イヤホンには寿命がある?長持ちさせる秘訣もご紹介します
皆さん、音楽を聴く時はどんな時ですか?
最近は携帯電話に音楽をダウンロードしたりYouTubeで音楽を聴いたりする方も多いと思います。一人で見聞きする場合、イヤホンを使用しますよね。どこでも好きな時に自分の時間に浸ることができるイヤホンは、素敵なミュージックライフの必需品となっています。
そんなイヤホンに寿命はあるのでしょうか?いろんなところに持ち運ぶものですから、けっこうダメージを負っていても不思議ではありません。この記事では、イヤホンの寿命について考察していきます。
イヤホンが寿命を迎える時はどんな時?
寿命という定義は色々とありますが、当記事では壊れて使えなくなることを寿命とします。
さて、イヤホンの寿命についてですが、具体的に何年持つ、何時間再生できるといった耐久性については明確化されていません。機械の多くは「5年」が一つの目安であることが多いですが、イヤホンに関してはその限りではありません。何か原因があることで、イヤホンが使用できなくなるのです。その理由を述べていきます。
断線
イヤホンが寿命を迎えるケースで一番多いのは断線です。
細いコードを様々な場所に持ち運ぶ為、コード内部の導線が切れてしまう場合があるのです。イヤホン以外にも、電話線やLANケーブル等も同様のことがありますよね。特にLANケーブルは断線しやすいケーブルとして有名です。
イヤホンの断線しやすい場所は根本の部分です。携帯の充電ケーブルも、根本の部分が断線することが多いはずです。使用頻度が高い上、重力等の圧力で曲がりやすい箇所である為でしょう。ポケットの中にイヤホンを入れている時も、根本部分だけ極端に曲がります。多少の強化をしているイヤホンは多いですが、寿命を迎えないようにする為にも大事に使いたいところです。
環境
音響機器に多いのですが、イヤホンの寿命は使用環境に大きく左右されます。イヤホン内部にゴミが溜まっていくと壊れやすくなる為、塵が舞っている部屋で保管、使用していると壊れやすくなるのです。イヤホンの寿命に関わってくることですが、そもそも部屋は綺麗な方がよいですよね。
プラグ部分の劣化
イヤホンが寿命を迎えるケースで意外とあるのが、プラグ部分の劣化です。手汗をかきやすい体質の方は実感があると思いますが、よく触れる金属部分が酸化しやすくなります。プラグ部分も当然金属ですので、同様の理由から電流を通さなくなることがあります。寿命を迎えにくくする為には、触った部分をハンカチなどでふいてあげる癖をつけるとよいと思います。
バッテリーの寿命
これは無線タイプ(Bluetooth)イヤホンに限った話ですが、バッテリーが寿命を迎えることで使用できなくなります。毎日長時間使用する方は、バッテリーが持たなくなる経験があるはずです。継続して使用したい方は、メーカーに問い合わせをして、寿命を迎えたバッテリーを交換するとよいです。価格によっては購入し直すという方もいるでしょう。
イヤホンの寿命を延ばすには?
イヤホンの寿命の長さが断言できない以上、使用や保管する際に注意をすることで、寿命をより長くしたいものです。具体的にどういうことをすれば、イヤホンの寿命は延びるのでしょうか。
普段していることを直すことで寿命は長くなりますので、いくつかご紹介します。
コードリールを使用する
iPhone等にも初期付属でついてくるリールですが、普段使用せずにスマホにコードを巻いて持ち運んでいる方を多く見かけます。
実際、リールは持ち運ぶ際に非常に便利です。サイズは小さいですし、コードが絡まる心配がありません。ポケットの中にイヤホンを雑に入れてしまうと、どうしてもコードが予期せぬ絡まり方をしてしまいます。その頻度が多ければ多いほど、イヤホンが寿命を迎えやすくなってきます。コードリールを持っているのなら、なるべく使用しましょう。
巻き取りタイプのイヤホンを使用する
新しくイヤホンを購入する場合におすすめします。掃除機のコードの様に、ワンタッチでコードを巻き取ることが可能なタイプです。
比較的低価格のものから存在しますので、イヤホンが断線で寿命を迎えてしまった経験があるなら良さがわかると思います。リールを別途持ち運ぶ必要がない為、保管が非常に楽になります。様々なメーカーから商品として出ていますので、選択されてみてはいかがでしょうか。
イヤホンケースを使用する
イヤホンが断線する場合に多いのは、持ち運ぶ際の保管状態の悪さにあります。
ポケットではなくバッグに入れていても、イヤホン単体で入れていてはぐちゃぐちゃになってしまいます。バッグの中にある他の物に当たって傷がつくということもありますから、本当に大事に使うならばケースが一番安全です。当然寿命の観点からも長持ちしやすくなりますし、塵対策としてイヤホンにゴミが入りにくくもなります。すっと使うには一手間増えてしまいますが、その分イヤホンにとっては一番よい保管方法です。
L字型プラグのイヤホンを使用する
プラグ部分が寿命を迎えにくくする為、L字型の差込タイプを使用するのも一つの手段です。握る部分が広くなる分、抜き差し時にプラグを触らないで済むことが多いです。
さらに、スマホにイヤホンを指したまま落としてしまったとします。直線型だとダメージを強く受けてしまいますが、L字型だとプラグを中心にくるっと回転してくれます。
安全の観点から寿命を長くしてくれるのがL字型です。
ただし、デメリットも場合によってはあります。差込口が深いタイプの場合、L字型のプラグだと差し込むことができないことがあるからです。デバイス次第では使用できないことがありますので、L字型を選ぶ場合は差込口を確認してからにしましょう。
〈編集部PICK UP!〉おすすめのイヤホン
ここからは、編集部がPICK UPしたおすすめの壊れにくいイヤホンをご紹介します。
エクセルサウンド 巻き取り式アルミハウジングカナルヘッドホン
巻き取りタイプでリーズナブルな価格のイヤホンです。音質にはそこまでこだわらない方にぴったりのアイテムです。
コードは太いものではないので、巻き取りの際にはゆっくりと丁寧に巻き取ってください。
HUAWEI FreeBuds Pro3
高音質な音楽を楽しみたい方におすすめのアイテムです。独自のデュアルドライバーを搭載しており、ダイナミックなサウンドを実現。骨伝導センサーが通話時の集音能力をサポートしてくれます。
IP54規格の防塵・防滴性能で、雨や汗にも強いのが特長。充電ケースにナノガラス素材を採用し、耐摩耗性を32%向上するなど、耐久性にもこだわっています。有線タイプのイヤホンしか使用してこなかった方は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。充電の必要はありますが、移動時間に使用することが多い人にとっては快適なイヤホンとなるはずです。
UGREEN イヤホンケース
Photo by Amazon
頑丈な箱型ケースです。様々な有線タイプのイヤホンに対応します。イヤホンの寿命を少しでも長く大切に使いたいという方でしたら、こちらのケースはいかがでしょうか。収納の仕方は比較的シンプルですが、箱の中でイヤホンを固定するだけでかなり違います。プラグやイヤホン本体の根本が曲がらない為、安全に保管することができます。単体でイヤホンを持ち運ぶよりも寿命が長くなることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
イヤホンが寿命を迎えるには様々な要因があります。しかし、寿命の要因として一番多い断線に関しては、保管方法を変えるだけでかなり長持ちするようになります。素敵なミュージックライフを過ごす為にも、大事なイヤホンの寿命を延ばす為にも、取り扱いはきちんと考えて行いたいものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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