは、国際線と国内線で異なります。
時期や航空会社によって規定は変わりますのでその都度確認が必要です。
目安としては、以下の通りです。
スーツケースを機内に持ち込むか、預けるかは旅慣れている方でも悩みどころですよね。
荷物を預ける場合はもちろん大きなスーツケースでの渡航が可能ですが、とはいえ、荷物をなるべく小さくしたい、と思う方も多いと思います。
また、女性の場合は化粧品など液体の機内持ち込みには規定がありますので、それを超える量を持って行く場合は預け荷物に入れる必要があります。
それほど荷物が多くない方に関しては、機内に持ち込むメリットも多くあります。
機内に持ち込む最大のメリットは、自分でスーツケースを管理できるという点です。
スーツケースは預けてしまうとかなり乱暴に扱われてしまう可能性があります。それによって破損したりすることは少なくありません。
いくらリモワ製の優れた耐久性をもってしても、乱暴に扱われてしまえば絶対に破損しないとは言えない状況となります。
また、まれに預けたスーツケースが目的地と別の空港に届いてしまう、いわゆる「ロストバゲッジ」のリスクがないとは言えません。
以上から、スーツケースを確実に自分で管理したい場合は機内に持ち込む事をおすすめします。
ただ、やはりスーツケースはある程度のダメージなども想定して作られているものでもあるので、それほど神経質にならずに、旅のお供としてより過ごしやすい使い方をするのが適切かもしれません。
リモワのスーツケースのおすすめシリーズ
それではいよいよ、リモワのスーツケースのシリーズを紹介していきます。
実はリモワは2018年にそれまでの伝統的なラインナップを一新し、名前やカラーリングなどを変更して新モデルとして発売しています。
もちろん、それまで培ってきた技術や人気のシリーズのクオリティは保たれたままですが、この記事では新たに生まれ変わったシリーズと旧シリーズの名前を共にご紹介していきます。
リモワといえばTOPAS(トパーズ)!といわれることの多い、伝統のスーツケースがこちら。
元々、シルバー色のことをTOPAS、ブラックをTopas Stealth(トパーズステルス)、シャンパンゴールドをTopas Titanium (トパーズチタニウム)と読んできましたが、現在ではこれらは全て「ORIGINAL オリジナル」としてまとめられています。
現在はそれら伝統の3色以外にレッドやブルーなどのカラーも発売されています。
伝統のアルミニウム合金は軽量且つ耐久性に優れており、見た目も美しく大人気のシリーズです。
以前は「サルサ」という名前で人気を博していた、ポリカーボネート製のスーツケース。
最高級のハイテク素材であるポリカーボネートを使用しており、こちらももちろん、軽量で耐久性に優れているのが魅力です。
アルミニウムの質感とはまた違った風合いを楽しむことができます。
「ESSENTIAL」を、さらに30%軽量化させたモデルが「ESSENTIAL LITE」です。以前は「SALSA AIR(サルサエアー)」という名で親しまれてきました。
30%もの軽量化に成功したにもかかわらず、「ESSENTIAL」と変わらない強度を誇る「ESSENTIAL LITE」はポリカーボネート製スーツケースの決定版といえるでしょう。
リモワのスーツケースの中でも最も軽いモデルですが、価格も比較的リーズナブルで手を出しやすいのも特徴です。
- RIMOWA
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ESSENTIAL SLEEVE(旧Bolero ボレロ)
- 税込み95,700円
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リモワで唯一フロントスリーブ付きのモデル
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ポリカーボネート製の軽量さと丈夫さはそのままに外部にスリーブをつけ、ビジネスユースに特化したモデルに。機能性の高い一品。
リモワのビジネスユースモデルといえばこちらの「ESSENTIAL SLEEVE」がおすすめ。他のESSENTIALシリーズと同じくポリカーボネート製のボディには、外部にスリーブをつけ、より使いやすいモデルとなっております。
内部にはノートパソコン収納用のポケットもついており、2~3日の出張にも最適。まさに、美しさと機能性を兼ねそろえたシリーズと言えるでしょう。
- RIMOWA
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HYBRID(旧Limbo リンボ)
- 税込み103,000円(楽天市場)
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ポリカーボネート製でアルミニウム合金の良い所取り
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世界の最先端の素材の特性を兼ねそろえた、高強度&超軽量の傑作シリーズ。あらゆる目的の旅に対応するスーツケースです。
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楽天ブラックフライデー開催中!楽天市場で見る
ポリカーボネート性のボディで、角には強度の高いアルミニウム合金を使用した、高強度かつ超軽量なシリーズ。
リモワのポリカーボネート製スーツケースの中では唯一、ファスナーオープンタイプではなくフレームタイプとなっているもの大きな特徴です。
機能性もさることながら、角のアルミニウムが独特の雰囲気を醸し出し、デザインが個性的なのも魅力の一つです。
- RIMOWA
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CLASSIC(旧Classic Flight クラシックフライト) 36L
- 税込み143,000円(楽天市場)
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クラシックなデザインでも軽量さは健在。
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スクエアでシャープなシルエットのスーツケースは、デザインだけでなく機能的にもリモワ最高のクラフツマンシップを誇るモデル。
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楽天ブラックフライデー開催中!楽天市場で見る
スクエア&シャープなシルエットがとにかく美しいのが「CLASSIC」。マットなアルミボディに光沢感のあるアルミコーナーを設置。持ち手のレザーが最高におしゃれなモデルです。
「CLASSIC」と銘打っていますが決して機能的に落ちるというわけではなく、軽量さや強度は他と何ら変わらないのも特徴。
凹みやダメージすらも美しく見せてくれる、洗練された最高のスーツケースと言えるでしょう。
リモワのスーツケースをレンタルするなら【アールワイレンタル】!
さて、ここまでリモワのスーツケースにどんなものがあるのかを紹介してきました。
どれだけリモワが魅力的なスーツケースブランドなのかは、ここまでで十分お分かりいただけたかと思います。
…が、やっぱり気になるのは、お値段ですよね。
そう。リモワのスーツケースは、他のスーツケースブランドの相場に比べて圧倒的に高額なのです。
機能性が高くデザインも優れているとはいっても、なかなか買うのは難しい、という方も多いのではないでしょうか?
特に、それほど頻繁に旅行されない方には痛い出費になりえることも。
この章では、そんな方におすすめしたい、スーツケースのレンタルサービス【アールワイレンタル】を紹介したいと思います!
- アールワイレンタル
-
スーツケースレンタル
- 2日で4,500円(税込)~
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国内最大級のスーツケースレンタルサービス!
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リモワやサムソナイトなど人気ブランドの品揃えが圧倒的なスーツケースレンタルサービス。リモワなら2日で4,500円から。リーズナブル&安心して利用することができます。
様々なスーツケースのレンタルサービスがある中で、圧倒的におすすめしたいのがこちらのアールワイレンタル。
スーツケースを専門に扱っているサービスで、魅力は何といっても品揃えの豊富さ。2019年12月現在、その保有台数はなんと7,000台!
これなら、ハイシーズンや急な利用の際にも安心して使うことができますよね。
気になるリモワの保有台数も2,000台と、こちらも国内最大級。気になるシリーズや必要なサイズを選ぶことができておすすめです。
それに、何といっても購入する場合より圧倒的に安価に利用できるのも魅力です。
例えば、今回ご紹介したリモワのエッセンシャル(36L)であれば、購入する場合の1/10以下のお値段でレンタルが可能です。
・公式サイトから購入する場合:78,100円
・アールワイレンタルで5日間レンタルする場合:4,000円~6,000円程度
最低価格保証制度というものもあり、他サイトのほうが低価格でレンタルできるという情報をアールワイレンタルに申し出ると、その価格までレンタル料金を下げてくれる上に500円分のクーポンを発行してくれるという手厚さです。
リモワに限らずスーツケースを借りたい人に圧倒的におすすめなレンタルサービスといえます。
【アールワイレンタルの概要】
その他のスーツケース、おすすめブランド3選
レンタルもいいけど、せっかくだったらもう少し求めやすい価格のスーツケースを購入したい!という方に、ここからはリモワ風スーツケースのおすすめブランドを紹介していきます。
- タビトラ
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TABITORAスーツケース
- 税込み13,237~20,987円(Amazon)
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ヨーロッパ調のレトロなデザインがおしゃれ。
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スッキリとしたスクエアなデザインがRIMOWA CLASSICを思わせる。リーズナブルにオシャレを楽しめるおすすめシリーズ。
こちらは、おしゃれなヨーロッパ調のデザインが特徴のリモワ風スーツケース。
まるでRIMOWA CLASSICを思わせるようなスクエアなシルエットや、軽量&丈夫なABS樹脂とポリカーボネート混合素材のスーツケースですが、サイズによっては1万円以下で購入できる優れモノ。
もちろん、リモワと比べてしまうと見劣りしてしまう部分はありますが、360度の4輪キャスターやTSAロックなど、しっかりとした機能性で長期の旅行にも十分対応が可能です。
- クロース
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スーツケース
- 税込み11,500円
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リモワからの影響を感じるディテールが特徴。
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ポリカーボネート製のボディやレザー調ハンドルなど、随所にリモワからの影響を感じさせるデザイン。ポリカーボネート製で強度も十分。
こちらもリモワの影響を随所に感じさせるデザインのスーツケース。
ポリカーボネート製&ABS製のボディは軽量且つ強度も十分で、この値段としてはかなりコストパフォーマンスが良いと言えます。
8輪のキャスターはスムーズで、消音機能までついているのにこのお値段はかなりのお値打ちではないでしょうか?
- ビルガゼ
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スーツケース
- 税込み10,346円(Amazon)
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表面はヘアライン仕上げで傷に強い。
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RIMOWAクラシックを彷彿とさせるシンプルなデザインが特徴。ABSとポリカーボネート製で軽く衝撃に強い作りになっています。
やはりこちらもポリカーボネート製とABS樹脂の混合素材で採用したリーズナブルなスーツケースです。
TSAロックや4輪ダブルキャスターが搭載されており、長期の旅行でも十分利用することが可能。
また、内側の仕切りにはポケットも豊富に設置されているので、スーツケースの中を整理しやすいのも魅力です。
まとめ
さて、ここまでスーツケースの王様ともいえる、RIMOWA(リモワ)について説明してきました。
機能性や美しさ、ブランドパワーなど、何をとっても世界屈指のスーツケースブランドといえます。
もちろん、スーツケースブランドとしてはかなり高額なことは間違いありません。
ただ、近年ではスーツケースもレンタルサービスが充実していたり、低価格でも高品質な類似品も十分に手に入りやすいのも特徴です。
自分に合った、お気に入りのスーツケースを探してみてください!
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