カーテンの洗い方裏技!自宅でできるカビ取りやカンタン洗濯機洗い
外気やカビ、ホコリなどで意外と汚れているカーテン。気になってはいるものの、洗い方がわからなくて放置している方も多いのでは?
今回は、自宅の洗濯機で洗う超カンタンなカーテンの洗い方を実際に試しながら解説しています。その他にもカーテンのカビ取り方法やシワにならない干し方など、カーテンの洗い方についてまとめました!
目次
カーテンは年に何回洗うべき?
カーテンを洗う頻度について考えたことありますか?一般的にはドレープ(厚手)カーテンは年に1回、レースカーテンは年に2~3回を目安に洗うのが良いと言われています。
大きなカーテンを洗うのは面倒に感じますが、放置しておくとダニやカビが繁殖し病気の原因や臭いの原因にもなりかねません!最低でも年に1回ずつは全部屋のカーテンを洗うべきだと言えるでしょう。
意外とカンタン!カーテンの洗い方<準備・前処理>
筆者がリサーチした限り最もカンタンそうなカーテンの洗い方を試してみたので、コツやポイントを加えながら紹介します。
①カーテンの洗濯表示を確認
まずは洋服と同じようにカーテンの洗濯表示をチェックします。
我が家のドレープカーテンにはこちらの「40度以下の水温で洗濯機で弱い処理が可能」のマークがついていたので洗濯機洗いOK!(「ネット使用」の注意書きは今回は見なかったことに…)
自宅で洗うことができるカーテンは、洗濯機OKか手洗いOKのマークがついている場合だけです。
特にオーガンジーレースやリネン、遮光機能付きなどのカーテンは洗濯マーク+日本語で注意書きが記載してあるケースもあるので注意しましょう。
カーテンは、素材や加工方法によって洗濯方法が異なります。カーテンに縫い付けてある、取扱絵表示ラベルの内容をよくお確かめの上、洗濯してください。
こちらのケユカをはじめ、ニトリ、サンゲツなど主要なカーテン取扱いショップでも商品ごとに洗濯表示を確認の上、洗うことをおすすめしています。
②カーテンのホコリを落とす
カーテンをきれいにする際の洗い方のポイントは「洗濯機に入れる前に落ちる汚れを落としておく」こと。ホコリはカーテンレールから外す前に掃除機で吸い取っておくか、外した後ベランダなどでバサバサとはたいておきます。
③カーテンのカビを落とす
カーテンの裏面にポツポツとした黒い点があれば、それは黒カビです!洗濯機に入れる前にやっておくと良い、カーテンのカビ取りの洗い方がこちら。
1 ドライヤーなどでカーテンをよく乾燥させる
↓
2 カーテンのカビ部分にカビキラーを吹き掛け、要らないタオルなどを被せる
↓
3 そのまま裏返して、洗濯用洗剤をつけたブラシで裏からこする
この方法で、ある程度ならカーテンについたカビをタオルに移し取ることができます。
こんな風に、タオルが黒くなっていればカーテンからのカビ取り成功、前処理終了です!
ちなみに、あまりに凶悪なカビ汚れの場合にはつけおき洗いが有効なので、後述しているそちらものぞいてみて下さい。
意外とカンタン!カーテンの洗い方<洗濯機>
「カンタンにカーテンを洗いたい」がテーマなので、ックを外さない&ネットなしフでカーテンを洗濯する洗い方を参考にしてみました。
日本テレビの「得する人損する人」で家事えもんがやっていた洗い方で、主婦の間で話題になったのだそうですよ!
①カーテンの畳み方(フックを外さない洗い方の場合)
1 フックを巻き込むように上部を2回折りたたむ
↓
2 カーテンを横に巻く
↓
3 カーテン上部をゴムでまとめる
↓
4 こんな感じにできたら、ネットに入れずにそのまま洗濯機へ
②カーテンの洗濯機での洗い方
洗濯機のコースはおしゃれ着洗いや毛布などに設定して下さい。
筆者はドラム式洗濯機の毛布コースで、脱水1分に設定し、途中で取り出すことにしました。実は脱水はほんの数十秒程度やれば十分で、脱水を少なめにするのがシワにならないカーテンの洗い方のコツなんです。
重曹を入れると脱臭効果があるので、今回は洗濯洗剤と柔軟剤の他に重曹を入れ、温水洗いでカーテンを洗うことにしました。
カーテンを洗濯機で洗った時の水の色がヤバいとウワサだったので、途中で覗いてみると…完全に汚水!これがそしらぬ顔で風に揺られていたのだと思うとちょっとコワいですね…。
③カーテンの干し方
カンタンなカーテンの洗い方解説の最後は干し方です。
もとあったカーテンレールに掛け直して、自然乾燥させればOK。フックをつけっぱなしの楽ちんさはここでも発揮されます。
水の重みである程度のシワや縮みは伸びますが、気になる部分は濡れているうちに手で伸ばしておきましょう。
ちなみに、脱水を少しだけしかしてないドレープカーテンはとても重い。筆者的にはカーテンの洗い方検証の中でこの作業が最もめんどくさく感じました。
また、カーテンの水分はお部屋にしたたってしまうレベルなので、下にバスマットや新聞紙などをひいておくことをおすすめします。
カンタンな洗い方を試してみましたが、カーテンについていたカビも汚れもきれいになり満足な仕上がりでした!
フックを外す場合のカーテンの洗い方
フックを外す場合の洗い方では、洗濯ネットを使います。
1 カーテンからフックを全て外す
2 プリーツに沿って縦にジャバラ状に折りたたむ
3 大きめのネットに入れる(入らなければ横もジャバラ状に折りたたむ)
4 洗濯機のドライコースやおしゃれ着洗いコースで洗う
脱水時間を短くすることと、干し方はフック付きの場合と変わりません。
つけおき洗いをする場合のカーテンの洗い方
突然ですが、あらゆるものをピカピカにすると話題の「#オキシ漬け」をご存知ですか?コストコなどで販売しているオキシクリーンという洗剤に衣類や靴、キッチン用品や洗面用品をつけおき洗いすると嘘のようにきれいになるという、SNSから広まった掃除術です。
このオキシ漬け、実はカーテン洗いにも有効で、何年も洗っていなかったカーテンにはオキシクリーンのつけおき洗いがおすすめ。
1 浴槽にお湯をはる
2 オキシクリーンを適量投入
3 カーテンを数時間漬ける
これだけで、驚くほどの汚水が出てくると評判なんです。たばこのヤニにも効果があるという口コミもあるのでぜひお試しあれ。
つけおきした後は、洗濯機での洗い方の記事を参考に洗濯と乾燥をして下さいね。
コインランドリーを利用する場合のカーテンの洗い方
コインランドリーでカーテンを洗濯する場合も、基本的には洗濯機での洗い方と変わりません。
コインランドリーの場合家庭用より大型なので、何部屋分ものカーテンを一気に洗えてしまうのはメリットですね。ただし、コースや脱水時間の選択はできない場合が多いです。
コインランドリーでカーテンの洗濯が完了したら乾燥器は使わず、できるだけ早くカーテンレールに干すようにして下さいね。
ブラインド・シェードカーテンの洗い方
メカニカルなカーテンの場合の洗い方も少しだけご紹介します。
<ブラインドカーテンの洗い方>
横型のブラインドカーテンを丸洗いをする方は滅多にいないかと思いますが、布製の縦型バーチカルブラインドの中には洗濯できるものもあります。
1 ブラインドをレールから取り外す
2 バラバラになった羽(ルーバー)の上部に紐を通して5枚ぐらいずつまとめる
3 くるくると丸めて洗濯ネットへ入れ、洗濯機のドライコースやおしゃれ着洗いコースで洗う
4 レールに装着して乾かす
通常のカーテンの洗い方と同様に、脱水はごく短時間にして下さいね。
<シェードカーテンの洗い方>
フラットな布地がメカで昇降するスタイルのシェードカーテンは取り外して洗濯できる物もあります。
1 メカから生地を取り外す
2 生地を洗濯ネットに入れ、洗濯機の水量を最大にし、ウールコースやおしゃれ着洗いコースで洗う
3 メカに装着して乾かす
どちらの場合も、カーテンの洗濯表示やメーカー指定の洗い方などをよく確認するようにして下さいね。
カーテンをきれいに保つポイント
カーテンにカビがつく原因は湿気です。こまめな換気や、窓拭きなどをするとカビ予防になります。また、窓の結露防止シートや、防カビ専用スプレー、防カビ効果がある布用除菌消臭スプレーなどのグッズを使うのもすすめ。
汚れてしまったカーテンの洗い方を知るのも大事ですが、一度カーテンを洗ったら清潔に保つ工夫も必要ですよね。
まとめ
カーテンを自宅で洗う洗い方や、洗濯機に入れる前のカビ取り方法などをまとめてご紹介しました。カーテンを洗うと、意外なほど部屋が明るくなり気分もスッキリするので、ぜひこの記事の洗い方を参考に実践してみて下さいね。
※ご紹介した洗い方や洗剤などは自己責任のもとご利用ください
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