飛行機に持ち込めるモバイルバッテリーの容量は? おすすめ品も紹介!
国内や海外の旅行先で、モバイルバッテリーがあると便利ですよね。でも、飛行機に持ち込める容量には決まりがあるってご存じでしょうか。旅先にはできるだけ大容量のものを持っていきたい。でも、いったいどこまで持ち込み可能なのか……。悩めるあたなに、おすすめのモバイルバッテリーとともにご紹介します。
モバイルバッテリーにも種類がある
モバイルバッテリーと一概に言っても、実は様々な種類があります。
一般的な充電式のモバイルバッテリーには、リチウムイオン電池のものと、充電池を使用したニッケル水素電池のものがあります。
また、使い捨てのモバイルバッテリーには、乾電池のものと、リチウム電池のものがあります。
筆者もそうですが、リチウムイオン電池のものを使っている人が多いのではないでしょうか。
持ち込みの規定
iStock.com/PRImageFactory
では、どんな決まりになっているのか。
機内に持ち込める容量は国土交通省が定めています。
【ニッケル水素電池】
持ち込み | 預け |
○ | ○ |
【リチウムイオン電池】
持ち込み | 預け | |
100Wh以下のもの | ○ | × |
100Whを超え160Wh以下のもの | ○(1人あたり2個まで) | × |
160Whを超えるもの | × | × |
【乾電池】
持ち込み | 預け |
○ | ○ |
【リチウム電池】
持ち込み | 預け | |
2g以下のもの | ○ | × |
2gを超えるもの | × | × |
こんな風になっています。
ざっくり言うと、
リチウムイオン電池の場合
・手荷物として預けるのは不可
・100Wh以下は何個でも持ち込みOK
・100Wh~160Whは2個までOK
・160Wh以上は不可
ってことですね。
でも、「そもそもWh」って何だ? と思ったかたもいるかもしれません。
普段見慣れたmAh表記に変換する必要があるんです。
Wh表記からmAh表記に変換すると……
今回は、航空会社ANAの公式サイトを元に、WhからmAhに変換する方法を紹介します。
上の写真は、筆者が使っているパナソニック製のモバイルバッテリーの裏側を写したものです。
赤く囲った数字をもとに計算します。
定格定量(5800mAh)÷1000×定格電圧(3.7V)=ワット時定格量(21.5Wh)
※定格入力、定格出力の値ではないのでご注意を
だいぶ余裕ありますね。
この計算方法でさきほどの表をmAh換算すると
・100Wh=27027mAhまでのバッテリーは何個でも持ち込み可
・160Wh =43243mAhまでのモバイルバッテリーは2個まで持ち込み可
・それ以上は不可
となりました!
「20000mAh程度なら何個でも持っていってよし!」
と覚えると良いのではないでしょうか。
なぜ機内持ち込みに制限がかかる?
iStock.com/BongkarnThanyakij
そもそもなぜ、こんな規定があるのでしょう。
それは、発火の危険性があるからです。
実際に、2016年8月に乗客のモバイルバッテリーが突如発火し、緊急着陸をしたということがありました。
そして、それまでも各航空会社が独自で規定を出していましたが、2016年に国際民間航空機関(ICAO)が正式に、旅客が受託手荷物にリチウムイオン電池を預け入れることを禁止すると発表しました。
人気のAnkerで、機内に持ち込めるおすすめのモバイルバッテリー
moovooで過去に紹介したAnkerのモバイルバッテリーも機内に持ち込むことができます。
ぜひ、モバイルバッテリーを手に旅先へ行きましょう。
関連記事はこちら
モバイルバッテリーの記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_