【日本酒・十四代】幻と呼ばれるお酒はどこで手に入れられるの?

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【日本酒・十四代】幻と呼ばれるお酒はどこで手に入れられるの?

【日本酒・十四代】幻と呼ばれるお酒はどこで手に入れられるの?

nagiy
2019-12-16

美味しい日本酒を楽しみたいと考えた際、一度は出くわす銘柄として十四代を挙げることができるのではないでしょうか?幻と呼ばれる日本酒であり、通販サイトなどで見てみるとそのお値段にびっくりしてしまいますよね。

しかしそもそも十四代が幻の日本酒と呼ばれている理由については、なぜなのかよくわからない…?なんて方も多いでしょう。

そこで今回は、日本酒好きに一度は飲んでみたいといわせる「十四代」とは、どんな日本酒なのか?幻と呼ばれる理由や、実際に飲むとどんな味がするのか、その特徴など紹介していきます

連載【日本酒ライター nagiy】|Moovoo

▲日本酒好きになって15年、好きが高じて全国の酒蔵訪問旅行を趣味にしているフリーライター。美味しい、珍しい日本酒の紹介・楽しい飲み方を提案していければと思います。

十四代ってどんなお酒?

竹筒に入った冷酒

そもそも十四代とはどのようなお酒なのでしょうか?気になるそのお味や、作られている産地など基本的なところを見ていきましょう。

抑え目な吟醸香とフルーティな甘さが特徴

十四代が注目され始めたのは平成の初め頃。今でも長く続いている「日本酒といえば辛口」といった風潮に一石を投じた日本酒が十四代です。

端麗辛口がもてはやされていた当時からすれば、新鮮なフルーツを思わせる穏やかな吟醸香、そして口いっぱいに広がる甘やかな味わいの日本酒は大きな驚きを伴ったことでしょう。

日本酒は辛口だけではなく、様々な味わいを楽しむことができる

この事実を改めて認識させてくれたのが十四代という日本酒ですね。思わぬ方向からパンチを食らったような意外性と、確かな品質に支えられた美味しさによって、甘口の日本酒としてゆるぎない地位を獲得したのです。

山形県・高木酒造で作られている

意外性はもちろん、高い品質を誇る十四代を作っている酒蔵についても見ていきましょう。十四代を醸しているのは山形県に蔵を持つ「高木酒造」さん。芋煮や玉こんにゃくなどが有名な雪深い地域ですね。

実は十四代を醸している高木酒造には、公式のHPがなく取材などにも基本応じてくれない蔵。他の酒蔵のように自らPRをほとんどしていない珍しい蔵でもあります。

したがってどんな拘りを持った蔵なのか、種々の十四代の製造方法など詳しいことは一切が秘密の蔵なのです。

十四代は山形県の高木酒造で作られている、ということしかわかっていない。この分からない部分が多いという点は人からすれば余計に興味を掻き立てられるものですよね。十四代が幻のお酒と呼ばれる所以には、この秘密主義なところも大きく関わっているのではないでしょうか

幻を生み出した?高木酒造十四代目とは

酒樽

十四代を醸している酒蔵についてはわからないことの方が多い。と上記で紹介しました。しかし、十四代を生み出した若き杜氏については、いくらかの情報が出回っています。

ここからは、蔵ではなく十四代を生み出した一個人について見ていきましょう。

【天才杜氏】高木 顕統(たかぎ あきつな)氏

天才杜氏、カリスマ杜氏などさまざまな呼び名がある高木 顕統氏。高木酒造に生まれながらも、杜氏として蔵に戻ってくるまでは新宿伊勢丹で日本酒のバイヤーをされていたのだそう。

1993年に酒造を長年務めてきた杜氏が退職されることになり、その穴を埋めるために顕統氏が職を辞して蔵に戻ることになります。この時から高木 顕統氏の天才杜氏としての道が開かれることとなるのです。

当時の酒造りでは、経営陣と作製人(杜氏など)はきっちりとすみわけがなされているのが当たり前でした。しかし高木 顕統氏はバイヤーとしての経験を活かしながら、杜氏としての酒造りにも参加。

そして酒造りでは最新の技術を柔軟に取り入れながらも、昔ながらの手作業も大切にしている点が特徴でしょう。一つの考え方だけにとらわれないからこそ、幻の日本酒と言わしめる十四代を作り出すことが可能となったのです。

十四代の名前の由来

現在流通している十四代よりも以前から、高木酒造には十四代の名前を冠した日本酒があっありました。

一部の特別な日本酒(古酒)を十四代と名付けていたのだそうです。そして高木 顕統氏が杜氏となって初めて完成させた日本酒に、十四代の名前を引き継いだのだそう。

現在多くの方が知っている十四代は、この新しく名前を引き継がれた日本酒の方ですね。

十四代の種類。それぞれの特徴について

ではいよいよ幻の日本酒と呼ばれる、十四代の味わいについて見ていきましょう。たくさんの種類があるので、ここではAmazonで取り扱われているものだけをピックアップしていきます。

十四代①
  • 高木酒造
  • 十四代 本丸 秘伝玉返し

  • 税込み37,000円
  • 十四代の代表格、宅飲みはもちろんプレゼントにも最適

  • 四代の特徴には控えめな吟醸香を挙げることができますが、こちらは比較的華やかな香りが立ち上がる主張が強めのお酒。ただ香りこそ強めですが、味わいは甘辛のバランスがよく飲みやすい1本です。

キレの良さを感じながらも後味がすっと甘いので、香りに慣れれば初心者さんでも飲みやすい日本酒でしょう。

特定名称酒:本醸造
アルコール度数:16%
精米歩合:60%
内容量:1,800ml
産地:山形県

十四代②
  • 高木酒造
  • 十四代 純米大吟醸 白鶴錦

  • 税込み39,800円
  • 大手メーカーと実力派の酒蔵がタッグを組んだ1本

  • 白鶴錦と呼ばれる新しい酒米を使用した挑戦的な日本酒。白鶴、という名前で想起されるように、タッグを組んだ相手は大手メーカーである白鶴酒造。白鶴酒造が手掛けた新しい酒米で、高木酒造が醸した日本酒です。

味わいは上品な甘さを感じる飲みやすい日本酒といえるでしょう。香りの立ち方は弱めですが、飲んだ後の鼻に抜ける香りもまた上品に感じられますよ。

特定名称酒:純米大吟醸
アルコール度数:16%
精米歩合:50%
内容量:1,800ml
産地:山形県

十四代③
  • 高木酒造
  • 十四代 播州愛山 中取り純米吟醸

  • 税込み34,250円
  • 舌に残る甘みがおいしい穏やかな味わいの1本

  • 純米吟醸らしい、ふっくらとしたお米の甘さを感じられる日本酒です。十四代の中では香りが抑え目なので、普段甘いお酒を好む方におすすめしたくなる1本でしょうか。

少しとろみを感じるのでキレの良さも控え目。十四代らしい甘口のおいしい日本酒です。

特定名称酒:純米吟醸
アルコール度数:16%
精米歩合:50%
内容量:1,800ml
産地:山形県

十四代④
  • 高木酒造
  • 十四代 純米吟醸 酒未来

  • 税込み33,900円
  • 高木酒造オリジナルの酒米を採用した日本酒

  • 名前となっている酒未来とは、高木酒造が独自に開発した新しい酒米の名前です。甘口よりな日本酒であるだけにアルコール感も少なめなので、女性にも喜ばれそうな日本酒です。

非常に香り高いことが大きな特徴であり、フルーティな甘さはもちろん旨みが口いっぱいに広がります。

特定名称酒:純米吟醸
アルコール度数:16%
精米歩合:50%
内容量:1,800ml
産地:山形県

十四代⑤
  • 高木酒造
  • 十四代 純米吟醸 龍の落とし子

  • 税込み44,000円
  • 15年の歳月をかけて作られた酒米から作られる極上の1本

  • 龍の落とし子も、高木酒造が独自に開発した日本酒の原料となる酒米の名前です。香りや甘味が控え目、十四代のラインナップでは珍しいシャープな切れ味が印象的な日本酒です。

吟醸香でよくたとえられるメロンの香りよりも、もっと若いリンゴのようなさっぱり感を感じられますよ。

特定名称酒:純米吟醸
アルコール度数:16%
精米歩合:50%
内容量:1,800ml
産地:山形県

十四代⑥
  • 高木酒造
  • 十四代 純米大吟醸 七垂二十貫

  • 税込み90,000円
  • 古くからの手法で作られた貴重なおいしさを楽しめる1本

  • 高木酒造で代々受け継がれてきた日本酒の作り方、大吟醸揚げふね時の垂れ歩合、粕歩合を尺貫法にて再現した日本酒です。現在の方法で言えば、袋釣りや雫酒のように少しずつ絞って作られた製法です。

原料にストレスをかけていない事から、非常にクリアで透き通るような旨みを楽しむことができるでしょう。

特定名称酒:純米大吟醸
アルコール度数:15%
精米歩合:40%
内容量:1,800ml
産地:山形県

十四代⑦
  • 高木酒造
  • 十四代 吟撰

  • 税込み35,000円
  • 年に1度の限定品!生詰め特有のフレッシュさを楽しむ

  • 夏のお楽しみとして有名な吟撰。非常にフレッシュな日本酒なので、栓を開けた瞬間からフルーツのように華やかな吟醸香が立ち上ります。

甘みやうまみをしっかりと堪能できる少し重めのお酒かと思いきや、飲んだ後の後味ではしっかりとした切れの良さも。華やかでありながらも、たおやかな印象ををも持たせる日本酒ですね。

特定名称酒:吟醸
アルコール度数:16%
精米歩合:50%
内容量:1,800ml
産地:山形県

十四代⑧
  • 高木酒造
  • 十四代 中取り純米吟醸 備前雄町

  • 税込み36,000円
  • どっしりとした甘さと酸味のバランスがおいしい日本酒

  • 備前雄町とは日本酒を作る際に用いられる酒米の名前。もともと甘口の日本酒を作る際に用いられることが多い酒米ですが、こちらでもしっかりとした甘みやうまみを際立たせた日本酒に仕上がっています。

甘味の後に来る酸味が強めなので、食事中よりも単品でいただきたい1本だといえるでしょう。

特定名称酒:純米吟醸
アルコール度数:16%
精米歩合:50%
内容量:1,800ml
産地:山形県

十四代⑨
  • 高木酒造
  • 十四代 黒縄 大吟醸

  • 税込み53,000円
  • 長期の低温発酵でゆっくり丁寧に仕込まれた日本酒

  • 味わい深い甘みやうまみが口中一杯に広がる。それでいながら後味に嫌な雑味が残らないので、ついつい飲む手が止まらなくなってしまうような1本です。

まろやかでありながらシャープな切れ味を併せ持つ、日本酒好きはもちろん初心者さんにも是非お勧めしたい日本酒だといえるでしょう。

特定名称酒:大吟醸
アルコール度数:16%
精米歩合:35%
内容量:1,800ml
産地:山形県

十四代⑩
  • 高木酒造
  • 十四代 純米大吟醸 龍泉

  • 税込み453,598円
  • 十四代の中でもトップランクの1本!機会があればぜひ!

  • お値段を見ただけでひっくり返ってしまいそうですが、十四代の中でもトップクラスの銘柄です。上品な柔らかさやまろやかさを楽しむには、単品でいただくことがおすすめです。

程よく香る吟醸香、口の中一杯に広がる旨みや甘味のバランス。美味しい日本酒を体現したような極上の1本だといえるでしょう。

特定名称酒:純米大吟醸
アルコール度数:16%
精米歩合:35%
内容量:720ml
産地:山形県

値段が高いのはなぜ?定価で購入するには

もともと高級な日本酒は高くなるものですが、十四代に限っては全てのお酒が、なぜこんなにも高価格になってしまうのか不思議になってしまいますよね。

そこでここでは、十四代の価格が高くなる理由。少しでも価格を抑えて購入する方法について見ていきましょう。

通販価格が高くなる理由

たくさんの一升瓶

十四代の価格が高くなりがちな理由、端的に言ってしまえばやはり「手に入りにくい」からです。

平成最初のころに売り出された十四代、爆発的なブームを引き起こしたことから品薄になってしまいます。何より高木酒造は蔵元からの販売をしていなかったこともあり、見かけた時には少々高くても購入しないと手に入らない。こんな事態になってしまったのです。

そして、少々お高くても…と考える人がいれば、その分だけプレミアムが付くことになりますよね。特に通販での販売になれば、業者間の競争が加速してしまうのでどんどん価格が高騰してしまったのです

結果、十四代は高いお酒というイメージが定着してしまったのですね。現在ではこのイメージも手伝って、十四代は高価格の日本酒となっているのです。

提携店舗・抽選で購入

では十四代を定価で購入することはできないの?と考えてしまいますよね。実は確実な方法ではありませんが、携帯店舗が行っている「抽選」に当たることができれば、様々な種類の十四代を定価で購入することも可能です。

定価で購入することができれば、40万越えの龍泉でも10,000円程度で購入することが叶いますよ!

この抽選は高木酒造が行っているものではなく、オンライン上のネットショップが定期的に開催しているもの有名なところでは「青野商店」さんでしょうか。○○円以上購入の方のみとなっているので、日本酒を購入する機会に覗いて見てもいいですね。

まとめ

今回は幻、プレミアムな日本酒と呼ばれる十四代にスポットを当ててみました。どんな酒蔵で作られているのか、どんな味なのかと少しでも興味を持っていただけたでしょうか?

日本酒好きな方からすれば、やはり一度は飲んでみたいと感じるお酒です。しかし値段も高価なので、ちょっと良いことがあったときなどに自分へのご褒美として購入するのありです。

私は、どうしても一度飲んでみたかったので、普段の買い物のお釣りを十四代貯金にしていました。1年ほどかかりましたが無事ゲットできましたよ!機会があったときには、ぜひとも一度楽しんでみてくださいね。



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