【取材】ヘッドホンカバー「mimimamo」の魅力とは?代表の林さんに徹底取材!
ヘッドホンを長時間装着していると、だんだん耳が蒸れてきて不快ですよね...。特に暑い時期はヘッドホンを使うのを避けている、という方は多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解消してくれる商品が、今回ご紹介するヘッドホンカバー「mimimamo」です。
本記事では、mimimamoを製造販売しているフィフティスクエア株式会社 代表取締役 林 さんにインタビューした内容を元に、mimimamoの使用方法や、実際に使ってみた感想をお伝えします。
目次
【インタビュー】mimimamoとはいったい何?
Q:ヘッドホンカバー「mimimamo」とは一体どんな商品なのでしょうか?
林さん:例えば、夏場の暑い時期にヘッドホンを着けていると、イヤーパッドの中が蒸れて不快な感じがしますよね?mimimamoはヘッドホンのイヤーパッドに装着して、汗や蒸れなどの不快感を解消する商品です。ニット素材でヘッドホンの大きさに合せて伸縮してフィットします。
Q:林さんがmimimamoを作ろうと思ったキッカケなどを教えて下さい。
林さん:2012年の夏だったと思うのですが、もう、とにかく猛暑だったんですよ。とても暑くて。そういう状況でヘッドホンを使うと、どうしても蒸れる感じが気になってしまって。そこで私はヘッドホンにファンを取り付けた、クーラー付きヘッドホンを作ってみたんですが、ファンの音がうるさすぎて全く実用的ではなかったんです。そして次に思いついたのが、ヘッドホンになにかを被せるということで。色々試行錯誤しながら作り始めて、2014年夏に、ついにmimimamoが完成しました。
Q:mimimamoを使うことで音質の変化はあるのでしょうか?
林さん:mimimamoは0.5mmという音響に配慮した極薄の生地を採用しています。勿論ヘッドホンにカバーを取り付けることになるので、音響への影響をゼロにすることは出来ませんが、最小限にしています。mimimamoを装着した状態の音質(周波数特性)は機種ごとに測定して、公式サイトに掲載していますので参考にしてみて下さい。
Q:mimimamoで使われている素材はなんですか?
林さん:mimimamoにはテンセルという素材を採用しています。薄くて耐久性があり、肌触りもよく、吸湿・速乾性に優れた素材です。雑菌の繁殖を抑える防菌防臭加工も施していますし、SKEマークの認定も受けています。
Q:mimimamoのカラーバリエーションとサイズを教えて下さい。
mimimamoのカラーバリエーションは、グリーン、ブルー、パープル、レッド、ピンク、グレー、ブラックの全7色です。お使いのヘッドホンの色やファッションに合わせてカラーを選んでいただくのがいいと思います。なるべくmimimamoを装着していないように見せたいという方は、ブラックがおすすめです。
Q:mimimamoのMサイズとLサイズの違いを教えて下さい。
オンイヤー(イヤーパッドが耳全体を覆わないタイプ)のヘッドホンにはMサイズ、アラウンドイヤー(イヤーパッドが耳全体を覆うタイプ)のヘッドホンにはLサイズのmimimamoがおすすめです。
【実演】mimimamoの装着方法を徹底解説
mimimamoをヘッドホンに装着する方法は全部で4種類存在します。林さんいわく、基本的には「ノーマル装着」でOKとのことですが、実際にそれぞれの装着方法を解説しながら実演していただきましたので、個別にご紹介します。
ノーマル装着
作業を始める前に、「mimimamoを装着する時は、空中でやろうとすると、どうしても片手になってしまってやり辛いので、机など台の上に置いて作業するとやりやすい」と林さんからアドバイスを頂きました。
ノーマル装着は、ヘッドホンのイヤーカップを下側から全体的に覆うように装着します。イヤーカップにmimimamoを被せるイメージです。
mimimamoはノーマル装着が基本で、ノーマル装着で上手く対応できないヘッドホンの場合、他の装着方法を試していくという流れになります。
サイド装着
イヤーパッドにある程度厚みがあったり硬かったりする場合は、サイド装着を試しましょう。
mimimamoのゴムの部分を、ヘッドホンのイヤーカップのサイドでとめてあげるイメージで装着します。
ステルス装着
ステルス装着は、mimimamoのゴムの部分をヘッドホンのイヤーパッドの溝に入れて隠す装着方法です。
イヤーパッドの溝に指で押し込む様なイメージでmimimamoを挿入してあげると、綺麗に仕上がります。
ロール装着
ロール装着は、mimimamoのゴムの部分を内側に巻き込んで装着します。
mimimamoはMサイズとLサイズで展開していますが、Mサイズを使ってもmimimamoの生地が余ってしまう場合、ロール装着をすることで見た目をスッキリとさせることが出来ます。
【お手入れ】mimimamoは洗濯出来ていつでも清潔
mimimamoは、汗などで汚れたら洗濯して繰り返し使うことが出来ます。そこで、林さんにmimimamoの洗い方を実演しながら解説して頂きました。
まず、容器に少量の水とオシャレ着用の洗剤を入れます。この時使用する洗剤は、出来れば毛玉を防ぐタイプがおすすめです。
そして、生地同士を強く擦り付けないように注意しながら、優しく揉み洗いします。強く絞ったり、ねじったりするのはNGです。力を入れすぎずに洗いましょう。
洗い終わったら、容器の水を入れ替えて、揉み洗いしながら洗剤を落とします。きちんと洗剤が落ちたら、手で握る感じで水をきります。この時も力を入れすぎないように注意して下さい。
洗濯後は、しっかりと陰干しで乾かしましょう。これで、mimimamoが清潔な状態に戻りました。ヘッドホンのイヤーパッドを常に清潔な状態に保ちたいという方は、洗い替え用の予備のmimimamoを持っていると便利だと思います。
mimimamoをヘッドホンに取り付けて使ってみました
実際にmimimamoをヘッドホンに装着してしばらく使ってみました。mimimamoはとても肌触りがよくサラサラしているので、ヘッドホンを長時間装着した時の蒸れ感を大幅に軽減する事が出来ました。mimimamoを装着したヘッドホンなら暑い時期でもあまりストレスを感じず、長時間ヘッドホンを使うことが出来そうです。
音質面に関してですが、mimimamoを装着した状態と装着していない状態では、音の聴こえ方に若干の違いを感じました。例えば、SONY MDR-CD900STなど、ハウジングが耳を完全に覆うアラウンドイヤータイプのヘッドホンも、mimimamoを使うとオンイヤータイプのヘッドホンに近い装着感になるので、慣れの問題もあるかもしれませんが、音が全体的に少し遠くから聞こえるような印象を受けました。
まとめ
林さんの事務所で取材させて頂きましたが、部屋の中には沢山のヘッドホンや林さんこだわりの品々が沢山置いてあって、どれも大変面白いものばかりでした。今回全てご紹介することが出来ないのが非常に残念です。
ヘッドホンの装着時に耳が蒸れる感じが苦手な方、愛用していたヘッドホンのイヤーパッドが劣化して困っているという方は、ヘッドホンカバー「mimimamo」を是非ご検討してみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介した商品の購入はこちらから
※商品価格は2019年7月現在のものです
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