日本酒は糖質が多い?健康や美容のための太らない飲み方とは
暑い時期には冷酒、寒い季節はぽかぽか温まる熱燗など。様々な楽しみ方ができる日本酒ですが、女性にとって少し気になるのが日本酒の「糖質・カロリー」ではないでしょうか?
特に甘口と呼ばれる日本酒はマッタリとした口当たりがおいしい反面、カロリー高そうだな…なんて心配になる方も多いと感じます。ダイエットはもちろん、健康のことを考えればあまり糖質が高いものは敬遠したくなるものですよね。
そこで今回は日本酒のおいしさの元でもある、糖質やカロリーについて見ていきましょう。
どれだけおいしいものだとしても、健康や美容をないがしろにするわけにはいきません。併せて太りにくい飲み方にも触れていくので、日本酒好きさんこそ参考にしてみてくださいね。
日本酒は太る?糖質の量を確認
まずは気になる日本酒の糖質の量について見ていきましょう。昨今ではダイエットや健康法として「糖質制限」が人気ですよね。
思わぬところで制限できていなかった!なんてことにならないよう、少し詳しく触れていきます。
ビール、ワインなど人気のお酒と糖質比較
・お酒別100mlあたりの糖質
上記の表を見てみると、やはり日本酒が一番糖質が多いように見えます。しかしこの数値だけで他のお酒にしよう…なんて思うのは早合点。
実際100mlあたりで見れば一番ですが、それぞれのお酒を1回当たりどれだけ飲むのか?といった点に関してみれば日本酒はそこまで量を飲まないお酒です。
日本酒を飲む際によく聞く単位、1合がおよそ180mlですが、一般的に宅飲みでよく飲まれるのは缶ビール350mlでしょうか。この点からわかるように、飲む際のお酒そのものの量も加味して考えると、実はビールが一番だった!なんてことも考えられますね。
もちろん、だからといって日本酒の糖質量が少なくなるわけではありません。糖質制限中は日本酒やビールは控える、と考えておいた方がよいといえるでしょう。
ちなみにお茶碗1杯のご飯の糖質は58.5g。お酒に含まれる糖質が多いか少ないか、と考えていくといろんな意見が出そうですね。
日本酒のカロリーも比較してみよう
続いてはダイエットや健康を語る際に外せない、お酒に含まれるカロリーに関しても見ていきましょう。
・お酒100mlあたりのカロリー
こちらは意外なことにビールが一番少ないと出ました。この表の中だけで考えるなら日本酒のカロリーは3位と中盤。
ビールが一番低いと出ましたが、糖質と同じくこちらも飲む量によってカロリーも増減します。糖質やカロリーを気にする前に節度ある飲み方が一番大切なのかもしれませんね。
日本酒の種類によって糖質、カロリーは変わる?
ここまでは日本酒の他にも人気のある別のお酒との比較を見てきました。しかし日本酒には非常に多くの種類があります。
上記でも軽く触れましたが、辛口はまだしも甘口のお酒やにごり酒になれば、味わいからしてカロリーが高そうに感じる方も多いでしょう。そこでここからは、日本酒の種類別で糖質、カロリーは変わってくるのか?といった点について見ていきましょう。
糖度が高いとカロリーも高くなる傾向
結論から言ってしまえば日本酒の種類によっても、カロリーは若干変わってきます。日本酒の味わいを確認する際には「日本酒度」を確認する方法があるのですが、この日本酒度とは言ってしまえばお酒に含まれる「糖分」を表すもの。
日本酒度が低いほど糖分が高く甘口のお酒に、反対に日本酒度が高いほどキレのよい辛口の日本酒になります。
含まれている糖分の量が違うとなれば、糖質はもちろんカロリーも高くなるもの。ただ現れる差異はそこまで大きなものではありません。
またもちろん、味わいの好みによって甘口の方がよいのに…なんて方もいるかと思います。したがって、どうしてもカロリーが気になるようなら、後述する太りにくいお酒の飲み方を参考にしてみてくださいね。
にごり、うすにごりはカロリー高め
日本酒の種類によってカロリーが変わる。こう聞けば、一番カロリーが高くなる種類はどれかと気になりますよね。
こちらも結論から言ってしまえば、もろみを残したままの日本酒である「にごり」「うすにごり」のカロリーが高めだといえます。そもそももろみ部分は非常に栄養価が高い部分なので、栄養の分だけどうしてもカロリーも高めになってしまうのです。
具体的に言えば100mlあたり168kcalといわれています。ただ物によっては清酒と変わらないものもあるようなので、気になる方はカロリーを確認してから購入するのがいいでしょう。
飲んでも太らない飲み方、おつまみはある?
ここまで日本酒の糖質、カロリーに関してみてきました。しかし、日本酒好きからすればカロリーが高いから飲まない。なんて選択肢は取りがたいものですよね。
そこで、ここからは比較的に太りにくい飲み方、合わせるべきおつまみなどに関してみていきましょう。目から鱗な情報もあるので、是非参考にしてみてくださいね。
飲む時間、飲み方で工夫しよう
根本的な問題として、どんなお酒や食べ物であったとしても、供給と消費のバランスが崩れれば脂肪として蓄積されてしまいます。
したがって一番よくない飲み方は、だらだらと寝る前まで飲んでしまうといった飲み方。よくダイエットの基本として、夜8時以降は食べない・飲まないといわれていますよね。
この基本と同じことが日本酒を飲む際にも適用されます。必要以上にカロリーや糖質を気にするよりも、だらだらと時間を決めずに飲むことはやめておきましょう。理想は眠る4時間前、最低でも眠る2時間前には切り上げておくのがおすすめです。
太りにくいおつまみをチョイス
日本酒に限らずお酒を飲むと太るといわれるのは、合わせるおつまみのせいだ。なんて話を聞きますよね。
日本酒を飲む際にも同じことが言えるので、お酒のチョイスはもちろん太りにくいおつまみを選ぶよう心がけましょう。以下を参考にしてお好みのものを選んでくださいね。
●太りにくいおつまみ
低糖質、低カロリーを主軸にタンパク質を多めに取る
・焼き魚
・焼き鳥
・冷ややっこ
・だし巻き卵
・海藻サラダなど
●太りやすくなってしまうおつまみ
高カロリー、脂質や糖分が多いもの
・揚げ物
・ラーメン
・スイーツなど
休肝日を設けることもポイント
意外なことに健康だけではなく、太りにくくするためにも休肝日を設けることがポイントとなります。
お酒の分解だけではなく、体にとって肝臓は非常に重要な臓器。お酒ばかり飲んでいると肝臓が弱ってお酒の分解だけではなく、毒素を排出すること自体が難しくなってしまいます。
健康診断でお酒を控えるように、何て言われたことがある方もいるのではないでしょうか?肝機能を無駄に弱めないため、太りにくいお酒の飲み方を実現するためにも、大切なのは休肝日です。
休肝日の取り方は週に連続して3日以上飲酒を控えること。ちなみに休肝日を取っているからといって、他の日に暴飲をしてもよいとはなりません。
美味しいお酒を飲むためにも、無茶な飲み方は禁物ですね。また、休肝日の大切さはわかっているけれど、やっぱり日本酒を飲みたい!なんてときには「ノンアルコールの日本酒」が便利ですよ。
ノンアルコールといえばビールが一番に思いつきますが、昨今では日本酒でもノンアルコールの製品がたくさん。中でも日本酒メーカーとして有名な月桂冠からもノンアルコール日本酒が出ていますよ。
実際のところは0.05%以下ならノンアルコールに分類されますがこちらはしっかりと0.00%。しっかり休肝日を取りたい方におすすめです。
甘酒や日本酒の化粧水でも有名な「福光屋」からもノンアルコール日本酒が販売中です。スタイリッシュなラベルに透明な瓶は、見ているだけでも満足してしまいそうなきれいさ。
福光屋独自の製法により、日本酒独特の香りや風味を見事に再現されていますよ。ノンアルコールですが、こちらは熱燗もおすすめです。
糖質ゼロの日本酒を楽しむ
おつまみや飲み方を工夫するのもいいものですが、出来れば美味しいおつまみも食べたい…。と感じてしまう日もあるでしょう。
そんな時には日本酒の糖質自体を抑えてしまえばいいともいえます。実際にたくさんの糖質ゼロの日本酒が売り出されているんです!最後はもっと気軽に日本酒を楽しむために、糖質ゼロの商品について見ていきましょう。
月桂冠独自の技術「糖質スーパーダイジェスト製法」を用いることによって、極限まで糖質をカットしながらも、濃いうま味を残すことに成功しています。
体に良くてもおいしくないお酒を飲むのは…。こんな悩みを解消してくれる1本ですよ。美味しくいただきながら、体のことも考えてみましょう。
糖質0の日本酒もだいぶ多くなってきましたが、こちらは糖質だけではなくプリン体も全面カット!
お酒を飲む以上はどうしても気になる成分があるものですが、こちらならまだ安心して飲めそうですね。もちろん飲みすぎは厳禁ですが、心配ばかりをしなくても済むかもしれませんね。
まとめ
今回は日本酒と糖質の関係について見てきました。何も気にせず美味しくいただくことも大切ですが、長く美味しく飲むためには、健康や美容についても無視するわけにはいきません。
飲まなければよいのでは?体のことを考えて禁酒したら?こんな悲しいことを言われてしまう前に、自分から少し日本酒の種類に関しても考えてみましょう。お酒に限らず美味しくいただくには体の健康あってこそ。
お酒の種類や休肝日、合わせるおつまみなど是非参考にしてみてくださいね。
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