TaoTronics TT-BH07 TT-BH072 TT-BH07S Plus 人気のBluetoothイヤホンを比較レビュー
本記事では、TaoTronicsのBluetoothイヤホンTT-BH07、TT-BH072、TT-BH07S Plusを徹底比較レビューします。
3機種それぞれの特徴や、どんな人におすすめなのかも合わせて紹介するので、Bluetoothイヤホンを検討中の人は、是非最後までご覧ください!
目次
TaoTronicsのBluetoothイヤホンは世界的に有名
提供:メーカー提供画像
TaoTronicsは、SUNVALLEY GROUPのオーディオ・ 家電ブランドとして2011年に設立されました。
コスパの高い商品を多く取り扱っており、今回ご紹介する商品の中の1つである「TT-BH07」は、世界的に大ヒットしたBluetoothイヤホンで、なんと1日5,000個以上売れた日もあるのだそう。
TaoTronics製品は主にAmazonで販売していますが、一部のBluetoothイヤホンはポータブルオーディオ専門店や家電量販店での取り扱いがあります。
世界的に大ヒットした定番の「TT-BH07」をレビュー
TT-BH07は、Bluetoothイヤホンの中でも知る人ぞ知る超人気モデルです。近年ケーブルレスの完全ワイヤレスイヤホンが主流になっていますが、本機のように左右のハウジングがケーブルで繋がっているBluetoothイヤホンは、イヤホンを使っていない時首に掛けておくことが出来たり、Bluetoothの動作が安定しているといったメリットがあります。
TT-BH07は、最新のBluetooth 5.0をはじめapt-Xコーデックに対応しているので、低遅延かつ高音質に音楽を楽しむことが出来ます。また、1回のフル充電で最大6時間の連続通話・音楽再生が可能です。
TT-BH07はイヤーフックを搭載しているので、実際に装着してみるとフィット感がとてもいいと感じました。イヤーフックはシリコン製なので、長時間装着していても耳穴が痛くなることはありません。
IPX6 防水仕様なので、雨が降っていたり多少悪天候でも安心して使用することが出来ます。また、左右のハウジングの内部にマグネットを搭載しており、ハウジング同士がくっつくので、首に掛けているときイヤホンが落ちてしまう心配はいりません。
TT-BH07は、バランスのいいクリアな音質で、やや中低音寄りですが、安いイヤホンにありがちな音がこもっている感じはなく、聴きやすいチューニングのイヤホンという印象でした。
3種類のイコライザーを搭載した「TT-BH072」
TT-BH072は、TT-BH07で人気だった音質と操作性を引き継いた兄弟機という位置付けの商品です。メーカーの担当者に確認したところ、TT-BH07が健在のため、後継機ではないとのこと。
販売価格はTT-BH07より高くなっていますが、TT-BH072は同価格帯のBluetoothイヤホンには珍しいイコライザー機能(3種類)を搭載しています。
また、クアルコム社の最新チップQCC3034を採用し、省電力化による⻑時間再生や高音質なaptX HDコーデックにも対応。TT-BH07よりも全体的にスペックが上がっています。
イヤホン本体の形状はTT-BH07とほとんど変わりません。カナル型イヤホンなので、遮音性も高いです。
IPX5 防水仕様なので、運動時の汗や多少の雨という環境でも使用することが出来ますし、ランニングやジムなど、スポーツ時に使用することも可能です。また、TT-BH07同様、左右のハウジング同士がマグネットでくっつく仕様となっています。
TT-BH072は、TT-BH07よりも低音がしっかりしており、中音域もよりすっきりしている印象を受けました。
幅広いジャンルの楽曲に対応するバランスのいいNormalサウンドに加え、迫力のあるBassサウンド、よりクリアで美しいTrebleサウンドなど、その日の気分やシチュエーションによって、イコライザーで音質を切り替えることが出来るので飽きずに使えそうです。
2つのドライバーを搭載したハイエンドモデル「TT-BH07S Plus」
TT-BH07S Plusは、TT-BH07シリーズのハイエンドモデルとして8月9日に発売開始されたばかりです。
最新のQCC3026チップを搭載し、バッテリー容量も増加。連続再生時間は最大30時間で、aptX HDコーデックに対応しています。
TT-BH07S Plus最大の特徴は、TaoTronicsのBluetoothイヤホンとして初めてハイブリッドドライバーを採用した点です。
ワイヤレスイヤホンとしては世界初の「Balanced Membrane (バランスド・メンブレン)ドライバー」を高音域用に、ダイナミック型ドライバーを低音域用に搭載しています。
これまで紹介してきた2機種とTT-BH07S Plusは、イヤホン本体(ハウジング)の形状がやや異なります。
装着感は良好ですが、イヤーフックを搭載していない点は賛否が分かれる部分だと感じました。
IPX4 防水仕様ということで、今回ご紹介するイヤホンの中で最も防水性能が低いです。スポーツや悪天候の中で使用するというよりは、音質重視の人向けの商品という印象です。
TT-BH07S Plusは、クリアで伸びの良い高域と深みと迫力のある低音を両立しており、ハイエンド機らしい音質のイヤホンだと感じました。
新製品ということで、音質に関してメーカーの担当者様にお聞きしたところ、Balanced Membraneドライバーは磁力によってドライバーを駆動させるタイプで、非常にナチュラルかつレスポンスのいい高域を得意としているそうです。
また、2つのドライバーは同軸上に配置されており、より音をダイレクトに耳に届けることを可能にしているとのこと。
TT-BH07やTT-BH072と比べ、解像度が高く細かな音もしっかり聞き分けることが出来るので、音質重視の人は一聴の価値ありです。
【取材】3機種それぞれどんな人におすすめかメーカーに聞いてみた
TaoTronicsの担当者様に、それぞれどんな人にTT-BH07・TT-BH072・TT-BH07S Plusがおすすめか伺いました。
TT-BH07は、初めてのBluetoothイヤホンや、低価格なので本命のイヤホンとは別にサブ機が欲しい人におすすめとのこと。また、ジムなどで汗などの水分が生じるハードな環境で使いたい人にも向いているそうです。
TT-BH072は、aptX HDコーデック対応の音楽プレーヤーをお持ちの方や、イコライザーによる音の変化を楽しみたい人におすすめとのこと。長時間再生が可能なので、通勤通学など、毎日イヤホンを使用する方にも向いているそうです。
TT-BH07S Plusはハイエンド機なので、他のTaoTronics製品より高額ですが、音質に拘りをもっているオーディオ好きな人に自信を持っておすすめできるとのこと。また、最長30時間連続再生可能なバッテリーを搭載しているので、長距離旅行でも安心して使えるのもポイントだそう。
まとめ
今回はTaoTronicsのBluetoothイヤホンTT-BH07、TT-BH072、TT-BH07S Plusの3機種をレビューしてきましたがいかがだったでしょうか。
3機種それぞれ個性があるので、本記事を参考に、自分の用途や使用するシチュエーションに合わせて、気になったモデルを是非購入してみて下さい!
今回レビューした商品の購入はこちらから
- TaoTronics
-
TT-BH07
- 税込み2,999円
-
ロングセラーのBluetoothイヤホン
-
世界累計200万台以上のセールスを記録した知る人ぞ知る定番のBluetoothイヤホンです。
はじめてのBluetoothイヤホン選びで迷ったら、リーズナブルな価格でコスパ抜群のTT-BH07がおすすめです。
予算に余裕があるなら、TT-BH07よりもスペックの高いTT-BH072がおすすめです。apt-X HDコーデックに対応しているので、より高音質かつ低遅延で音楽を楽しむことが出来ます。
- TaoTronics
-
TT-BH07S Plus
- 税込み8,618円
-
2つのドライバーを搭載した高音質なBluetoothイヤホン
-
2つのドライバーとQualcomn社の最新チップ「QCC3026」を搭載した、TaoTronics社最新のBluetoothイヤホンです。
異なる2つのドライバー搭載した珍しいハイブリッド型のBluetoothイヤホンです。従来のTaoTronics製Bluetoothイヤホンより高音質になっており、連続再生時間が最大30時間に伸びています。とにかく高音質なBluetoothイヤホンが欲しいという人は、TT-BH07S Plusがおすすめです。
※商品価格はいずれも2019年8月現在のものです。
関連記事はこちら
オーディオの記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_