【最新版】バイク用ドライブレコーダーでもしもに備える!選び方とおすすめ17選
自動車のドライブレコーダーが普及しつつある現在では、バイクにも付けておきたい必需品と言えます。事故はもちろん、あおり運転の証拠にもなるので取り付けていない方は、ぜひこの機会に購入を検討してはいかがでしょうか。
今回は、バイク用ドライブレコーダーを取り付ける前の選び方のポイントや、おすすめの商品を紹介していきます。
目次
バイク用ドライブレコーダーは必要か?
ドライブレコーダーはバイクには必要ないのでは?と思う方も多いでしょう。しかし、ドライブレコーダーは自動車に限らず、車道を走るバイクにもマストアイテムです。
ドライブレコーダーの映像が記録に残っていれば、交通事故だけでなく、社会問題にもなったあおり運転の証拠になります。機種によっては駐車中も録画でき、当て逃げ・車上荒らしの対策が可能です。物的証拠がなく事件解決に至らなかったという苦い経験がある方や、これから取り付けようと考える方は参考にしてください。
バイク用ドライブレコーダーの選び方
バイク用ドライブレコーダーの選び方は、自動車と違い雨風にさらされるという前提で取り付けを考えましょう。また、画質・撮影範囲に関わる視野角・衝撃検知機能なども、重要な項目になります。
画質はできるだけきれいに!フルHD以上を選ぶ
交通事故の瞬間やあおり運転の証拠を逃さないためには、画質がいい1080p・フルHD以上のものを選びましょう。その他にも、明暗部がくっきりと撮影できるWDR・HDRが搭載されていると、トンネルの出入りや夜間でもしっかりと対象物を撮影することができます。
以上を踏まえると、
- 1080p
- Full HD
- 200万画素(画質に関わる性能)
- WDR・HDR(映像処理性能)
最低でもこちらの表記がされているものを選びたいところです。
車と違い、雨・埃に強いものを選ぶ!
バイクは基本的に雨ざらしで、エンジンなどの振動もあります。防水・防塵性能はもちろん耐衝撃性の高いものがおすすめです。
防水・防塵性能は、IPコードの表示を確認。防塵性能はIP〇X、防水性能はIPX〇のように、丸の部分に数字が入ります。防塵は0~6、防水は0~8で表され、数字が大きいほど外部からの影響を受けません。
バッテリー・配線類が集約されている本体は、車体に覆われるので、防水・防塵性能は噴流水や粉塵に強いIP55以上。雨ざらしになるカメラ・スイッチ部分は、IP66・IP67と、より性能の高いものが理想です。
振動の強さは振動加速度試験にパスしたものを選ぶ!
自動車とバイクでは、サスペンションやタイヤの吸収力が違います。エンジンによる振動の衝撃も大きいです。特に大型バイクで、エンジンの衝撃が強いという方は、振動加速度試験10Gをクリアなどの表記で選ぶことをおすすめします。
ただし、振動加速度試験は任意の試験なので、ほとんどのバイク用ドライブレコーダーは、防水・防塵機能だけというものが多いです。
車体に付ける?ヘルメットに付ける?取り付け場所で選ぶ
バイク用ドライブレコーダーには、車体に取り付けてバイクのバッテリーに接続するタイプと、ヘルメットなどに装着するバッテリー内蔵タイプがあります。
自動車のように、エンジンのON・OFFで連動して使いたい、バッテリー切れの心配なく使いたいという方は、車体に取り付けるタイプがおすすめです。
ドライブレコーダーの盗難防止で乗車している間だけ使いたい、取り付けが簡単なものが欲しいという方は、バッテリー内蔵タイプが向いています。
前後撮影・撮影範囲を広くして、死角を無くす
バイク用ドライブレコーダーも自動車同様に、前後の取り付けをおすすめします。視野角はできるだけ広いものを選び、死角をなくしましょう。
注目する点は、対角・水平視野角・垂直視野角の3つ。特に水平視野角は108°以上、垂直視野角は60°以上のものが良いです。様々な状況下にも対応できるものにしましょう。
住んでる地域によってコマ数(fps)に気をつける
多くの信号機には、LEDが使用されています。フレームレート(fps)によっては、信号機と同調してしまい、信号機が消えて見えることもあります。事故の証拠にならないという不測の事態を防ぐためにも、点滅周期と重ならないものを選んでください。
どちらのフレームレートにも、同調しない27.5fpsのものも多いです。しかし、フレームレートを30/60fpsのように切り替えできるようなモデルは、地域によって変更するなどの対策が必要です。
GPS機能・Gセンサーなど便利な機能を選ぶ
GPS機能は日時・緯度・経度などをもとに、いつ・どこを走っていたかがわかります。事故を起こした時の証拠の提出はもちろん、ツーリングの記録やバイク仲間との情報共有に便利です。
Gセンサー・動体検知機能などが搭載されていれば、車体の衝撃や人・車の動きを検知して、前後の映像を自動的に記録媒体(SDカード)へ保存します。映像が探しやすく、SDカードの消耗を抑えられるのが魅力です。
無線LAN接続(Wi-Fi)や専用のスマホアプリなどが搭載されていれば、事故現場での映像の確認・走行映像の共有もパソコンを使わずに簡単に行えます。SDカードを取り出さずに、スマホ一つで管理したいという方に、おすすめの機能です。
【バッテリー接続タイプ】バイク用ドライブレコーダーのおすすめ9選
バイク用ドライブレコーダーのおすすめ商品を、バッテリー接続タイプとバッテリー内蔵タイプの2つに分けてご紹介します。それぞれの特徴を参考に、取り付け場所や予算にあうモデルを選んでください。
はじめは自動車と同じように取り付けられ、エンジンに連動するバッテリー接続タイプのバイク用ドライブレコーダーからです。
200万画素のフルHDカメラを搭載し、ナンバープレートや周囲の状況を鮮明に記録。29.1fpsのためLED信号機に同調せず、東西関係なくどこでも利用できます。IP67の防塵防水で、雨・ほこりに強い仕様です。
Wi-Fi機能があり、映像をすぐにスマホへ転送してSNSにシェアできます。GPSで移動ルートや時間を残し、旅の軌跡を確認可能な点も魅力です。トラブル時だけでなく、普段からドライブレコーダーを活用したい方におすすめします。
ソニー製のCMOSイメージセンサーを採用し、暗い道でもノイズの少ない映像を撮影。200万画素フルHDで、細部までレンズに収めます。カメラ部分は激しい雨風や砂埃に耐えられる、IP66の防水防塵仕様です。10Gの振動加速度試験を合格し、大型車に取り付けても問題ありません。
エンジンのオンオフにあわせて電源が自動で切り替わるため、面倒な操作が必要ないのもメリット。衝撃を感知すると前後15秒のデータを別フォルダに保存します。通常の録画に上書きされる心配がなく、16GBのmicroSD付きですぐに使えるのも便利です。
1920×1080PフルHDで、ナンバープレートの地域やひらがなまではっきりと見える優れものです。露出補正機能は、白とびしがちなトンネル付近のほか夜間走行の際に役立ちます。暗くなると速やかに光の量を変え、いつでも見やすい明るさへ調整。車体に衝撃を受けた場合は、自動的にファイルをロックするためデータが上書きされません。
2mの延長ケーブルが付き、大型バイクに対応。前後2台のカメラはIP67相当の防水防塵仕様で、悪天候でも安心して使えます。
F値1.8と明るいレンズの搭載で、薄暗い道もクリアに撮影します。フロントは150°の広角で、前方だけでなく両側もカバー。静止画も可能なほか、音声をとらえるため、あおり運転の詳細な証拠を記録できます。
microSDの容量が足りなくなると、自動で最も古い映像に上書きするループ録画を採用。衝撃を感知したタイミングのデータを守るGセンサー機能で、ファイルの消失を防ぎます。手元のリモコンで簡単に保存できるため、タッチパネル操作が苦手な方におすすめです。
- Blueskysea
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【2020最新版 タッチ機能】Blueskysea バイク用ドライブレコーダー タッチパネル 全体防水 HDR機能 4インチIPS 二輪車ドラレコ 前後1080P録画 常時録画Gセンサー 200万画素 140°広角 WiFi機能32GBカード付き 日本語説明書 煽り運転防止 オートバイドライブレコーダーDV988
- 税込み17,999円
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高性能のIPSタッチパネル搭載!
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画面に触れて直観的なコントロールができるドライブレコーダーです。万が一のときは、4インチの大きな液晶を使い、その場でデータを確認できます。
140°の広角レンズで前後をとらえ、走行状況を撮り逃しません。1080PフルHDのカメラを採用し、ナンバープレートまで見やすく記録します。IP66の防水防塵仕様のため、強い雨の日でも安心。HDR機能の働きで、夜道を鮮明に映し出します。
エンジンのオンオフにあわせて電源を自動で切り替えるので、複雑な作業は不要。駐車中もバイクを監視し、衝撃を感知すると自動で25秒録画します。いたずらや当て逃げ対策も万全です。Wi-Fiでスマホアプリと連携できるため、走行動画をSNSでシェアしたい方におすすめします。
6.8cm四方のコンパクトボディで、視界の邪魔にならないアイテムです。前後のカメラに200万画素のソニーIMX323センサーを採用。HDR機能を搭載し、時間を問わず鮮明なデータを残します。事故の証拠だけでなく、旅の記録としても最適です。撮影した思い出は、Wi-Fiでスマホに転送して、家族や友人とシェアできます。
IP65の防水防塵仕様で、悪天でも安心して使用可能。エンジンにあわせて電源をオンオフする常時録画のほか、Gセンサーや有線リモコン機能を網羅した満足度の高い商品です。
振動対策機能があるホルダー付きで、大型バイクの画面揺れを軽減。ボディの角度を左右360°回転でき、理想的な位置で固定します。ハンドルバーに取り付けるリモコンがあり、ボタン1つでファイルのロックが可能。危険を感じた瞬間に証拠を守れます。
エンジンにあわせて電源をオンオフするため、切り忘れの心配はありません。ループ録画に対応し、古いファイルから自動で削除します。十分なスペックが揃って10,000円以下とコスパ抜群です。
どの角度からでも見やすいIPSパネルを採用したモデル。事故発生時に、その場で記録を相手や警察に見せられます。170°の超広角レンズは、割り込みを撮り逃しません。1080PフルHDで、相手のナンバープレートまで撮影します。
録画モードの切り替え・表示変更・電源のオンオフが手元で簡単に行える多機能リモコンが付属。64GBのSDカード付きなので、別途用意する手間が省けるのもおすすめしたいポイントです。
- Motowolf(モトウルフ)
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ドライブレコーダー M6
- 税込み15,999円
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広角レンズで監視!隣車線までカバーするモデル
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画角155°で死角の少ないドライブレコーダー。斜め前からの割り込み、歩行者の飛び出しを映すため、万が一のときも安心です。
F値1.8の明るいカメラと1080PフルHDで、標識や自動車ナンバーをはっきりと記録。WDR機能を採用し、夜の走行に対応します。映像はWi-Fi経由で専用アプリに転送し、好きなときにチェック可能です。GPSで残した、距離・速度・経路も確認できます。
バイクにケーブルを接続すると、エンジンの起動にあわせて録画をスタート。手元のリモコンを押せば、15秒のムービーと前後の写真をロックします。危ないと思ったらすぐに証拠をおさえられるアイテムです。
【バッテリー内蔵タイプ】バイク用ドライブレコーダーのおすすめ8選
続いて配線不要ですぐに取り付けたい方やヘルメットへ装着したい方におすすめな、バッテリー内蔵タイプのバイク用ドライブレコーダーをご紹介します。
うつくしいムービーを残す1920×1080PフルHDと、バッテリーを節約できる1280×720HDを選べるモデルです。エンドレス録画を採用して、新しい映像は自動で最も古いデータに上書きされます。
ヘルメットに貼り付ける簡単設置で、配線不要なのもうれしいポイントです。LEDライト搭載で夜道を明るく撮影し、災害時にも役立ちます。両面テープと強力な磁石で固定したうえに落下防止ストラップを付けるため、紛失の心配はありません。
ヘルメット装着型で、難しい取り付けは必要ありません。最大7時間のデータが保存できる大容量バッテリーを搭載し、長時間の旅路に安心して使えます。約2.5時間で満タンになるスピーディー充電も魅力です。
ソニー製の1080PフルHDレンズで、周囲の状況をわかりやすく記録。120°の広画角のため、隣車線までカメラに収めます。
200万画素・画角150°の高性能レンズを採用し、周囲の景色をクリアに撮影。WDR搭載で27.5fpsのため、全国の信号を撮り逃しません。64GBのmicroSDに対応するので、コスパのよいアイテムを探している方におすすめです。
Gセンサー機能の働きで、車体に衝撃が加わったときのデータを自動で保護。駐車中の振動に対応するため、車上荒らしやいたずらの証拠を記録します。十分な機能を揃えて15,000円以下と手頃な価格もメリットです。
1台で、ドライブレコーダーとインカムの2役をこなすアイテムです。Bluetooth5.0を搭載し、800m以内にいるライダーと通話が楽しめます。運転中の声は、本体か通話用マイクのどちらかで録音。CVCノイズキャンセリングの働きで、雑音の少ない記録を残せます。
ループ録画に対応し、自動で古いデータを消去するため、故障時以外のmicroSD交換は必要ありません。Wi-Fi機能があり、スマホアプリでデータの確認ができます。万が一のときも証拠を素早く提出可能です。
片手に乗る小型のモデルです。重量は145gと軽いため、自転車にも付けられます。1920×1080Pの解像度で、周囲の状況を正確に記録。隣車線までカバーする120°の視野角も長所です。
2000mAhのリチウム電池を内蔵し、最長15時間の録画に対応。長時間のドライブでも、カメラを回し続けます。ライトとして使えるので、災害時に役立つ逸品です。ECサイトの口コミでは「明るさやバッテリーの持ちがいい」「光度も十分」との声が集まっています。
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快適な会話を提供!インカムとしても活躍するモデル
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Bluetooth4.2を採用し、最大6台のライダーと通話可能なドライブレコーダー。二重マイクノイズ解消ソフトウェアの働きで、雑音やエコーを除去します。
1800mAhのバッテリーで、約7時間のデータを残します。充電が不足すると通知するため、いつの間にかカメラが止まっていたなんて失敗はありません。画質は720Pか1080Pを選択でき、ループ録画に対応します。
32GBmicroSDカード付きな点もうれしいポイント。自分で記録媒体を用意する必要はなく、届いたらすぐに使えます。スマホやパソコンで映像を確認できるWi-Fi機能も搭載のため、SNSでシェアしたい方におすすめです。
Bluetooth 5.0に対応し、1km以内にいる6人とコミュニケーションがとれます。防水防塵IP65のタフ設計で、仲間と山道を走るときに最適。連続記録4.5時間の1500mAhバッテリーを採用し、フル充電が2時間で完了するのもうれしいポイントです。
120°の広角HDカメラで撮影したクリアな映像は、Wi-Fi機能でスマホからダウンロード可能。アプリと連動すれば、すぐにSNSへ共有できるほか、設定を手軽に変えられる点が便利です。
取り付けが簡単な内蔵電池型ドライブレコーダーです。USBケーブルに対応し、バイクのバッテリーで充電しながら録画できます。ハンドル・ヘルメット・腕に装着可能。本体はIP65のタフ設計のため、雨が当たる場所にセットしても問題ありません。
スイッチ1つでアクションカメラモードに切り替えができ、スピーディーな動画を撮影したい方におすすめ。スマホアプリCar_DVRとWi-Fi機能を使って連動し、データの再生や削除が簡単に行える点もうれしいポイントです。
アクションカメラやスマホで代用はできる?
バイクのドライブレコーダーは、GoProなどのアクションカメラ、スマートフォンの代用ができるのか、気になる方も多いはずです。代用できるかできないかは、できるけども限定的な使い方になってしまいます。
メリットとしては、以下の点。
- 手持ちのものであれば費用を抑えられる
- 機種によってはきれいな映像が撮れる
アクションカメラは、エクストリームスポーツにも使われることもあり、耐衝撃性・防水防塵性に優れ、スマホ(アプリ)では、衝撃検知機能などの便利な機能も使えます。どちらも、映像のきれいさに関する部分では、ドライブレコーダーよりも勝る部分が多いです。
しかし、デメリットもあります。
- 前後撮影には2つ必要
- バッテリーが不安
- 専用の取り付けステーが必要
特に、スマホは耐衝撃性はもちろん、機種によっては防水防塵性能がないものもあり、バイクのドライブレコーダーにするには少々難しいです。
以上を踏まえると、アクションカメラやスマートフォンは、動画撮影用として使いたいところです。
自動車用ドライブレコーダーの性能がいいからと代用するのは危険?
自動車用のドライブレコーダーは車内に取り付けるため、基本的に防水・防塵機能は付いてないです。自動車用には駐車監視機能などがあったり、性能がいいからと代用をおすすめすることはできません。
バイク用ドライブレコーダーでもしもに備えよう!
バイク用ドライブレコーダーの選び方は、いかがでしたか?自動車用のものと比べると、シンプルで簡単ですが、画質だけは妥協しないようにいいものを選んでくださいね!週末のツーリング・バイク旅行の予定に合わせて、ドライブレコーダーを取り付けてみてはいかがでしょうか。
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