ウェッジおすすめ10選!初心者にもわかりやすい選び方のポイント
初心者には難しい? ウェッジ選びは使い分けを知ることがポイント
距離やボールのおかれているコンディションに合わせて、クラブを使い分けるのはゴルフの醍醐味のひとつ。とくに難所からのリカバリーやアプローチは腕の見せ所です。そこで活躍するクラブがウェッジですが、どのように選べばよいのでしょうか。そのポイントとおすすめクラブを紹介しましょう。
ウェッジ選び3つのポイント
そもそもウェッジは何本くらい持っておくべきでしょうか。技術が向上すれば、クラブの細かな特徴を使い分けることもできるようになりますが、初めのうちはそのようなことは、とても無理です。大きな特徴ごとにクラブを選択するのがおすすめです。
出番の多いピッチングウェッジ選びのポイント
グリーンからの距離がまだ遠い場合、ミスショットのリカバリーなど出番の多いウェッジがピッチングウェッジです。ウェッジの中で最低限必要なものといってもよいでしょう。
ここで覚えておきたいポイントがロフト角です。ロフト角とはシャフト中心線とフェース平面の間の角度のこと。ロフト角が小さければ、シャフトとフェースが近づき、逆に大きくなるとフェースがだんだん倒れていきます。
このロフト角によってボールの飛距離、上がりやすさが変わります。初心者には48〜58度が向いているといわれますが、好みで多少前後しても問題ありません。ピッチングウェッジは、ウェッジの中では距離を求めるクラブなので、48度前後で打ちやすいものを選ぶのがよいでしょう。
広いロフト角が必要なサンドウェッジ
ゴルフにはミスショットはつきものですが、ハマると怖いミスがバンカーです。池ぽちゃなどは1ペナルティですみますが、バンカーは出るまで延々と打ち続ける可能性もあります。
ここで活躍するウェッジがサンドウェッジです。バンカーからのリカバリーに飛距離は不要です。砂を巻き込み、力強く、高くあげることが大切。となると、ロフト角の大きなウェッジを選ぶことが大切なポイントです。複数ウェッジを揃えるなら、サンドウェッジは最大のロフト角になります。とはいえ、58度まで広がると打点が不安定になるので、54〜56度あたりがよいでしょう。
サンドウェッジ選びでもうひとつ、重視したいポイントがソールの形状です。難しいバンカーショットは、幅広のソールが打ちやすくおすすめです。さらにソールに凹み加工が施されていれば、ベターです。力強いショットが打ちやすくなり、リカバリー率の改善も期待できます。
必要に応じて選びたいアプローチウェッジ
ウェッジのロフト角は48〜58度あたりがおすすめと書きました。ピッチングウェッジが48度前後、サンドウェッジが54〜58度とロフト角の両端のウェッジになります。その間を埋めるウェッジとして使用されるのがアプローチウェッジです。
ピッチングウェッジよりもさらに小さな距離の寄せが目的なので、振りやすくコントロールしやすいものがおすすめです。ヘッドが大きく、ソールが幅広のものがコントロールしやすいウェッジの形状です。
アイアンセットからウェッジを選ぶのもあり
アイアンセットには、ピッチングウェッジまでセットになっているものが多くあります。あとはサンドウェッジとアプローチウェッジの2本あれば一揃いですが、アイアンセットと同じメーカーのものを選ぶのもよい選択方法です。種類は違っても、クラブの特徴などの共通点も多く、全く別メーカーのものを選ぶよりもなじみやすい可能性があります。
特に初心者のうちは、考えなくてはならない要素を減らして打つことに集中することも大切。ウェッジ選びもシンプルに考えてみてはいかがでしょうか。
おすすめウェッジ10選
アイアンセットと同メーカーで揃えるか、別のメーカーを選ぶか、どちらにしてもさまざまなクラブの特徴を知っておくことは無駄にはなりません。特徴を知り、それを活かせるような打ち方が身につけば、スコアの伸びにもつながるかも知れませんね。
バンカーに悩んでいるなら「キャスコ ドルフィンウェッジDW-118」
魔法のウェッジのメーカーが謳うそのひとつが、「キャスコ ドルフィンウェッジDW-118」です。ロフト角64度という広さでのサンドウェッジです。
なぜ64度という広いロフト角になっているかは、バンカーでのゴルファーのフォーム研究の成果です。バンカーではオープンに構えてスイングするケースが多く、その結果56度のウェッジが64度のように当たっていることを突き止めました。難しいフォームで64度にして当てるのなら、通常のフォームのまま64度で当たるようにしよう、という発想から誕生した角度なのです。
角度の特徴だけでなく、潜っても抜けやすいソールの形状や打球のコントロールが容易な重心調整など、細かなところにも配慮されたクラブです。
オンラインショップのカスタムオーダーもおすすめ「Callaway](キャロウェイ) SURE OUT ウエッジ 」
SURE OUTという名前が示すように、バンカーからの脱出を的確に決めたい方におすすめのウェッジが「Callaway SURE OUT ウエッジ」。
丸みのあるハイバウンスソールが、フェースを開かずに普段通りのショットでボールが自然に高くあげることを可能にしました。大切なのは、クラブを信用して肩の力を抜いたいつも通りのスイングを行うこと。バンカーに対する印象を変えてくれるかもしれない1本です。
公式サイトでは、シャフトやグリップなど数種類から好みのものを組み合わせてオーダーすることも可能です。
進化したソールデザイン「FOURTEEN(フォーティーン)C036 ウェッジ Sw TS114W 」
ワイドキャニオンソールと銘打ったソールデザインで注目のウェッジが、「FOURTEEN(フォーティーン)C036 ウェッジ Sw TS114W 」です。ここではサンドウェッジを紹介していますが、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジもまとめてラインナップされており、100ヤード以内のショットは迷わせない、とメーカーも強い自信を持つシリーズです。
新開発のソールデザインによって、ダフったりミスしたりしても大きく結果を左右しない安定性を確保。クラブ任せの打ちやすさを実現する、使いやすさです。
リーズナブルな価格で練習用にもおすすめ「ミズノ トリプルアクションウェッジ 軟鉄」
1万円を切る安価なクラブながら、評判も上々なクラブが「ミズノ トリプルアクションウェッジ 軟鉄」です。ヘッド部分に軟鉄を使用することで、プロモデルのような柔らかな打球感を体感できることが特徴。高価なクラブに持ち替えたときの違和感が少なく、練習の成果をじゅうぶんに発揮することができます。
またヘッドの重心を細かく調整することで、打点が上下にぶれた場合でも安定したスピンが得られるような工夫も施されています。
ラフやバンカーの振り抜きに定評「Cleveland GOLF(クリーブランドゴルフ) RTX F-FORGED II」
グースネック、ワイドソール形状、軟鉄鍛造を特徴とした旧モデルにさらに改良を加えたモデルが、「Cleveland GOLF(クリーブランドゴルフ) RTX F-FORGED II」です。新開発の「専用ワイドVソール」が、ラフやバンカーなどでもブレの少ない振り抜きを可能にしました。
スイングが安定することで、打球の飛距離や方向のコントロールの安定性も向上します。ソールも幅広で凹加工がなされており、初心者でも扱いやすいクラブです。
キーワードは砂に克つ!「ポートウィック ザ・ウェッジ バウンスマジックS58」
「砂に克つ!」と頼り甲斐のあるキーワードが代名詞のクラブが「ポートウィック ザ・ウェッジ バウンスマジックS58」です。
バンカーからの確実なリカバリーを目指したバウンスマジックの特徴はソールの形状にあります。砂を弾き、ボールを浮き上がらせる独特の感触は、まさに「ザ・ウェッジ」です。
さまざまなテクニックを駆使するプロなら必要性の低いクラブの工夫でも、アマチュアにとってはなくてはならないものです。サンドウェッジの原点に立ち返り、作り上げた砂に勝つためのクラブです。
初心者にもおすすめのビッグバウンスエッジ「LEZAX(レザックス) AGC AGWG-1103」
ロフト角が大きくサンドウェッジとしても使えるクラブが「LEZAX(レザックス) AGC AGWG-1103」です。ロフト角は56、62、70の3種類が用意されています。かなり大きめのものまでラインナップされているので、フェイスを開いたスイングが苦手な方は、大きなロフト角でバンカー用として試してみてもよいでしょう。
また、50ヤード前後のアプローチにも利用できます。価格もかなりリーズナブルなので、いろいろ試してみたい方にもおすすめできます。
思うような飛距離を飛ばす気持ち良さ「DUNLOP XXIO9(ゼクシオ ナイン) アイアン MP900」
独自の飛びの技術を投入した、気持ちよく打てるクラブが「DUNLOP XXIO9(ゼクシオ ナイン) アイアン MP900」です。ダンロップ独自のデュアルスピードテクノロジーにより、ヘッドスピードの加速と広いスイートスポットを実現。気持ちよくボールを飛ばせるゴルフクラブです。カーボンシャフトの採用によって、重心が手元に近づいたことも振りやすさの理由のひとつです。
全9本からなるアイアンのラインナップで、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジもその中に含まれています。単品のクラブを探している方も、セットクラブを探している方にもおすすめです。
精度の高いソール製造に強み「テーラーメイド MILLED GRIND WEDGE(ミルドグラインド ウェッジ) DW-ST390」
ソールの形や均一な加工精度はクラブの振り抜きや、ボールの回転に繊細な影響を与えます。そこでソール設計にCADデータを利用したCNC旋盤加工を用いたのが「テーラーメイド MILLED GRIND WEDGE(ミルドグラインド ウェッジ) DW-ST390」です。高精度の品質は、打点の安定にもつながるとプロアマ問わず愛用者の多い人気モデルです。
ソール形状はスタンダードとロータイプの2種類が用意されており、ショットタイプに適したソールの選択が可能。重心位置にもこだわり、打感も心地よいクラブです。
とにかくバンカーが苦手なら試してほしい「砂王 SAND KING ウェッジ 60度」
いろいろ試したけど、どうしてもバンカーが苦手。そんな方に試してほしいのが「砂王 SAND KING ウェッジ 60度」です。ゴルフ競技は14本のクラブ本数の制限があるので、1本で2役も3役も兼ねる必要があるケースもあります。そんな理想よりも、バンカー攻略にかけた1本です。
その秘密は普通のクラブの2.4倍もある超幅広のソール。バンカーや芝の薄い場所でも、厚底ソールが滑るのでヘッドが潜り込むことがありません。ロフト角も広いので、ボールが上がりやすいのも特徴です。
ウェッジ選びはソールを重視
さまざまなウェッジを紹介してきましたが、共通する特徴としてソールの設計にこだわりが強い点があげられます。ところが、プロが使用するクラブではソールが重視されません。精密なクラブさばきが可能なプロの場合、ソールがないくらいの方がやりやすいのです。ただ、これはプロだからできること。初心者は安易にプロをまねることなく、基本をサポートしてくれるクラブを選ぶことを重視しましょう。
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