ブランド別に紹介!機内持ち込み可能なスーツケース10選
飛行機を利用する際に、スーツケースを利用する方は多いのではないでしょうか?しかし、機内に持ち込みができないサイズのスーツケースだと、到着後に荷物受け取りで時間を取られてしまいますよね。そこで、この記事では、ハイブランドからリーズナブルな製品まで、大人気ブランドの機内持ち込みおすすめスーツケースを紹介していきます。自分にぴったりのスーツケースを見つけてみてください。
目次
機内持ち込みのメリット
1.荷物の紛失や破損の心配がない
特に海外旅行などでは、空港でスーツケースが壊されたり破損したりするケースも考えられます。ファスナー部分が壊れたり、傷がついてしまうことはよくあることです。航空会社等が補償をしてくれる場合もありますが、全額補償とは限りませんし、手間もかかります。また預けた荷物が全く違う空港に届いてしまうラゲージロスのリスクも。ですが、荷物を飛行機内に持ち込んでしまえばそんな心配はありません。
2.空港に到着した後すぐ移動できる
空港の荷物受け取りターンテーブルでなかなか自分の荷物がまわってこず、もどかしい思いをしたことはありませんか?もし自分の荷物が奥に収納されていると、長時間待たされてしまうこともあります。それに加え、預けるにも時間がかかりますよね。出張の場合や旅行の場合、貴重な時間を無駄にするのは避けたいもの。機内持ち込みであればこのように待たされることなく、スムーズに空港を出発することが可能になります。
3.飛行機内で荷物の確認ができる
機内で必要なものをうっかり預け荷物の中に入れてしまうこと、よくありますよね。また、帰りの飛行機の時には、旅行先で乱雑になった荷物の整理をしておきたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?持ち込み可能なサイズのスーツケースであれば、機内で荷物の確認、整理も容易にできます。
持ち込み可能なサイズ、重量、個数とは?
航空会社によっては持ち込み可能なサイズ・重量・個数が異なるため、混乱してしまいますよね。ここではLCCも含め、各航空会社の持ち込み可能なスーツケースの規格をまとめました。
各社の持ち込み可能なスーツケース規格
ANAやJAL、またスカイマークなどのレガシーキャリアでは、スーツケースの機内持ち込み基準は各辺の合計が115cm、55×40×25(cm)とほとんど同じです。しかし、ジェットスター、春秋航空、エアアジアなどでは56×36×23(cm)と異なっています。また、重量も各社で異なるので、搭乗するときは搭乗するときは細かい点まで確認しましょう!
ANA | JAL(100席以上) | ジェットスター | バニラエア | Peach | 春秋航空 | エアアジア | スカイマーク | エア・ドゥ | ソラシドエア | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サイズ(3辺の和) | 115cm | 115cm | ー | 115cm | 115cm | 115cm | ー | 115cm | 115cm | 115cm |
サイズ | 55×40×25 | 55×40×25 | 56×36×23 | 55×40×25 | ー | 56×36×23 | 56×36×23 | 55×40×25 | 55×40×25 | 55×40×25 |
重量(身の回り品含め) | 10kg | 10kg | 7kg | 7kg | 7kg | 7kg | 7kg | 10kg(身の回り品含まない) | 10kg(身の回り品含まない) | 10kg(身の回り品含まない) |
個数(身の回り品のほか) | 1個 | 1個 | 1個 | 1個 | 1個 | 1個 | 1個 | 1個 | 1個 | 1個 |
URL | ANA公式サイト | JAL公式サイト | ジェットスター公式サイト | バニラエア公式サイト | Peach公式サイト | 春秋航空公式サイト | エアアジア公式サイト | スカイマーク公式サイト | エア・ドゥ公式サイト | ソラシドエア公式サイト |
ほかにも、航空機のサイズや行き先によって持ち込み可能なスーツケースの規格が異なることも。詳細は、各航空会社の公式サイトを確認してください。
選び方のポイント
一口にスーツケースといっても、現在はデザインから機能性まで幅広く、選ぶ際には迷ってしまいますよね。そこで、用途ごとのスーツケースの選び方を解説していきます。
容量で選んでみよう
機内持ち込み可能サイズの中でも、35L以上のスーツケースは最大サイズと言われています。40L〜42Lのものであれば、2泊から3泊の宿泊にも対応可能!また、このような大容量サイズでも軽量のものが販売されているので、女性にも選びやすくなっています。
スーツケースのタイプに着目しよう
スーツケースには、ハードタイプとソフトタイプ、またフレームタイプとファスナータイプなどの種類があります。
・ハードタイプのものは、頑丈で衝撃に強く、また雨が降っても中のものが濡れてしまう心配がありません。その上、商品の品揃えも豊富です。その反面、ソフトタイプと比べると多少重く、開くときには寝かさなければいけないなど手軽さの面で少し劣ってしまいます。
・ソフトタイプのものは、片面開きであったりポケットがついていたり、柔軟性が高いのでものを詰め込みやすいという利点も!しかし、ファスナーの部分をナイフで切られてしまうと中身が盗難に遭う可能性も出てくるので、注意が必要です。
・フレームタイプのものは金属製のためナイフなどで開けられてしまう心配はありませんが、歪んでしまうと開かなくなってしまう危険もあります。
・ファスナータイプのものはフレームタイプのものに比べ軽さがあり、荷物を取り出すときに全開にする必要はありません。しかし、雨などが隙間から染み込んできてしまうことがあります。
精密機械を持ち歩くビジネスの際は衝撃に強く雨の心配のない「ハードタイプ×フレームタイプ」のもの、ちょっとした国内旅行の際は軽量で荷物が取り出しやすい「ソフトタイプ×ファスナータイプ」のものがおすすめ!それぞれの特徴をよく知り、目的にあったスーツケースを選んでみてください。
機能性をチェックしてみよう
最近のスーツケースには様々な便利機能がついています。
・フロントポケットつき:スーツケース全体を開ける必要がなく、手軽にものの出し入れをすることができ、非常に利便性が高いです。
・TSAロック:アメリカでは、テロ対策のため基本的にスーツケースに鍵をかけることができませんが、TSAロックは例外で、鍵をかけたまま預けることができます。アメリカ旅行の際には必須といえるでしょう。
また、スーツケースを長い距離持ち歩く予定のある人は、下記の点にも注目しながら選ぶことがおすすめです。
・スーツケースのタイヤの数
・転がしやすさ、静音性
ブランドも重要!
ブランドもののスーツケースは、単にデザイン性が高いというだけでなく、品質への信頼性も高い商品が多いです。王道であるリモワ、サムソナイトに加え、日本の老舗鞄メーカーであるサンコー鞄、人気急上昇中のace、無印良品、また言わずと知れたハイブランドのルイヴィトンなど、各ブランドがそれぞれの特色を持ったスーツケースを販売しています。もちろん、有名ブランド以外にも品質の高いスーツケースは数多く存在しますが、ブランドで考えるというのも一つの選び方です。
ブランドごとのおすすめスーツケース
サイズ 2.2kg 37L 55×37×23cm
この「エッセンシャル ライト」は従来のモデルよりも30%の軽量化を実現した、圧巻の「超軽量モデル」です。重量は2.2kgでありながら37Lの大容量を誇り、収納力を求める方にもおすすめ!
また信頼のリモワ製、ポリカーボネート素材で耐久性にも優れています。
ジッパー式で荷物を取り出すときに全開にする必要がなく、特徴的なT字ハンドルは長さを調節できます。利便性も抜群でまさに言うことなしのスーツケースです。
憧れのブランドロゴもさりげなく洗練されたデザインで、羨望の視線を集めること間違いなし!
(ジェットスター、春秋航空、エアアジアでは機内持ち込みができないサイズです)。
サイズ 2.4kg 39L 55×36×24cm
世界No.1スーツケースメーカー「サムソナイト」のソフトタイプのスーツケース「サムソナイト アスフィア スピナー」です。深みのある色合いでハードタイプのスーツケースに負けず劣らず洗練された雰囲気を醸し出します。
そしてなんといっても機能性の高さ。上下に2つのフロントポケットがついており、下にはA4サイズの書類も楽々収納できます。
またエキスパンダブル用ファスナーで旅先で荷物が増えてしまったときにも容量を増やすことができて安心です。小回りがきくソフトスーツケースは女性にもおすすめ!
伝統ブランドのデザイン性とソフトスーツケースの使い勝手の良さを両立し、どんな方にもおすすめしたい商品です!
(ジェットスター、春秋航空、エアアジアでは機内持ち込みができないサイズです)。
サイズ 2.7kg 38L 55×37×23cm
カラーバリエーションも豊富で、空港でも目立つので、ターンテーブルで見失う心配もありません。
こちらの商品は機内持ち込み可能スーツケースの中でも最大クラスの38Lの大容量。
それに加えて、高級感のある色合いと日本の錠前メーカー「HINOMOTO」のタイヤの静音性を兼ね備えた高機能モデルです。
デザインだけじゃない!ずっと使い続けたいスーツケースとして多くの支持を集めています。
(ジェットスター、春秋航空、エアアジアでは機内持ち込みができないサイズです)。
サイズ 4.1kg 25L 51×38×24cm
この「Alpha 3」は、公式サイトでも「TUMIのコア(核)たるコレクション」と謳われるトップモデルです。
TUMIの特徴でもあるポケットの多さはもちろん、デジタル端末専用のポケットが用意されているなどユーザーのニーズに合わせて設計されています。またUSB充電ポートが本体と一体化しており、デジタル端末の充電も可能。ただし、モバイルバッテリーは付属していません。
ほかにもTSAロックや高さを調節できるハンドルなど、世界を飛び回るビジネスパーソンにとって欠かせない機能が付いています。
さらに、この商品には5年間の製品保証が付いているため、万が一破損してしまった時も安心です!
(ジェットスター、春秋航空、エアアジアでは機内持ち込みができないサイズです)。
サイズ 2.7kg 32L 55×35×23cm
美しい流線状のフォルムと豊富なカラーバリエーションが特徴!
TSAロック(ダイアル式のため鍵の紛失の心配もありません)や四輪キャスターなど充実した機能を備えながら手頃な価格で、スーツケース選び初心者にもおすすめです。
低価格でも妥協したくないあなた、スーツケース選びでは失敗したくないあなたはぜひチェック!
(ジェットスター、春秋航空、エアアジアでは機内持ち込みができないサイズです)。
サイズ 2.7kg 34L 54×36×23cm
このモデルは54×36×23cmというサイズで、ほとんどすべての航空会社(LCC含む)の機内持ち込み基準をクリアしています。また、大型のコインロッカーに入れることもできるサイズです。容量は34Lと、1泊から2泊の宿泊に対応しています。
キャスターが双輪になっており、360°回転が可能。石畳や不整地での走行にも適しているので、使い勝手が良いと評判です。
価格も1万円ほどとお手頃で、お値段以上のスーツケースといえるでしょう。
お子さんの旅行などにもおすすめです!
サイズ 3.3kg 34L 48×34×24cm
ハチのマークが際立つ品のあるかわいらしさを実現したデザインは大人のビジネスウーマンにもピッタリ。13インチのPC対応のフロントポケットはスーツケースを立てながら荷物の取り出しが可能になっています。
キャスターストッパー付きのため、電車内でも滑らず安心です。
裏地もおしゃれで、旅行でもビジネスでもテンションが上がりそうですね!
(ジェットスター、春秋航空、エアアジアでは機内持ち込みができないサイズです)。
サイズ 3.4kg 29L 55×35×25cm
魅力は何と言ってもアウトドアブランドならではのデザイン性と使い勝手の良さ。四方にキャリーハンドル付きで、どの向きからも持ち上げることが可能です。また、フロントのポケットには小物を入れられるほかPCを収納することもできます。衝撃吸収のパッド入りなのも魅力的!メインの収納はU字型に大きく開くことができ、大きな荷物の収納もラクラクです。
カジュアルな旅行だけでなく、ちょっとした国内出張にもおすすめ!
みんなとは一味違った「カッコイイ」スーツケースなら、これ一択でしょう。
(ジェットスター、春秋航空、エアアジアでは機内持ち込みができないサイズです)。
サイズ 1.7kg 37L 55×36×24cm
重量はなんと2kg以下の1.7kg!
近未来的デザインと、軽量化を実現する新素材ウルトラストリングで強靭さも併せ持っています。日本製の「安心感」も魅力ですね。
静音性・ハンドルの握りやすさ・持ち運びやすいハンドルなど、書ききれないほどの機能性をその目で確かめてみてください!
(ジェットスター、春秋航空、エアアジアでは機内持ち込みができないサイズです)。
サイズ 3.1kg 33L 54×37×23cm
8,000円台の超低価格ながら、TSAロック付き、抗菌効果と機能面も申し分ありません。低価格だと耐久性など少し心配になってしまいますが、レビューでも「使い勝手がいい」「きちんとしたもので大満足」など高評価です。子どもの修学旅行など、高いものを持たせるのが少し心配なシチュエーションにもおすすめ!
(ジェットスター、春秋航空、エアアジアでは機内持ち込みができないサイズです)。
機内にスーツケースを持ち込む際の注意点
機内にスーツケースを持ち込む際は、中身の隅々まで注意が向かなくなってしまいがちです。うっかり規則違反をしてしまわないよう、注意点をきちんと確認しておきましょう。
液体について
スーツケースで機内に持ち込むことが可能な液体は、普段の手荷物のときと同じように制限があります。100mlの容器に移し替えること、1L以下の透明なビニール袋に入れるといったルールです。
詳しくは航空会社の公式サイトを確認してください。
モバイルバッテリーについて
モバイルバッテリーは預け荷物の中に入れることはできないため、持っていくのであれば機内持ち込み荷物の中に入れることになります。しかし、電力(Wh)によって扱いが異なるので注意が必要です。例えば、ANAやJALは100Wh以下のモバイルバッテリーであれば無制限で持ち込み可能ですが、100Whから160Whだと2個までといった制限があり、160Whを超えると、どの航空会社であっても持ち込み禁止となります。海外の航空会社だと少し基準が厳しくなるなど、ルールが航空会社ごとに異なっているため、ぜひ自分のモバイルバッテリーの電力と、航空会社の規定を確認してください。
注意が必要な意外なもの
実は、歯磨き粉やヘアワックス、プリンなども液体に分類されます。特に国際線は制限が厳しく、問答無用で捨てられてしまうこともあるので、透明な容器に移し替えておくなどの注意が必要です。また、乳幼児用の離乳食、目薬、医薬品等は数量の制限なく機内に持ち込むことが可能ですが、診断書や処方箋を一緒に用意しておき、保安検査官に提示できるようにしておきましょう。
搭乗する便が「コードシェア便」である場合、他社の持ち込み規定が適用される可能性があるので、注意が必要です。
機内持ち込み可能なスーツケースで良い旅を!
「スーツケースを預けると投げられる」「預けたらキャスターが外れてしまった」など、預け荷物に関しては不穏な噂を耳にすることもありますが、機内にスーツケースを持ち込んでしまえばそんな心配はありません。
機内持ち込みに関する規定は航空会社によってまちまちで、また更新される可能性もあるので、旅行をするときには事前に公式サイトでしっかり確認しておくといいでしょう。
それでは、機内持ち込みスーツケースをお供に、良い旅を!
(価格は2020年12月現在のものです。)
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