世界一スリム!? 細くてもパワフルなダイソンコードレス掃除機「PencilVac」

Moovoo編集部,Taniguchi Munenori
公開: 2025-06-12

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一戸建てや、広いリビングのある部屋なら、キャニスタータイプの掃除機やロボット掃除機が便利ですが、ワンルームマンションなどで一人暮らしをする若い世代に最適なのがコードレス掃除機です。

コードレス掃除機は、ヘッド部分が置けるだけの面積があればどこにでも保管できるので、クローゼットの片隅にしまうことができます。また、ちょっとしたゴミやホコリを除去するだけなら、電源コードを延ばしてコンセントに差し込む手間もなく、さっと床をきれいにできる手軽さがあります。重量が軽いのもメリットのひとつに数えられるでしょう。

ダイソンが5月下旬に発売したコードレス掃除機「Dyson PencilVac(ペンシルバック)」は、場所を取らないというメリットを最大限に生かし、ほとんど「棒」と言っても差し支えない外観が魅力の製品です。

PICK UP!
  • Dyson(ダイソン)
  • PencilVac Fluffycones (SV50 FC)

  • 税込み84,920円(Amazon)
  • 鉛筆のような細さのコードレス掃除機


Dyson PencilVacの特徴

Dyson(ダイソン) PencilVac Fluffycones (SV50 FC)

「PencilVac(ペンシルバック)」という名前が表すように、細長い本体部分の直径はわずか38mmしかありません。その内部には、直径28mmの「Dyson Hyperdymium 140kモーター」と、新開発したゴミやホコリを分離し、圧縮するシステムを内蔵しています。この本体に、4つの円すい形ブラシを逆回転させてゴミを吸い上げる「Fluffycones」を組み合わせて細部まで取り残しのない吸い込みが可能になっています。

吸い込んだゴミを収納する容器「エアーコンプレッションビン」は、実容量0.08リットルと小さいものの、ゴミやホコリを圧縮して溜め込むため、実質的には5倍近い量のゴミを蓄積できます。さらに、圧縮されて溜まったごみを押し出して捨てる「シリンジ式ゴミ捨て」機構があるため、ゴミ箱へ捨てる際にもホコリの発生が最小限におさえられます。

PencilVac Fluffycones (SV50 FC)

「Dyson PencilVac」には、スマートフォンアプリと連携する機能もあります。ユーザーは「MyDyson」アプリを通じて運転モードを変更したり、メンテナンス時期やその方法に関するヘルプを確認したりすることができます。なお、製品本体にも液晶ディスプレイがあり、選択中の運転モードや、残り使用可能時間などを確認できます。

「Dyson PencilVac」には、上述した「Fluffyconesクリーナーヘッド」が付属する高性能バージョンと、コンパクトな「Micro Fluffyクリーナーヘッド」のバージョンがあります。

「Fluffyconesクリーナーヘッド」版は、大きさが226×38×1160mm、重量が1.8kg、「Micro Fluffyクリーナーヘッド」版はサイズが207×38×1156mm、重さが1.3kg。価格はいずれもオープン価格ですが、記事執筆時点でのAmazonでの税込み価格は前者が8万4920円、後者は5万9840円となっています。

以下では、Dyson PencilVacにも引けを取らない個性的なスティック型クリーナーをいくつかご紹介します。

〈編集部PICK UP!〉スティック型クリーナー、個性的なおすすめ商品

1. 三菱電機 iNSTICK ZUBAQ HC-JD2C

iNSTICK ZUBAQ HC-JD2C
  • 三菱電機
  • iNSTICK ZUBAQ HC-JD2C

  • 税込み57,000円(楽天市場)
  • 充電台がスタンドも兼ねる

  • 充電台がセットになったタイプのコードレス掃除機。充電台はクリーナースタンドも兼ねており、高級感あるすっきりしたデザインにより、リビングの片隅に置いても目障りになりにくいのが特徴です。

    クリーナーは独自設計のサイクロン方式で、本体上部にモーターやゴミを溜めるビンがあります。モーター製造歴100年超の三菱電機が開発した、毎分最大12万5000回転という超高回転・高効率モーターで強力な吸引力を発揮します。

吸引方式:サイクロン式
本体サイズ:225×190×1005mm
本体重量:1.9kg
連続使用時間:標準モード約40分、強モード約10分
充電方式:充電台
充電時間:約70分

2. マキタ CL004G

  • マキタ
  • CL004G

  • 税込み63,300円(楽天市場)
  • 電動工具用バッテリーを使い回せる

  • 電動工具メーカーのマキタが製造販売する家電シリーズの製品です。同社のリチウムイオンバッテリー「Li-ion 40Vmaxシリーズ」を採用しており、すでに同バッテリーを使用する電動工具などが家にある場合は、バッテリー別売りモデルを選べばその分安価に入手できます(差額は3万5000円)。

    CL004Gは、マキタのコードレス掃除機としては初めて、先端ノズル内に電動回転ブラシを採用しました。これにより「カーペット表面に絡みついたごみを掻き出し」「前向きに回転するブラシの推進力」で軽い力で掃除ができます。

吸引方式:サイクロン式
本体サイズ:186×101×1094mm
本体重量:1.5kg
連続使用時間:標準モード約40分、強モード約20分、エコモード約60分
充電方式:40Vmax用充電器
充電時間:約28分

3. 東芝ライフスタイル VC-SL130DS

ライフスタイル VC-SL130DS
  • 東芝
  • ライフスタイル VC-SL130DS

  • 税込み36,410円(楽天市場)
  • コンパクトでダストステーション付属、拭き掃除も可能

  • 老舗家電メーカー東芝のコードレス掃除機は、スリムでコンパクトな本体と、ゴミを自動で取り込みまとめて出せるダストステーションがセットになった製品です。ステーションは充電台を兼ねるほか、本体をセットするたびに本体のフィルターを自動でエアー洗浄します。

    ダストステーションのゴミは圧縮して紙パックにまとめられるため、ゴミ出しでのホコリの飛散も少なく清潔です。付属の吸い拭き2WAYワイパーを使えば、フローリングに落ちたべたつく汚れもゴミを吸い込みつつ拭き取ることができます。

吸引方式:本体・サイクロン式、ダストステーション・紙パック式
本体サイズ:258×118×1092mm(ダストステーション 228×265×769mm)
本体重量:1.4kg
連続使用時間:標準モード約35分、強モード約7分、ヘッドなし約40分
充電方式:ダストステーションで充電
充電時間:約180分

4. パナソニック MC-NS100K

  • パナソニック
  • MC-NS100K

  • 税込み52,980円(Amazon)
  • スリムな掃除機本体にゴミを収集するクリーンドックがセット

  • 充電台兼ごみ収集ドックがセットになった、ミニマルなデザインが特徴的なコードレス掃除機。使用時間が短めなので、ワンルームなどの住まいにおすすめです。スリムながら、目に見えないハウスダストまで検知するクリーンセンサーと、毎分約11万回転の強力なモーターを搭載します。

    パナソニック独自の「ナノイーX」技術をドックに溜めたゴミに用いて除菌・消臭効果を謳い、約3か月に1度の紙パック交換も清潔に行えます。本体先端の高性能回転ブラシは絨毯、フローリング、畳すべてに対応し、髪の毛が絡みにくい設計で手入れの負担を軽減します。

吸引方式:本体・紙パックレス式、クリーンドック・紙パック式
本体サイズ:213×130×1045mm(クリーンドック 134×282×417mm)
本体重量:1.5kg
連続使用時間:HIGHモード約6分、AUTOモード約10~15分
充電方式:クリーンドックで充電
充電時間:約180分

5. シャークニンジャ EVOPOWER SYSTEM NEO II + LC551J

  • シャークニンジャ
  • EVOPOWER SYSTEM NEO II + LC551J

  • 税込み66,390円(Amazon)
  • 3つのセンサーで掃除が効率的に

  • アメリカの家電メーカー、シャークニンジャの製品。ヘッド部分にエッジセンサー(壁際検知)、iQセンサー(ゴミ検知)、フロアセンサー(床種類検知)の3つを搭載し、ブラシ回転数や吸引力を自動調整し、掃除を効率的にします。吸い込んだゴミは、本体を自動ゴミ収集ドックに約30日分を溜めておけるので、ゴミ出しの回数も少なくできます。

    細長い本体の中央付近で前方に折れ曲がる「Flex機能」を備え、ベッドの下など低く狭いすき間空間の掃除も楽にこなせます。さらにヘッド~パイプ部分を取り外してハンディクリーナーとしても使用でき、自動車の掃除などにも便利です。

吸引方式:仕様表に表記なし
本体サイズ:228×160×1040mm
本体重量:約1.7kg
連続使用時間:エコモード約50分、iQモード約15分~50分、ブーストモード約15分
充電方式:自動ゴミ収集ドックで充電
充電時間:約210分

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ライター兼クリエイター
Taniguchi Munenori
ライター。ガジェット全般、宇宙、科学、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。
実績媒体:TechnoEdge、Gadget Gate、Engadget日本版、Autoblog日本版、Forbes JAPANほか

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