イヤホンに正しい付け方はあるの?SHURE掛けについても説明!
普段何気なく使っているイヤホン。
使用していて、「イヤホンがぽろっと落ちてしまう」「コードが服と擦れる音が気になる」という経験はありませんか?
その問題、実はイヤホンの付け方で解決できるんです。
以前話題になった『SHURE掛け』という付け方やイヤーピースの選び方、イヤホンコードのまとめ方も含め、
『正しいイヤホンの付け方ってあるの??』と疑問に思う方のために、わかりやすく説明していきます!
目次
イヤホンに正しい付け方はあるのか
そもそもイヤホンに正しい付け方はあるのか。
正しい付け方が存在するわけではありませんが、より良い音質や環境で聴くための工夫はあります。
そのうちの一つとして有名なのが『SHURE掛け』です。こちらについては後ほど説明していきます。
付け方を変えることで外れにくくなったり、タッチノイズを抑えたりすることができます。
イヤホンによってベストな付け方は違いますが、自分のイヤホンでは付け方を変えることができるのか、ぜひ記事を最後まで読み確かめてみてください!
イヤホンのSHURE掛けって??
イヤホンの付け方の俗称で、
世界的に有名なオーディオ機器の企業『SHURE』が製造するイヤホンの付け方から名付けられました。
すでに知っている方も、一度はSHURE掛けに憧れたことがあるのではないでしょうか。
慣れてしまえばメリットしか感じられないほど優れたイヤホンの付け方となります。
このようにSHUREのイヤホンは普通のイヤホンとは少し違う形状をしています。
耳にかける部分があったり、コードの接続部分が上を向いていたりと最初は付け方もわからないことが多いのではないでしょうか。
このようにコードをフック状の形に変えて、耳の上からかけて装着します。
『SHURE』のイヤホンは全てこの付け方ができるのですが、『SHURE』でなく、他のイヤホンでもSHUREと同じような付け方をすることができるんです。
この付け方をすることにより、イヤホンの使いやすさや音の響き方が変わり、良くなるため、『SHURE掛け』の方が正しい付け方なのでは?と言われているのです。
SHURE掛けのメリット
それでは、この付け方をすることによるメリットを紹介していきたいと思います。
大きく分けて、
①装着感が高まる
②タッチノイズが減る
この2つが挙げられます。
①イヤホンの装着感が高まる
耳にかけることにより、イヤホンが安定して耳に密着するようになります。
イヤホンをつけながら運動などをしていると、振動によりイヤホンが外れてしまいそうになったり、適切な位置からずれてしまうこともあると思います。
SHURE掛けはそれを防止することができ、激しい運動でもイヤホンがずれにくいため、アスリートの方にとっては『正しい付け方』と言えます。
②タッチノイズが減る
タッチノイズとは、イヤホンのコードが首元や服に擦れて「ガサッ」という音が音楽を聞いている際に入り込んでしまうことです。
人によってはタッチノイズに煩わしさを感じてしまったり、音楽に集中できなくなる人も多いのではないでしょうか。
コードを耳に掛けて、イヤホンを安定させることでコードの動きも少なくなるほか、
耳の後ろに通す分、コードの余分な長さがカットされるため、
タッチノイズが入ってしまう要因が少なくなります。
より良い環境で音楽を楽しみたい方にとって『正しい付け方』であると言えますね。
SHURE掛けができるイヤホンは?
実はほとんどのイヤホンであれば、SHURE掛けをすることができます。
最近では、SHURE以外の製品でも耳に掛けられるようになっているため、より標準的な付け方になっていると言っても過言ではありません。
何種類かのイヤホンを取り上げてSHURE掛けの方法を説明していきます。
一般のイヤホンでのSHURE掛けの方法
インナーイヤー型イヤホン(EarPods)
これはiPhoneユーザーなら一度は使ったことがあるApple純正でiPhone付属のイヤホンですね。
SHURE掛けが推奨されていないイヤホンの場合、SHURE掛けをする際には、イヤホンを左右逆にして装着する必要があります。
インナーイヤー型とは、耳を密閉せず、周囲の音も聞き取りやすいイヤホンの形です。
EarPodsの場合はイヤホンとコードの付け根部分が長いため、少し邪魔に感じてしまう人もいるかもしれません。
慣れてくると特に気になることはありませんが、そもそもインナーイヤー型の場合は遮音性が低く、タッチノイズの影響を受けにくいため、SHURE掛けをするメリットは低くなります。
カナル型イヤホン(JVC)
続いてJVCのイヤホン。
カナル型イヤホンとはインナーイヤー型と比べて、イヤホンが耳の中に密着するタイプであり、遮音性が高く、より音楽に集中できる作りとなっています。
こちらもSHURE掛け推奨のものではないので左右を逆にして、コードを上向きにして装着します。
EarPodsと比べて、イヤホンとコードの付け根の部分が短くSHURE掛けがしやすいタイプです。
カナル型なのでタッチノイズによる影響も受けやすいため、SHURE掛けのメリットを十分に活かすことができます。
SHURE掛けに適したイヤホンは??
上記でも説明した通り、インナーイヤー型よりも、カナル型イヤホンの方が密閉性が高いため、タッチノイズが気になりやすいもの。
タッチノイズの軽減もSHURE掛けの一つの目的ではあるため、カナル型イヤホンをSHURE掛けすることをおすすめします。
また、EarPodsのようにコードとの付け根が長いものだと、逆さまにした際に耳に当たってしまい取れやすくなってしまうため、コードの付け根が短いものの方が良いでしょう。
カナル型でコードの付け根が短いものがSHURE掛けのメリットを最大限に受けることができます。
SHURE掛けまとめ
《メリット》
・装着感の向上(落ちにくい)
・タッチノイズの減少(ガサッとしない)
《SHURE掛けの効果が高いイヤホン》
・カナル型
・イヤホンとコードの付け根が短いもの
《SHURE掛けの効果が少ないイヤホン》
・インナーイヤー型
・イヤホンとコードの付け根が長く、逆さまにしづらいもの
他にイヤホンを付ける際に注意するポイントは?
SHURE掛けの他にも、イヤホンの付け方において注意すべきポイントがあります。
小さなことかもしれませんが、音の聴こえ方、装着感などが向上すること間違いなしです。
自分にあったイヤーピースを選ぼう
イヤホンの先についているイヤーピース。購入時のものをそのまま使っていたり、適当に装着して使っていませんか?
イヤーピースを付け替えることによって、より自分好みの音楽を聴くことができます。
イヤーピースの選び方や、おすすめのイヤーピースについてはこちらの記事を参考にしてみてください!
イヤホンコードのしまい方
次にイヤホンコードのしまい方について。
長くて邪魔になってしまうイヤホンコード。これによってタッチノイズや、コードが引っかかって外れてしまうことが多くなってしまうのではないでしょうか。
イヤホンコードは専用のクリップやホルダーを使って、洋服に固定させるか、余分をまとめるようにしましょう。
まとめ
イヤホンの正しい付け方についてまとめました。
人によって使いやすさの感じ方は違うかと思いますが、
どんな人でもこれらのことを意識するだけで、音楽の楽しみ方は大きく変わるはず。
ぜひ試して見てください。
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