ロードバイクライトおすすめ7選 明るく安全な人気モデルについても解説
ロードバイクの魅力は快適な走りでしょう。スムーズな走行でスピードが出やすいので、安全に楽しむための準備は欠かせません。
特に夜間走行時には、道路交通法*でライトの点灯が義務づけられています。しかし、数あるライトの中から、自分のロードバイクにあう明るくて安全なモデルを選ぶことは難しいかも知れません。
この記事では、夜間の安全を確保するために欠かせないロードバイクのライトの選び方を、明るさ、バッテリー、取り付けやすさといったポイントから解説します。さらに、ECサイトなどで特に人気を集めるおすすめ商品を厳選して紹介します。自分にぴったりのアイテムを見つけて、夜間のロードバイクも安全かつ快適に楽しみましょう。
ロードバイクの安全はライトで決まる!夜間走行時に知っておくべきこと
ロードバイクは下向きのドロップハンドルが特徴の自転車。軽量で変速段数が多く、細めのタイヤで高速走行に対応できるように設計されているのがシティ車との大きな違いです。ロードバイクのライトについて詳しく見ていきましょう。
点灯義務があるフロントライトとリアライト(テールライト)
道路交通法の第五十二条によって、自転車を日没から日の出までの夜間帯に走行するときはライトを点灯することが義務付けられています。各都道府県の条例では、性能や色など具体的な指定があるのでお住まいの地域に該当する内容を確認しておきましょう。
例えば、東京都道路交通規則の第九条では、フロントライト(前照灯)の色は白か淡黄色のものと指定。前方10mの距離のところにある障害物を確認できる光度が求められています。リアライト(尾灯)の色は赤で、後方100mの距離から点灯しているのを確認できる光度のもの。リアライトが点灯していれば、反射板は必須ではありません。ご自身の自転車がこれらの基準を満たしているか、今一度確認しておきましょう。
usb充電式などロードバイクのバッテリーは3タイプ
ロードバイクライトのバッテリーにはおもに乾電池式、USB充電式、ソーラー充電式の3タイプがあります。
- 乾電池式
ライトの明るさや大きさによって使用電池のサイズが異なります。乾電池は入手しやすく交換が簡単ですが、電池切れの心配や定期的な交換の必要があります。
- USB充電式
PCに直接挿入できる形状のものや、USBケーブルを使ってコンセントのプラグなどから充電するものがあります。手軽に充電できて経済的ですが、こちらも定期的な充電が必要です。
- ソーラー充電式
その名の通り、太陽光を利用して充電します。充電や電池交換の手間はかかりませんが、天候に左右されるデメリットがあります。
ほかにダイナモ式がありますが、ロードバイクではなくシティサイクルに使われていることがほとんどです。タイヤの回転を利用して発電するものや、ハブに発電機を搭載して回転エネルギーによってライトを点灯するものがあります。
明るさの単位はルーメン・ルクス・カンデラの3種類
照明には3つの単位が使用されます。1つ目の「ルーメン」は全光束(ぜんこうそく)のこと。全方向に放出される光の総量を表すときに使う単位です。2つ目の「ルクス」は照度のこと。照らされている面の明るさを表すときに使う単位です。3つ目の「カンデラ」はさらに光度と輝度に分類されます。光度の単位として使われる場合は、ある方向に放出される光の量のことを意味し中心光度や最大光度と表現されるのが一般的です。輝度として使われる場合は、照らされている面がどれだけ明るく見えるかを表します。例えば、LEDライトを見るとまぶしく感じるのは輝度が高いためです。LEDライトには標準輝度LEDや高輝度ホワイトLEDなどの種類があります。
ブルベの夜間走行は指定ライトとヘルメット着用がルール
ブルベはフランス語で認定という意味のBrevetが語源。定められたルートを通って制限時間内に完走することで認定される長距離のサイクリングイベントのことです。世界中で行われているイベントで、日本でも各地でブルベが開催されています。200〜1000kmの中から決められた距離を走ったり、チームで24時間以内に360km以上のコースを走ったりするブルベがあります。指定されたチェックポイントを時間内に通過しする必要がありますが、平均時速15km程度と道路交通法を守りながら走れる設定です。
夜間走行時にはヘルメットの着用に加え、400km以上ではフロントライト2つとリアライトの装着が義務付けられています。
取り付け方法と防水性で選ぶ
ライトは、工具不要で簡単に着脱できるタイプが便利です。盗難防止のためにも、自転車から離れる際はライトを外して持ち歩く習慣をつけましょう。
また、急な雨でも安心して使えるよう、防水性能もチェックしてください。USB充電ポートにゴムカバーが付いているモデルなど、防水性の高いライトを選ぶのがおすすめです。
〈PICK UP!〉人気メーカーのおすすめロードバイクライト選
ここからは、おすすめのロードバイクのライトを紹介します。知名度の高いCAT EYE(キャットアイ)をはじめ、人気メーカーのおすすめ商品をまとめてみました。ぜひライト選びの参考にしてください。
CAT EYE(キャットアイ)「VOLT400 HL-EL461RC」
- CAT EYE(キャットアイ)
-
VOLT400 HL-EL461RC
- 税込み6,726円(Amazon)
-
小型なのにハイパワー
-
自転車用品の製造や販売を行うキャットアイは、大阪に本社を構える日本の開発型メーカーです。トップ水準の技術や品質が世界から認められています。
こちらは、120gと軽量サイズながら約400ルーメンのハイパワーで照射するヘッドライトです。モードメモリー機能搭載で、前回使用していたモードのもも再開できます。充電はUSB式で標準充電時間は約6時間です。オプションでスペアバッテリーや休息充電クレードルの使用も可能です。
CAT EYE(キャットアイ)「VOLT200 HL-EL151RC」
- CAT EYE(キャットアイ)
-
VOLT200 HL-EL151RC
- 税込み3,584円(Amazon)
-
軽量なエントリーモデル
-
明るさはハイモード時で約200ルーメン。95gと軽量なコンパクトライトで、入門編におすすめのUSB充電式の高輝度LEDコンパクトライトです。
充電時間は約3時間。連続使用時間はハイ点灯時が約2時間、ロー点灯時は約6時間です。充電のタイミングを知らせるインジケーターが、電池残量20%以下で点滅します。
グリーン、ブラック、ホワイト、レッド、チェレステと5カラーをラインアップ。自転車のボディカラーに合わせて楽しめます。
CAT EYE(キャットアイ)「VOLT800 HL-EL471RC」
- CAT EYE(キャットアイ)
-
VOLT800 HL-EL471RC
- 税込み12,109円(Amazon)
-
カートリッジ式バッテリー採用モデル
-
小型で軽量ながら約800オーメンのハイパワーライトです。充電時間は約5〜9時間。連続使用時間はハイ点灯時が約2時間、ミドル点灯時は約3.5時間、ロー点灯時が8時間です。
点灯モードはハイ・ミドル・ローにハイパーコンスタントと点滅をプラス。常時点灯に点滅機能が加わったハイパーコンスタントモードは、明るさを保ちつつ存在をアピールしたい時に役立ちます。
急いでハイモードに切り替えたい場合は、ダブルクリックで瞬時に変更。シングルクリックで元のモードに戻すことも可能です。
CAT EYE(キャットアイ)「GVOLT70」
CAT EYE(キャットアイ)「HL-EL145」
- CAT EYE(キャットアイ)
-
アーバン HL-EL145
- 税込み1,691円(Amazon)
-
手軽に使える乾電池式モデル
-
光源は高輝度ホワイトLEDで、明るさは約800カンデラ(約8ルクス)です。点灯と点滅の2モードの切り替えが可能です。バッテリーは乾電池式で、点灯時の使用時間はおよそ30時間、点滅時はおよそ250時間持続します。
アルカリ単3乾電池2本使用で、予備を忘れたときでも手に入れやすく交換が簡単。付属のフレックスタイトブラケットで工具を使わずに装着できます。ブラックやシルバーのほかに、ピンクやブルー、ライムなどカラーバリエーションが豊富です。
GENTOS(ジェントス)「XB-B07R」
GENTOS(ジェントス)「AXS-02R」
ロードバイクの夜間走行はライトで安全に快適走行
安全な夜間走行に欠かせないロードバイクライトの選び方と、法律上のルールについてご紹介しました。
スピードが出やすいロードバイクでは、安全対策が非常に重要です。適切な明るさのライトを正しく装着することは、自分自身の視界を確保するだけでなく、周囲の歩行者や車にあなたの存在を知らせ、事故を防ぐためにも大切です。
この記事を参考に、道路交通法をしっかりと守り、夜間も安全で快適なサイクルライフを楽しみましょう。
こちらの記事もどうぞ
関連記事はこちら
自転車の記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_






