ノートパソコンの掃除方法は?おすすめの掃除道具9選も紹介
ノートパソコンは掃除をしてきれいな状態を保つことで長持ちしますが、掃除が雑だと逆に壊れてしまうこともあるので注意が必要です。
この記事では、分解せずにできるノートパソコンの掃除方法を紹介します。できるだけ長く使えるよう定期的にクリーニングしていきましょう。
目次
ノートパソコンの掃除のやり方
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ノートパソコンを掃除する手順を見ていきましょう。
まず、掃除の前に必ず電源をオフにしておきます。
電源をオフにしたら、全体のほこりやごみを取り除きます。道具としては空気でごみを吹き飛ばすエアダスターがおすすめですが、ほこりをからめとるハンディーワイパーなどのお掃除グッズも良いでしょう。底面の排気口やUSBポートなどにほこりがこびりついている場合は、エアダスターで吹き飛ばしてください。
ほこりを取ったら、液晶画面を拭きます。通常のウエットティッシュは拭き跡が残りやすいので、液晶クリーナーがおすすめです。このとき、液晶の周辺も一緒に拭いておきましょう。
次にキーボード部分を拭きます。こびりついた汚れがある場合は、無水エタノールを使って落とします。キーボードの間にある汚れは綿棒で取りますが、取れにくい時は無水エタノールを軽くしみこませて拭いてみましょう。
最後に外装を無水エタノールで拭き上げて完了です。
ノートパソコンの掃除はこれだけあればOK!な道具4点
手順を押さえたところで、具体的に使用する道具を細かく見ていきましょう。ノートパソコンの掃除には、この4点があればまずきれいに保つことができます。
PICK UP① エレコム エアダスター ECO ノンフロンタイプ
逆さ使用OK ノンフロン仕様のダストブロワー
1つ目はエアダスターです。ノートパソコンの表面についたほこりを吹き飛ばす優れもので、ノズル付きのものであればキーボードの間のすき間に入り込んだごみもスッキリ飛んでいきます。
ノートパソコンの掃除に使う道具の中でも手軽に手に入るので、もしも使ったことがなければぜひ試して欲しいお掃除グッズです。最近は、ホームセンターなどでも見かけるようになりました。
PICK UP② エレコム クリーニングクロス KCT-009
皮脂汚れをしっかり除去
液晶画面専用のクロスです。乾いたティッシュや布などではなかなかとれない指紋や手垢などの皮脂汚れがとれます。帯電防止加工が施されていて、静電気が発生しにくいつくりです。水洗いすれば、繰り返し使えます。
メガネ拭きやスマホクリーナーを持っている場合は、そちらで代用することも可能です。
PICK UP③ 平和メディク すきまスッキリ綿棒 とんがりタイプ 100本入
硬めの綿球がすき間にフィット
細かい所のお掃除に大活躍するのが綿棒です。特にキーボードの間の細い溝は、綿棒のように細い道具でなければなかなかきれいに掃除できません。通常の綿棒ではすき間に入らない場合があるので、細いタイプがおすすめです。
PICK UP④ 健栄製薬 無水エタノールIP
布などに含ませてふき取るだけ
ノートパソコン本体にこびりついた手垢や汚れを落とすのに最適なのは、無水エタノールです。
掃除していて汚れが落ちないと、何か液体を使いたいという気持ちになるかもしれませんが、濡らせばよいというものではありません。水分が含まれた液体は、パソコン本体に入り込んで故障の原因となります。
その点この無水エタノールは、水分が含まれていないため安心です。手垢や皮脂汚れなども取ることができますし、除菌効果もあります。ただし、無水だからといってジャバジャバ使いすぎない程度にしましょう。
これもあると便利!なグッズ
ノートパソコンの掃除に最低限必要な道具以外にも、これがあると便利というグッズがあるのでご紹介します。
PICK UP⑤ エレコム 液晶用ウェットティッシュクリーナー 80枚入
ボトル容器で取り出しやすい
ウェットティッシュタイプの液晶クリーナーです。繰り返し使えるわけではないのでコストは少しかかりますが、そのぶん手間が省けます。
クロスタイプは水で洗うのが面倒で結局使わなくなる、という方には、使い捨てタイプがおすすめです。こちらはボトル型の容器でデスクにも置きやすいタイプ。持ち歩きたい方には、パックに入った携帯用もあります。
PICK UP⑥ エレコム 除電ブラシ すきま用ブラシ付き
帯電防止繊維がほこりを付きにくくする
ほこりを吸着するクリーニングブラシが1つあると、日ごろの掃除が捗ります。デスクのそばに置きっぱなしにしておけば、ちょっとした汚れが気になったときにサッと取り出してすぐに掃除できて便利です。
エアダスターやクリーニングクロスで掃除するのがちょっと億劫に感じる方におすすめです。
PICK UP⑦ サンワダイレクト 電動エアダスター 200-CD071
LED付きで細かい場所も見やすい
エアダスターがあれば必要ないのですが、こちらは電動で繰り返し使える点が便利です。
エアダスター単品に比べるとかなり価格が高くなりますが、缶のスプレーを買い替えるコストや手間を考えると、意外と安いかもしれない掃除道具です。
PICK UP⑧ ライテック 電子たばこ 清掃綿棒 速乾ウェットタイプ
エタノールを染み込ませる手間がいらない
電子タバコを清掃するための綿棒ですが、パソコンなどの電子機器にも使用できる便利グッズです。綿棒にあらかじめエタノールを染み込ませてあるので、エタノールを用意する手間がかかりません。
エタノールの成分は無水ではないものの、適度な湿り気でパソコン本体の中に入り込む心配もほとんどありません。
PICK UP⑨ アイリスオーヤマ サイバークリーン ZIP-75
くっついてごみをとるスライムタイプ
スライムタイプのクリーナーです。適度な粘着力により、ノートパソコンのほこりやごみをキャッチできます。柔らかいので、キーボードのすき間にもうまく入り込んでくれます。
ごみだけでなく菌まで吸着してくれるので、除菌効果もあるそう。さすがに繰り返し使用していると粘着力が弱まってきますが、使っているときの感触がストレス解消にもなっておすすめです。
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ノートパソコンの掃除には使わない方が良い道具
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ノートパソコンの掃除方法について様々な情報がありますが、なかには悪影響を及ぼす可能性のある道具が紹介されているケースもあるので、「使わない方がよい道具」として、一応ご紹介しておきます。
家庭用掃除機
パソコンを掃除する道具として、家庭用掃除機が紹介されていることがあります。多くの場合、パソコンを分解して、内部のほこりやごみを吸い取る用途で使うようです。分解せず、通気口やキーボードのすき間のごみを吸い取る人もいます。
パソコンの掃除用として販売されている商品なら問題ないと思いますが、吸引力の強い掃除機を使うと、キーボードが外れたり、内部のパーツになんらかの影響を及ぼしたりする可能性があるため、おすすめはできません。
水
水はあらゆる電子機器の大敵です。
汚れを取るために、つい手軽に用意しやすい水で濡らした布巾やウェットティッシュを使ってしまいがちですが、リスクを考えるとこちらもおすすめできる方法ではありません。
アルカリ性・酸性の洗剤
クリーナーで拭いてもなかなか落ちないこびりついた汚れの場合、強力な洗剤を使用したくなるかもしれませんが、これもNGです。
強いアルカリ性や酸性の洗剤は、内部はもちろん、液晶画面や外装を溶かす可能性もあるため、使用は控えましょう。
ノートパソコンの掃除は業者に頼むのもアリ
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ノートパソコンの内部にあるファンなどを掃除したいという場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
パソコンメーカーのクリーニングサービス
ノートパソコンを販売するメーカーの中には、有償でクリーニングのサービスを行っている会社もあります。基本的にノートパソコンは分解するとメーカー保証対象外になってしまいますが、メーカーの提供するクリーニングサービスならそういった心配もないでしょう。
クリーニングサービスを提供するノートパソコンメーカーのサポート情報を集めましたので、参考にしてください。
東芝dynabookサポート
内部清掃だけでなく、ハードウェアのチェックとBIOSやドライバのアップデートも行なってくれるサービスです。
価格は税込10,152円で、オプションとしてキーボードやファンの交換もつけることができます。
富士通FMVサポート
パソコンの内部清掃だけでなく、ハードウェアとソフトウェアの点検もついています。
対象となる製品は個人向けESPRIMO(デスクトップパソコン)、個人向けLIFEBOOK(ノートパソコン)、FMV-BIBLO / BIBLO LOOX(ノートパソコン)のみで、価格は税込11,304円です。
NEC Directサポート
パソコンの内部清掃に加え、ハードウェア点検、ウィルスチェック、BIOSや修正モジュールの更新を行ってくれるサービスです。
価格は税込みで16,740円ですが、点検の結果修理を行う場合はこのサービス料金が半額となります。
ドスパラ サポート
パソコンを国内で生産しているドスパラは、他社にはないサービスが特徴です。
月額680円~(税抜)で、内部清掃はもちろん、修理まで無料で行うサービスを展開しています。パソコン購入時にこのサービスに加入すると、値引きがある場合もあります。
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