2019年11月新型ウォークマン「NW-A105」をレビュー!旧型からどう進化した?
2019年11月2日にSONYから新しく発売された新型ウォークマン「NW-A105」。世間からの注目度も高く、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。今回は、新型ウォークマン「NW-A105」を実際に使用して使い心地などをレビューにまとめました。
目次
旧型と新型ウォークマンの大きな違いは?
まずは新型ウォークマン「NW-A105」の商品情報から見ていきましょう。
CD音源もデジタルもストリーミングも、SONYらしいハイレゾ級音質で楽しめます。さらに、WiFi接続によってYou Tubeなども視聴でき、楽しみ方が無限大に。「NW-A105」は旧型ウォークマンでは成し得なかった、自由な音楽体験やエンターテイメントを提供してくれる新型ウォークマンとなっています。
ストリーミング対応でより音楽を自由に楽しめるように!
旧型と新型ウォークマン「NW-A105」の最も大きな違いは、ストリーミング対応していることです。WiFi接続によって、SpotifyやAppleMusic、YouTube Musicなどストリーミングサービスが利用可能に。
旧型だとストリーミングサービスを利用するには、スマホとBluetooth接続しなければいけませんでしたが、これからはウォークマンから直接楽しむことができます。もちろん、従来のようにmoraやiTunesで購入した音源や、CD音源をPC経由で取り込むことも可能です。
ストリーミングにない曲は、moraやiTunes、CD音源で補えば、いままで以上に自由で多様性のある音楽体験を楽しめます。
Android OSを採用
新型ウォークマン「NW-A105」では、初めてAndroid OSを採用しています。UIもAndroid使用となっており、GmailやGoogleフォトといった、Googleのサービスも利用可能です。
Android OSのバージョンは、最新の「AndroidTM 9」を使用。さらに、Android対応のアプリも利用できます。
新型ウォークマン「NW-A105」のここが良い!
実際に使用してわかった、新型ウォークマン「NW-A105」の良いところを下記にまとめました。
■新型ウォークマン「NW-A105」のここが良い!
・ストリーミングの音質も変えられるので高品質の音楽体験ができる
・コンパクトさ+充実した側面ボタンでスムーズな操作が可能
・YouTubeやChromeなどGoogle関連のアプリが使える
次の項目では、各良い部分を具体的にレビューしています。購入前に参考にしてください。
ストリーミングの音質も変えられるので高品質の音楽体験ができる
「NW-A105」は、SpotifyやAppleMusicなどストリーミングサービスの音楽を、より高音質で楽しめます。設定できる音質も下記のように分かれているのが特徴です。
■設定できる音質
・イコライザ
・DSEE HX
・DCフェーズリニアライザー
・ダイナミックノーマライザー
・バイナルプロセッサー
・ClearAudio+
今回はSpotifyを「ClearAudio+」で視聴してみました。私はSpotifyのプレミアム会員なので、もともと高音質だったのですが、「ClearAudio+」をオンにした瞬間、全体的に音の輪郭や高低差がハッキリし、普段の音質よりも曲のインパクトがワンランク上がったような聴き心地に。以前の高音質では物足りなく感じるほどの高品質さに、正直かなり驚きました。
その他にも、イコライザ調整も試してみましたが、重低音重視やボーカル重視など、Spotifyの音質はそのままに、新しい音楽体験が楽しめます。
コンパクトさ+充実した側面ボタンでスムーズな操作が可能
コンパクトさと充実した側面ボタンのおかげで、スムーズな操作ができたのも「NW-A105」の良い部分です。
まずコンパクトさは、上記の画像でわかるように、一般的なスマホ(HUAWEI P20 lite)の半分ほどの大きさとなっています。なので、全ての操作が片手で行えるのが魅力です。楽に操作できるので、スマホのように誤タップすることもありませんでした。
そして、側面のボタンの充実度も良い部分の一つ。配置は、本体上から「電源」「音量+」「音量−」「進む」「再生/停止」「戻る」「ホールド」の順になっています。わざわざ「NW-A105」を起動しなくても、簡単な操作が可能です。
このように操作面でのスムーズさも、使っていて非常に快適に感じました。ストレスなく音楽が楽しめるのも、「NW-A105」の大きな魅力です。
YouTubeやChromeなどGoogle関連のアプリが使える
Android OS内蔵+WiFi接続によって、YouTubeやChromeなどGoogle関連のアプリが使えます。音楽を聞く以外にも、YouTubeでゲーム実況やPVを楽しんだり、Chromeで気になることを検索したりもできます。
その他にも、GmailやGoogleフォトなどもチェック可能なので、個人的にはまるでサブスマホのような使い心地だと感じました。
音楽以外のいろんな楽しみ方ができるのも「NW-A105」の魅力です。
新型ウォークマン「NW-A105」のここが惜しい!
新型ウォークマン「NW-A105」を使っていて、「ここが惜しい!」と感じたのは下記の通りです。
■新型ウォークマン「NW-A105」のここが惜しい!
・YouTubeを再生するとすぐ熱くなる
・動作は少しもっさりしている
・初期設定がやや面倒
購入を考えている方、上記の考慮して検討することをおすすめします。
YouTubeを再生するとすぐ熱くなる
YouTubeを再生すると、すぐに本体が熱くなるのが気になりました。そのせいで電池も消耗するのか、5分の動画再生で2〜3%バッテリーが減ってしまいます。「NW-A105」は動画も楽しめますが、長時間視聴にはあまり向いていないので要注意です。
ただ、Spotifyなどストリーミングサービスは、本体が過度に熱くなることはなかったので、音楽をメインで楽しむ分には問題ありません。
動作は少しもっさりしている
全体的に動作が少しもっさりしているように感じました。ところどころカクつきがあり、スマホと比べるとやや不格好。ですが、フリーズしたり、動作に遅れが出たりすることはなかったので、操作は問題なく行なえます。
初期設定がやや面倒
Android OSを使っているため、初期設定には「Googleアカウント」が必要になります。持っていない場合は一から作成しなければいけません。
さらに、ストリーミングサービスはGoogle Storeからダウンロードし、新規登録またはログインしなければいけません。
これから「NW-A105」を購入する予定の方は、事前にGoogleアカウントとストリーミングサービスのアカウントを持っておけば、スムーズに初期設定ができるでしょう。
総評:ストリーミングをスマホ以上の高音質で楽しめるウォークマン
「NW-A105」はストリーミングサービスをスマホ以上の高音質で楽しめるオーディオ機器として、非常に優れていると感じました。豊富なサウンド調整によって、ストリーミングサービスそのものの音質に+α磨きをかけて、スマホでは味わえない音楽体験が楽しめます。
一方で、YouTubeなど他のサービスできますが、電池消耗が激しいのがデメリットに感じました。音楽がメインで、他はサブ的要素として利用するのが最適でしょう。性能としてはDAP以上、スマホ以下という印象です。
新型ウォークマン「NW-A105」はこんな人におすすめ!
新型ウォークマン「NW-A105」は下記のような人におすすめです。
■こんな人におすすめ
・ストリーミングサービスで音楽を楽しんでいる方
・ストリーミングサービスの音質を追求したい方
・音楽以外のエンタメも楽しみたい方
「NW-A105」は、ストリーミングサービスとの相性は非常に良いです。スマホでは味わえないサウンドを楽しめるので、ストリーミングサービスを使っている方や音質を追求したい方におすすめの商品となっています。
さらに、YouTubeや他のアプリを使えば、幅広くエンタメを堪能できるので、音楽以外も楽しみたい方にも使って欲しい端末です。
音楽をより良い環境で自由に楽しめる新型ウォークマン!
2019年11月に発売された新型ウォークマン「NW-A105」は、ストリーミング対応という旧型からの大きな進化が特徴のオーディオ機器です。
さらに、Android OSが搭載によって、YouTubeなど音楽以外のエンタメも堪能できるようになりました。
一方で、電池消耗などのデメリットもあるので要注意。「NW-A105」の購入を検討している方は、今回レビューした内容を参考に、後悔のない買い物をしましょう!
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