iPadが重い! 動作を軽く早くする方法を解説

長谷部 耕平
2021-01-15

iPadを長く使っていて、新品の時と比べて動作が重いと感じたり、処理に時間がかかるようになったと感じる人はいませんか?本稿ではiPadの性能低下の原因と対策について紹介します。

(この記事では2022年3月発売の最新iPad Airなどの情報も掲載しています)

iPadが重くなる原因

iPadに限らずPCやスマホなどの情報処理端末はメンテナンスをせずに長く使っていると、様々な理由により、少しずつ処理速度が遅くなります。

程度がひどくなると、使用中のアプリが突然フリーズして強制再起動することもあるので、処理速度の低下をiPadの故障と間違える人もいるのではないでしょうか。

iPadの動作が重い原因としては以下の点が挙げられます。

●アプリの数が多すぎる
●ストレージが埋まっている
●iOSがアップデートされていない
●バッテリーが劣化している
●iPadの寿命

これらの原因を全て排除すればiPadは軽くなります。順番に見ていきましょう。

アプリを整理しよう

まずは、不要なアプリをアンインストールしましょう。使っていないアプリを大量にインストールしておくと処理速度が遅くなります。

特にバックグラウンド通信をしているアプリが問題です。立ち上げていない状態でも何らかの通信をしているアプリは多いものです。

そこで、最初にバックグラウンド更新をオフにしましょう。アプリ立ち上げ時にデータを取得するので反応が遅くなりますが、これで立ち上げていない時にデータ処理されないのでバッテリーとメモリが節約できます。

iPadのバックグラウンド更新をオフにする画像

次に、「iPadを探す」機能が使えなくなくなる代わりに、プライバシーから位置情報サービスの設定をオフにするのもおすすめです。これでGPS機能が働かなくなった分、余力が生まれます。

iPadの位置情報サービスをオフにする画像

他には、設定のiTunesStoreとAppStoreの項目で「非使用のアプリを取り除く」の項目にチェックを入れておきましょう。

iPadで非使用のアプリを取り除く機能をオンにする画像

アプリを使って作成したデータ類は、取り除いたアプリがAppStoreに登録されている限り保持されるので、アプリ本体をダウンロードしなおせば復帰します。

また、音声操作を使わないのであればSiriをオフにすることでメモリの節約ができます。

iPadでSiriの機能をオフにする画像

以上がアプリ全般に関する設定変更です。これでメモリが解放されるので大分軽くなるでしょう。

アプリ使用時の設定を見直そう

iPadが重い、と感じるタイミングはそれぞれですが、主に何らかのアプリを使っている時に反応が悪くなったり、読み込みが遅くなる場合は、立ち上げているアプリ自体の設定を見直しましょう。

例えばソーシャルゲームに関しては、アプリデータをフルインストールしておけばいちいち通信しないので動作が軽くなりますし、Youtubeなど動画サイトの場合は画質を落とすという手段も有効です。

iPadでYoutubeの画質を調整する画像

荒野行動など反応速度が重視されるゲーム用途の場合、同時に立ち上げているアプリは全て閉じて、処理能力を立ち上げているアプリに集中させるのも良いでしょう。低速のテザリングで接続するのをやめたり、アプリ自体の動作設定の調整をすると動きが見違えるように変化します。

ストレージを整理しよう

アプリの整理と合わせてストレージ(記憶容量)も整理しましょう。ストレージに大量のデータが保存されていると動作が重くなることがあります。

iPadのストレージの写真

主に電子書籍や音楽、写真や動画のデータがストレージを圧迫するので不要なもの削除したり、クラウドにデータ移行して保存するなどしてiPad本体には余分なデータを貯めこまないようにしましょう。アプリ自体のキャッシュが残っていることもあるので使わないものはアンインストールしておくとスッキリします。

iOSをアップデートしよう

初期設定で自動アップデートになっているので問題はないかと思いますが、何らかの理由でiOSのアップデートを行っていないと処理速度が重くなることがあります。

iPadでソフトウェア・アップデートする画像

ウイルス対策などセキュリティ面の問題もあるので、iOSは常に最新バージョンにアップデートしておきましょう。

バッテリーを交換しよう

アプリを整理してストレージに余裕があるのに重かったり、すぐにバッテリーが切れたりする場合はバッテリー交換をしましょう。Apple Storeに持ち込めばiPadのバッテリーは一律10,800円で交換してもらえます。

Apple Careなどのサービスに加入している場合は無料、または安価で対応してもらえるので、iPadやiPhoneを長く使うつもりなら導入しておくと後々役に立ちます。

iPadの買い替えのタイミングは?

iPadの耐用年数については公式発表がありませんが、買い替えタイミングの明確な基準はiOSのアップデートに対応できなくなった時です。

iPhoneやiPadは定期的にiOSをアップデートすることで、高機能化とセキュリティの充実を図っていますが、ガジェット自体が古くなるとiOSの対応範囲外になります。

極端な例を挙げるなら、2007年に発売された初代iPhoneは2009年にリリースされたiOS3以上のアップデートができません。2020年時点のiOSが13以上ですから、ほとんどのアプリ非対応で使えなくなっていますし、スペック的にも11年前に寿命を迎えたガジェットだと言えます。

直近の例だと、2014年にリリースされた第4世代iPadは第6世代iOSから2016年にリリースされたiOS10までの対応なので、寿命を迎えた機種とみなしても問題ないかと思います。

iOSのアップデートができなくなっても利用し続けることは可能ですが、iPad本体がアプリのアップデートについていけなくなって非対応になったり、セキュリティ面に不安があったりするので、安全かつ快適に使い続けるには難があります。

ここまで紹介してきたあらゆる手段を使っても、まだiPadが重いと感じたり、iOSのアップデートが非対応になった場合は、iPad自体の寿命かもしれません。使用中のアプリのバックアップをとった上で初期化して再設定しても、手間がかかる割に上手くいかない可能性が高いです。

新たにiPad Pro、iPad mini、iPad Airなどに買い替えを検討しても良いでしょう。

買い替えるならどれ?iPad各モデルを紹介

もしも使っているiPadが寿命を迎えたら、何に買い替えるかも悩ましいところです。最新iPadの各モデルを容量や価格とともに紹介します。

PICK UP
  • Apple
  • iPad (最新第9世代,10.2インチ, Wi-Fi, 64GB)

  • 税込み39,800円
  • 手ごろな価格のiPad

  • 第9世代からはA13 Bionic チップを搭載し、低価格のまま大幅にパフォーマンスが向上。買い替えの際、一番手の届きやすい価格のモデルです。

Wi-Fiモデルの64GBなら、3万円台と買い替えやすい価格で手に入ります。256GBにストレージ容量を増やしても5万円台。ドラマや映画、電子書籍を美しい10.2インチのRetinaディスプレイで楽しむことができます。Lightning端子を備え、Apple Pencil 第1世代が使用可能です。

iPadの税込み価格
64GB Wi-Fiモデル ¥39,800
64GB Cellularモデル ¥56,800
256GB Wi-Fiモデル ¥57,800
256GB Cellularモデル ¥74,800
PICK UP
  • Apple
  • iPad mini (最新第6世代,8.3インチ,Wi-Fi 64GB)

  • 税込み59,800円
  • 家でも外でも手軽に持ち運べる8.3インチ

  • メモ帳や文庫本感覚で持ち歩き、サッと取り出して使えます。5G通信に対応しているので、外出先で最速のネットワークにアクセス可能です。

通常のiPadの10.2インチに比べて、iPad miniは8.3インチと、その名のとおりミニサイズ。Apple Pencilにも対応し、思いついたアイデアをさっとメモ帳のように書き留めることも。64GBと256GBモデルの2種類が用意され、仕事や趣味といった使い方にあわせて選べます。

iPad miniの税込み価格
64GB Wi-Fiモデル ¥59,800
64GB Cellularモデル ¥77,800
256GB Wi-Fiモデル ¥77,800
256GB Cellularモデル ¥95,800
PICK UP
  • Apple
  • iPad Air (10.9インチ, Wi-Fi, 64GB) 第5世代

  • 税込み74,800円
  • M1チップと進化したカメラを搭載、選べる5カラーも魅力

  • M1チップと8GBメモリを搭載。第4世代から処理速度やグラフィック性能がアップし、さらに超高速通信5Gに対応。

    1,200万画素の広角カメラは、被写体にあわせて画角を自動調整する「センターフレーム」機能を搭載。5色展開で色選びも楽しいAirシリーズ最新モデルです。

動画編集や3Dゲームなど高負荷な作業でも高いパフォーマンスを発揮する、M1チップを搭載。メモリも8GBへと大幅アップ。

背面の広角カメラは第4世代の700万画素から1,200万画素へと進化。Airシリーズ初となる「センターフレーム」機能を搭載し、被写体の動きや人数にあわせてフレームを自動調整。

カラーバリエーションは5色。おしゃれでハイパワーな2022年モデルです。

iPad Airの税込み価格
64GB Wi-Fiモデル ¥74,800
64GB Cellularモデル ¥92,800
256GB Wi-Fiモデル ¥92,800
256GB Cellularモデル ¥110,800
PICK UP
  • Apple
  • iPad Pro (11インチ, Wi-Fi, 128GB)

  • 税込み94,800円
  • 高性能で仕事に最適!

  • 2021年5月27日発売、Apple M1チップを搭載した最上級モデル。高画質な動画編集や、複数ファイルを開く作業も苦になりません。

プロの創作活動にも対応するiPadの最上位モデルです。画面サイズは11インチあるいは12.9インチと大きく、快適な動作で日々の動画視聴やネットサーフィンにも威力を発揮します。広角カメラや超広角カメラ、Apple Pencil第2世代への対応などの最新技術が詰め込まれています。買い替えを機にもっとも高性能なタブレットを手に入れたい!と考えるならiPad Proが最有力候補になるでしょう。

ストレージ容量は128GB・256GB・512GB・1TB・2TBと幅広く用意されているので、用途にあわせて最適なものを選べます。高性能・省電力で知られるApple M1チップを搭載したモデルです。

iPad Proの税込み価格
iPad Pro11インチ iPad Pro12.9インチ
128GB Wi-Fiモデル \94,800 \129,800
128GB Cellularモデル ¥112,800 \147,800
256GB Wi-Fiモデル ¥106,800 ¥141,800
256GB Cellularモデル ¥124,800 ¥159,800
512GB Wi-Fiモデル ¥130,800 ¥165,800
512GB Cellularモデル ¥148,800 ¥183,800
1TB Wi-Fiモデル ¥178,800 ¥213,800
1TB Cellularモデル ¥196,800 ¥231,800
2TB Wi-Fiモデル ¥226,800 ¥261,800
2TB Cellularモデル ¥244,800 ¥279,800

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まとめ

単にアプリを大量に入れ過ぎていたり、iOSをアップデートしていなかったりといった使い方の問題を改善するだけで見違えるように処理速度が軽くなることがあります。

調子が悪くなったらすぐに修理に出す必要はありませんし、必ず新モデルに買い替えなくてはいけないというわけではありません。

本当に消耗しているのか、使い方の問題に過ぎないのか確かめてから新モデルへの買い替えを検討しましょう。

ガジェットと漫画を愛する全方位ライター
長谷部 耕平
業界歴8年目のライターにして登録者1万人超えのYouTuber。Apple好きでガジェット集めが趣味。記事を書いたり動画編集で一日中デスクに向かっているのでヘッドセットやモニター等の作業効率化や仕事部屋の快適化につながるガジェットはすぐ購入!愛車のビートルでキャンプやサウナにでかけるのも大好き。チャンネル登録よろしくお願いしますm__m

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