レコードプレーヤーおすすめ9選 音楽を楽しむ豊かな時間を
レコードプレーヤーは、近年多くの人気アーティストがレコードをリリースしたことで、親しみのない世代からも注目を集めています。使い方が難しそうにも思えますが、簡単に再生できるものも続々販売されています。
ブーム再来に乗っかって、レコードプレーヤーのある贅沢な暮らしをはじめてみませんか?
レコードプレーヤーを選ぶ5つのポイント
レコードプレーヤーのことをよく知らない方でも、製品を選ぶ際に押さえておきたいポイントを5つご紹介します。
フォノイコライザー内蔵の有無
レコードプレーヤーはレコードに刻まれた音楽信号を読み取り再生するものですが、そのままミニコンポやアンプにつないでも、音が鳴らなかったり、音が小さすぎて聞こえないことがあります。
実はレコードに音楽を記録する際は、高音は大きく、低音は小さく周波数を調整する独特の記録方法を採用しています。そのためレコードを聴くためには、この独特の周波数をフラットな状態に戻す必要があるのです。この修正を行ってくれるのがフォノイコライザーという機器です。
レコードプレーヤーとは別に用意しなければいけないものもありますが、入門機には最初から内蔵されているものも多く、その方が使いやすいです。また、フォノイコライザーの出力をオンオフできるものだと、後に単体のフォノイコライザーを接続したくなったときに重宝します。
回転方式・回転数
レコードプレーヤーを選ぶ際には、回転方式や回転数も確認しておきましょう。現在主流の回転方式はベルトドライブ式とダイレクトドライブ式の2つです。
ベルトドライブ式は、別々に置かれたモーターとターンテーブル(回転盤)をベルトでつなぎ、ベルトを介してモーターの動力を伝えるものです。稀に回転ムラが見られることもありますが、基本的になめらかな回転が特徴です。汎用的なモーターを使うことができ、レコードプレーヤーの価格を抑えられるというメリットもあります。
ダイレクトドライブ式は、モーターの上に直接ターンテーブルを置いて回転させるもので、起動や停止が速いことや、ムラのない安定した回転が魅力です。精度の高い専用モーターが必要となるため高価なものが多いです。
回転数については、1分間あたり33と3分の1、45、78回転などがあるため、レコード再生に対応した回転数も確認しましょう。
カートリッジの種類や付属の有無
カートリッジはレコードの音楽信号を読み取る重要なパーツで、読み取った音楽信号を私たちの耳へ音楽として届くように変換するのが、このパーツの役目です。いわゆる針が付いてついている部分を指します。カートリッジはマグネットを振動させるムービング・マグネット型(MM型)と、コイルを振動させるムービング・コイル型(MC型)の2種類があります。
MM型は安価で使いやすく、MC型は音質が良いと評判で、使いこなすにはコツがいるため上級者に人気です。カートリッジはレコードプレーヤー専用のものや、自由に交換できるユニバーサルタイプがあります。音質を大きく左右するカートリッジの交換はレコードプレーヤーの醍醐味でもあります。
USB端子の有無・Bluetooth接続の可否
アナログ音楽を音楽プレーヤーやスマートフォンで楽しみたいという方も少なくありません。現在は、そうしたニーズに応えるレコードプレーヤーも多く販売されています。
USB端子がついているレコードプレーヤーなら、USBケーブルでパソコンとつないで、アナログ音源をデジタル化してスマートフォンや音楽プレーヤーに取り込むことができます。デジタル化に対応しているレコードプレーヤーには、専用のソフトウェアが付属されていることがほとんどのため、難しい操作も要りません。
さらにBluetoothを搭載したレコードプレーヤーなら、Bluetooth対応のスピーカーやヘッドホンでレコードの音楽を楽しめます。自分のライフスタイルにあったものを選べば、想像よりもずっと気軽に楽しめます。
そのほかの本体の品質(キャビネット・インシュレーター・ダストカバー)
レコードプレーヤーは振動を抑えることが音質向上につながります。より高音質で音楽を聴きたいのであれば、本体部分にもこだわってみましょう。
まずはキャビネットと呼ばれる土台部分です。大きいものや、重い材質の方が振動による影響を受けにくいです。また、レコードプレーヤーの音質を保つには水平な場所に設置することや、ほかの機器の振動に干渉されないことも重要です。そのためにも、インシュレーターというキャビネットを支える脚の部分の安定感をチェックしましょう。水平に調節できるものだとなお良いです。
さらに、ホコリからレコードプレーヤーを守るためのダストカバーが付いていれば保管時に安心です。
〈PICK UP!〉レコードプレーヤーの人気おすすめ商品
再生が楽になるフォノイコライザー内蔵モデルやUSB端子付き、Bluetooth接続可能なモデルなど、初心者から上級者まで、幅広い層に愛用されているレコードプレーヤーをピックアップしています。
Denon、ION Audio、オーディオテクニカといった人気メーカーからおすすめ商品をご紹介します。
スピーカー搭載でこれ1台でアナログレコードを楽しむことができるION Audioのレコードプレーヤーです。デジタルファイル化してスマホなどに取り込むことで、どこへでもレコードの音楽を持ち運ぶこともできます。
扱いやすいので、初めてレコードプレーヤーを購入する方におすすめの製品です。
USB端子の差し込み口がついたDenonのレコードプレーヤーです。Trans Music Managerというソフトが付属されているため、楽曲情報やトラックの番号などを判断して記録することができます。さらに録音ファイルの編集もおこなえます。
懐かしいレコード音源をデジタル化して保存したいという方におすすめのレコードプレイヤーです。カラーはブラックとシルバーの2種類で、ターンテーブルにはアルミダイキャストを使用。レコードの安定した回転を支えます。
イヤホンやヘッドホンでも有名なオーディオテクニカが、2019年に発売を開始したレコードプレーヤーです。カートリッジメーカーとしてスタートしたオーディオテクニカのアナログ技術は50年以上続くもので、その音にも期待できます。
レコードプレーヤーには、Bluetooth機能が搭載されているのでワイヤレススピーカーやヘッドホンと接続して楽しむことができます。33と3分の1、45回転に対応し、ボタン一つで再生と停止ができるフルオート式のターンテーブルを採用しています。
純粋にアナログレコード盤を楽しみたい方の入門機におすすめのレコードプレーヤーです。振動を抑えて安定させるベルトドライブ方式を使用し、なめらかな回転を実現します。軽量で耐久性のあるアルミ製のストレートアームを使用しているのでクリアな音の広がりを楽しむことができるのも特徴です。
フォノイコライザーアンプとフォノダイレクト出力の切り替えも可能。高級感のあるシックなグロス塗装でインテリアにあわせやすいのもポイントです。
フォノイコライザーが内蔵されていて、本体のスイッチ操作でLINE出力と簡単に切り替えることができます。ゲインセレクト機能という音の調整機能がついているため、LOW・MID・HIGHの3段階から出力音量を選ぶことができ出来るのもポイントです。
アナログレコードの音をワイヤレススピーカーやヘッドホンで楽しみたいときには、Bluetooth機能を使って接続することができます。
老舗オーディオメーカーDenonは、国産第1号の蓄音機を開発したメーカーです。コンパクトなボディに、オンオフ切り替え可能なフォノイコライザーを内蔵したDP-29Fは、初心者でも簡単に扱えるシンプルさが特徴です。スイッチひとつで自動で針が下り、自動で再生を終了してくれるフルオートシステムを採用しています。
手を伸ばしやすい価格帯と機能性が、レコードプレーヤー初心者にもおすすめです。
ION Audioは充実の機能を持つコスパの高いレコードプレーヤーを数多く販売しています。Archive LPはステレオスピーカー内蔵で、レコードをセットすれば簡単にアナログの音楽を再生できる簡単な操作性が特徴です。
USB端子を使えば、スマートフォンやパソコンにデジタル化して取り込むこともでき、RCA端子ではお手持ちのコンポやスピーカーにつなげます。専用のソフトウェアも付属しています。初心者でも楽しめる、見た目にもおしゃれなオールインワンレコードプレーヤーです。
AT-LP7は、ノイズやひずみを抑えた原音に忠実なHi-Fiサウンドを楽しめます。水平に設置できるように調整できる大型インシュレーターや、アルミニウム合金ダイキャスト仕上げの丈夫なターンテーブルを採用し、クリアな音声を追求しています。
フォノイコライザー内蔵、USB端子付き、楽曲情報を自動認識するソフトウェア、専用設計のカートリッジなど、機能も充実しています。初心者から上級者まで、幅広い層におすすめのレコードプレーヤーです。
現代的でモダンなデザインが、暮らしをワンランクアップさせてくれそうなDenonのDP-400です。あらかじめMM型カートリッジが付属していますが、自由に交換可能なユニバーサルタイプのため、音質を自由に変えたい中上級者も楽しめます。
ターンテーブルの回転精度を高める回転制御機能、自動で再生・終了するオートリフトアップ・ストップ機能なども搭載しています。フォノイコライザーを内蔵しているため、アンプやスピーカーにもつなぎやすく、初心者でも使いやすい本格的なレコードプレーヤーです。
レコードプレーヤーでワンランク上質なライフスタイルを!
レコードプレーヤーは難しいと思いがちですが、音楽をいつでもどこでも簡単に聴けるデジタルな時代だからこそ、少し時間や手間をかけて音楽を聴くことが特別に感じられます。
レコードプレーヤーのある暮らしで、ワンランク上質なライフスタイルを送ってみてはいかがでしょうか。
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