ヒートガンのおすすめ6選 DIYに欠かせないアイテム・選び方についても紹介
ヒートガンは熱風を当てることによってさまざまなものを溶かしたりくっつけたりできるツールです。
「それならドライヤーでもいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、ドライヤーの温風よりもヒートガンの方が温度が高いので使用できるものの幅が広くなります。
この記事では、ヒートガンの選び方とおすすめの人気商品を紹介します。
目次
車やバイクのちょっとした修理も自分でできる!ヒートガン
ヒートガンでできることは実はたくさんあります。ステッカーやシールを剥がす時や塗装したものを素早く乾かしたり、塩化ビニールやアクリル、竹細工などに熱を加えて曲げたり。他にも電子部品を剥がす、白化した樹脂の表面ときれいにする、はんだ付け、フィルムでのシュリンク包装や熱収縮チューブを素早く収縮させるなど。一つあれば多くの作業の時間を短縮し、きれいに加工することができるのです。
ドライヤーよりも高温で風量が多く、吹き出し口が作業しやすいように細くなっているので、DIYで使うならやはりヒートガンが便利なのです。
それではヒートガンを選ぶ時に押さえておきたいポイントについて見ていきましょう。
熱収縮チューブやカーフィルムにも!ヒートガンの選び方は?
DIY用の工具としてヒートガンを選ぶ時には、最高温度や風量、さらに使用用途によって最適なものを選ぶ必要があります。どんなところをチェックして選べばいいのでしょうか。
高ければいいわけじゃない最高温度
使うものや目的によってヒートガンの最高温度を選ぶ必要があります。熱風温度の目安としては塩ビの加工なら60〜80℃、熱収縮チューブには100℃前後、はんだ付けは低音なら140℃、シュリンクフィルムは140~160℃、溶接には260〜280℃ぐらいが必要になります。
使用目的に合わない高温のヒートガンを使うと、発火したり溶けてしまうこともあり、逆に低すぎると使いものにならないということになってしまいます。どんなものに使うかによって必要な温度が違うので、最適なものを選ぶようにしましょう。最高温度が高いもので温度調節ができるものだと、使える用途の幅が広がります。
風量をチェック
ヒートガンの風量も大切なチェックポイント。弱いと作業の時間が長くかかりますし、強すぎると他の部分まで溶けてしまって、うまく加工ができない場合があります。最大の風量がある程度あって、段階的に調整する機能があるものならば、使うものに対して最適な風量に合わせることができるでしょう。
ノズルの形もチェック
付属品のノズルはどのようなものがあるのかもチェックしましょう。細くてピンポイントに熱風を当てられるノズルや、幅広で大きな面積に熱風を当てられるノズルなど、使用するものに対して適した形があります。
他の部分が溶けないようきれいに加工したいなら細長いもの、乾燥に使うなら口が広く一気に温風を当てられるタイプなど、目的に合うノズルがついているか購入前にしっかり確認しましょう。
またヒートガンを立てて熱風を出せるタイプなら、両手で作業するものを持ち、適度な距離で熱処理を行うことができます。小さいものだと熱風で飛んで行ってしまうことがありますし、ヒートガンと加工したいものを両手で持っていると熱くなるので危険です。使い道によってはスタンド式のものも便利です。
冷却機能がついているか
ヒートガンを使用すると、当然本体が高温になります。冷めるまで触れないようにしないと、ヤケドなどの怪我をする可能性があるので危険です。またすぐにしまってしまうと、ケースやしまった場所が溶けてしまうことも。冷却機能がついているヒートガンならば、冷めるのを待ってから片付ける時間も短くなります。また冷却機能を加工して熱を持っている材料を冷やすことにも使えます。
冷却機能がついているものだと、安心して使うことができるでしょう。
連続使用時間はどのくらいか
定格使用時間がある程度長いものの方が作業がしやすいでしょう。定格使用時間とは、ヒートガンをどのくらい連続で使うことができるかの目安です。長時間ヒートガンで作業すると本体が熱くなり故障や発火する恐れがあります。そのため一定の時間使ったら、冷ましてからまた使う必要があります。
定格使用時間が長い方が、一度に作業する時間も長くなるので、素早く熱処理を行うことが可能に。定格使用時間がどのくらいなのかも押さえておきましょう。
〈PICK UP!〉おすすめヒートガン 有名メーカーのものや人気商品まで紹介
それではおすすめのヒートガンを紹介していきましょう!価格ももちろんですが、製品の特徴や機能などしっかりチェックしてDIYに最適なものを選ぶ参考にしてくださいね。
塗装やステッカー剥がし、熱収縮チューブ、加熱包装など、様々な作業に便利なコードレスタイプ。3種類のノズルが付いているので、用途に合わせて付け替えて使えます。立てて使うこともできるので両手で素材を持っての作業も可能。風量は2段階で切り替えができます。
白光の工業用ドライヤー FV310-81は、セラミック碍子を使用しているので、蓄熱性がよく、効率よく加熱ができます。ツマミで温度と風量を最適に調節することができ、自立させて使うことも可能。自立で使うためにツマミの位置もヘッド上部に付いていて扱いやすく、工業用でもサイズは24×19×7cm、重量600gとコンパクト。
カートリッジ式ヒーターなので交換ができ、長く使えるヒートガンです。
Anestyのヒートガンは弱風モードが毎分190~240m、強風は毎分310~450m、温度は50~600℃と低温から高温まで調節が可能です。各種ノズルと三角スクレーパーが付属します。大きさは24.5×18.5×6.5cm。立てて使うことも可能です。
マキタのヒートガン HG6031VKは9段階の温度調整ダイヤル付き。またスライドスイッチもあるので作業しながらの温度調節が簡単に行えます。スタンド式としても使えるので、長い物などを加工するのにも便利。付属品としてガラス保護ノズル、平面ノズル、曲面ノズル、丸ノズル、スクレーパー2種が付いていて、専用ケースにすっきり収まるようになっています。
大きさは25.7×85×20.6cm、重さは670g。
京セラのホットエアガン HAG-1551はダイヤルで温度調節。用途に合わせて高温にも低温にもできます。また自立して使用できるので両手で作業したい上向きにすることも可能。4種類のノズルと2種類のスクレーパー付き。重さが580gと軽量なので、長時間作業しても苦になりません。
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100〜480℃まで温度調節ができるホットエアガン。充実したアタッチメント付きで長寿命設計なので長く使いたい人向けです。
加工する素材や使用するアタッチメントによって空気量を調節することができます。LEDディスプレイ画面なので温度が一目でわかるのも便利です。自動冷却装置付きなので、使用後すぐにクールダウン。長寿命設計になっています。
ヒートガンで時短簡単DIYを楽しもう!
おすすめのヒートガンを紹介しました。パワーのあるものや使いやすい温度調節やスタンド機能がついたもの、付属品がたくさんあるものやプロ仕様のものなどさまざまです。使う用途に合わせて、温度や大きさなどを選んでみてくださいね。
ヒートガンがあると作業がはかどるので、DIYが楽しくなりますよ。
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